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人生は邂逅なり

新たな出会いを求めて

★九重三俣山(みまたやま)登山

2019年06月07日 | 登山

6月4日火曜日、天然記念物にも指定されているツツジの一種、ミヤマキリシマを求めて昨年に引き続き大分県九重連山のひとつに三俣山(みまたやま)にやってきました。写真は壁紙フリー素材より。写真中央が三俣山

一昨日6月5日姪っ子の悠平も、ミヤマキリシマを愛でに霧島登山中で、美しい写真がラインで送られてきています。

今回の三俣山は標高1,744mです。草つきの台地にはミヤマキリシマの群落やシャクナゲ、イワカガミなどが咲き、美しいコースとのことです。長者原の登山口からスガモリ越コースで、頂上まで2-3時間ほどだそうですが、他のメンバーへ体力での迷惑は必至ですが、気を奮い立たせます。なお、昨年の九重登山ブログはこちらを https://blog.goo.ne.jp/enohachan/e/64138c2e791c328dc16dde1bea5c9559

自宅を午前4時過ぎに出発して午前6時45分「やまなみハイウェイ」の大曲の登山口に到着しました。どんよりとした曇り空に急いで身支度をします。

今回のリーダは御年七十数歳の河上さんです。いつもは長者原からのルートなのでしょうか、登山道を探して上りますがなかなか見当たらず、友人へ電話して、駐車場下の方とわかり10数分歩いたのに急いで下っていきます。

午前7時登頂開始です。

アセビの林が続きます。馬が食べると苦しむ程の毒を有する植物で漢字では『馬酔木』と書きますが、葉だけが有毒なのかと思いきや葉も枝も樹皮を花も全て有毒と言います。ウグイスの声やカラ類の声、遠くにはカッコウが声高に囀ります。

霧雨となりました。

ルート上の硫黄山(いおうざん)の山肌にはミヤマキリシマがまさに満開状態です。

下界の長者原には、いくつかの湯けむりが上がっています。

ここ諏蛾守越のコースは非常に眺めの良いコースです。

硫黄山は今なお活発に活動を続ける活火山であり、かつては硫黄の採取が行われていたところだそうです。

霧雨から小雨と変わりました。持参のポンチョをかぶります。

次第に小雨から本格的な雨模様となり、決断を強いられるリーダ河上さんです。

雨も本降りになり下山することとしました。ここまで1時間ほど登ってきてこれからが三俣山入口なのですが残念です。

せっかく来たのだからと、ミヤマキリシマ群落の地点まで登ることとします。

満開です。さぞかし天気が良ければ、美しい山肌が拝めたのに残念です。

記念撮影をして下山です。

雨でぬれ滑りやすい岩肌を慎重に降りていきます。

この時間はルートを登ってくるグループも多く、しっかり雨対策した方たちが力強い足取りであいさつを交わします。このご夫婦も、私より年上と思いますが、三俣山登山後すがもり峠を越え法華院温泉へ行くとのことです。よく「法華院温泉」という名は聞きますが、まだ一度も訪れたことがありません。次の九重チャレンジは法華院温泉の湯につかりたいものです。

わたしはポンチョを頭からかぶっていますが、先輩たちは雨具の準備すらなく、博多弁では、しろしかょ~!

先ほどすれ違って、登山を続けている方たちの岩肌にとりつく姿を恨めしそうに眺めてしまいます。が・・・・三俣山へはもう登った気でいる私です。

登頂半ばで断念したのですが、頂上を極めたつもりで下山スナップを1枚と促します。霧雨となりましたが、雨でぬれた体に容赦なくまとわりついてきます。

粘土の下山は非常に気をつけないと足をすくわれます。周到さが足りない私は2度滑り落ち、ズボンの足元と靴は泥だらけとなりました。

午前9時に大曲の駐車場へ到着です。このまま帰るのは忍び難いので温泉に入って帰ることとしました。昨年もナベさんと利用した「九重星生ホテル」へ向かいます。写真は昨年のもの。

昨年はナベさんと2人貸し切り状態で、三俣山眺望がハッとする素晴らしさだったのですが、残念ながらお風呂は午後2時からとのことです。それではと筋湯温泉に向かうこととなりました。しかし、平日のこんな早くにオープンしている温泉施設があるのか不安になってきました。

ネットでいろいろ調べますが、共同浴場は24時間オープンしているそうです。せっかくのお風呂は広々したきれいなところでと願う私ですが、ナビを頼りにハンドルを切ります。筋湯温泉にやってきました。共同浴場をなかなか探せませんが、目の前に大きなホテルがここなら間違いなく広い綺麗なお風呂です。筋湯観光ホテル「九重悠々亭」をスマホで調べて電話します。たぶんこのホテルも立ち寄り湯は10時過ぎでしょうが、電話に出られた方は一瞬躊躇しますが、「10分ほど待ってもらえば・・・・」ありがたいことです。なお、「九重悠々亭」のホームページはhttps://www.sujiyu.co.jp/

わたしはすべて着替えていますが、先輩諸氏はしっとりと濡れた状態です。

期待どうりのお風呂です。

露天もサウナも天然ミスト湯もあります。

日本の看板犬V2だそうで、日本に200頭しかいない希少なサモエド犬だそうです。「エンジェル君」の愛称で親しまれ、それは美しい毛並みの犬でした。5月に坂上忍さんの「どうぶつ王国」が取材に訪れ、本日の6月7日放送予定とか・・・・ただし福岡では放送なしです。

立ち寄り湯だけですが、温かいおもてなしに感謝しつつ福岡へ向かいます。エンゼルくんと「九重悠々亭」の皆様心まであったまったお風呂でした。ありがとうございました。

三俣山の頂で食べる予定で、セブンのそばを食べたいと探しまくったお昼ご飯は、帰路途中の古賀SAでいただきます。

まだお昼過ぎ、ひょんなことから朝倉市の「キリンビール 福岡工場」の話となり、私という安心できるハンドルキーパーもいることから、ビールをいただきにインターを降ります。

キリンビアファーム福岡に向かいます。

ここのビール一番搾りは色といい、プルプルの泡といい。飲まない私でさえ美味しさを感じます。ソーセージバラエティとそれぞれ3杯の一番搾りで満足しているようです。

わたしドライバーにはソフトドリンクが1杯サービスです。

帰路に着こうとしますが、「せっかく来たので工場見学もして帰ろうか。」と見学受付へ行くと、グッドタイミングで13時からのツアーに入ることができました。

麦芽の試飲などもあり、ビール行程など全く興味のなかった私ですが、いろいろな知識をいただきました。

海外にも輸出されており、韓国の市場も大きいのでしょう。韓国語での案内板もあり、本日は若い韓国人の方が一人参加していました。

ここでも3杯まで一番搾りが試飲できますが、さすがに先ほど3杯をいただいているので、オリジナル・プレミア・クロ3種の半分づつの飲み比べです。わたしにも3杯のソフトドリンクが用意されていましたが、ノンアルコールの一番搾り1杯をいただきました。

最後に見学記念の写真を撮り、いろんなことを体験して、豊かな気持ちで家に帰りました。満足・満足

もしとか ひしってやった

面白い 一日でした。


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