燕十三に痺れた

「楚喬伝～いばらに咲く花～」を見終わって、ケニー・リン（林更新）成分補充のために「修羅の剣士」を見た。武侠小説家、古龍の作品「三少爷的剑」の映画化だ。

【あらすじ】
“剣神"として名を轟かせる最強の剣士、謝暁峰/通称:第三の師(ケニー・リン)は偽名を使い、妓楼の下男として働いていた。
一方、第三の師と戦う事を夢見ていた剣客の燕十三(ピーター・ホー)は、彼が死んだという噂を耳にして落胆する。
やがて奇縁からか燕十三は第三の師と巡り会うが、その正体を知らずに交流していく。
その頃、第三の師の許婚であった慕容秋荻(ジャン・イーイェン)は、自分の元を去った彼に復讐するために燕十三をだまし、第三の師の住む“神剣館"を襲わせる。
再び剣を取ることになった第三の師の運命は! ?

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香港映画っぽい面白いところは少し、ワイヤーアクションを使った殺陣は素晴らしい。
ケニー・リンが目的だったけど、断然ピーター・ホー（何潤東）（「三国志」の呂布の中の人）のほうが良かった。
謝暁峰はカッコイイんだけど、ああやっぱりケニー・リンだ、っていう感じ。
燕十三は、凄みのある刺青の顔もだけど（これでピーター・ホーと気づくのは高難度ｗ）、何と言ってもセリフが沁みる。


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「人生总得做几件愚蠢的事。
　生きていれば、愚かなことをする。」
「当酒喝到最烈，都没有一丝酒意，酒就没有意思了。
　どれだけ飲んでも酔わなければ、酒を飲む意味がない。」
「当自己做的一切都能够猜到结果，做人也就没有意义了。
　始めから結果が分かっていては、人は生きる意味を見失う。」

はぁ～痺れるねぇ。
武侠小説、面白そう。