25時間目  日々を哲学する

著者 本木周一 小説、詩、音楽 映画、ドラマ、経済、日々を哲学する

Ghost in the shell

2018年05月12日 | 映画
 
  うなぎを食べに津の「はしや」に行こうと思ったが、止めた、思えば、「はしや」のそばにある「松島酒店」が休みだと思いだしたからだ。ここにはウィスキーだけでなく数多い葉巻も売っている。ウィスキーをみるのもよいが、葉巻を見るのもいいものだ。
 うなぎだけで津まで車を走らせることはどうできない。付加価値として「松島酒店」が空いていればいくのだが。この逆も同じである。ぼくの中では「はしや「と「松島酒店」はセットになっている。
 尾鷲にはうなぎ専門店がとうの昔になくなった。尾鷲で調達できなくなったものに、靴がある。紳士服も入れていいかもしれない。選択肢がないのだ。
 心配するのは高速道路が尾鷲北と尾鷲南が開通して、ストロー現象がおこるのではないか、よいうことである。すると尾鷲の国道42号線の店に影響するのではないか。
 ここにはイオンがあり、マック、すき家、コメリ、主婦の店、TSUTAYA、ウィズユー、おとと、三紀茶屋、おふくろ、ハオハオ飯店、もりば、大阪らあめん、EDION、K゜sデンキ、エサキチ、などがある。など、尾鷲内の客や他所からきてこの道を通る客がいる。
 尾鷲は月に20人ー30人の人口が減って行くなかで、たとえばイオンやコメリが撤退すると困ることになる。尾鷲北か、尾鷲南でおりて、いろいろな店があるゾーンだということを宣伝する必要があることだろう。
 ぼくらは見ているしかないので、行政のなんらかの働きかけが必要のように思える。

 結局津行きは諦めて、家でラーメンを啜った。映画「ゴースト イン ザ シェル」を観た。近未来の話で、作る側の未来の姿の想像力が駆使されていた。高層ビルが立ち並び、さらに電飾化され、広告看板も立体化、移動化され、情報は脳から脳へとネットワーク化されている。人間の脳がロボットの体に移植されたり、過去の記憶が消去できるようになっている。
 観ているぼくは悩む主人公に息苦しさを感じ、映画全体を楽しむことはできなかった。この映画は愉しさに欠けるのと、深い感動をさせる力がないと思うのだった。

 思えば今日から「大相撲」である。栃ノ心に期待している。