人生は邂逅なり

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★イチゴジャムの失敗作?

2018年04月17日 | 料理

二毛作が多い糸島の田んぼは麦穂が出て、あたり一面麦の香りが漂います。この麦畑にはたくさんのヒバリの巣があります。
あとひと月もしないうちに麦が刈り取られ田植えが始まるので、それまでにヒバリの子育ては、抱卵11~12日、孵化後9~10日と短期間で巣立ちをしなければなりません。
子供たちのたくさんの餌を確保する必要があり、今朝も「ピチクリ、ピチクリ・・・」と雄が縄張りを主張しています。雌はこの麦の中で卵を抱いているに違いありません。
写真は「日本野鳥の会」バードファンより https://www.birdfan.net/




釣りが大好きな私ですが、イカ以外は基本的に宵越しの魚は持たず、孫たちや友人・近所の皆様へおすそ分けとなります。その代わりに、この時期はトマト・きゅうり、タケノコ・タラの芽、原木シイタケなど、ありがたいことに里山の新鮮な産物が集まります。
先日は、日本を代表する福岡県産いちご「博多あまおう」をたくさんもらいました。イチゴの産地でもある糸島では、ハウスイチゴの収穫が終わるこの時期、産直市場「伊都菜彩伊都」などにジャム用のイチゴが店頭に並びます。それを見るたびにジャムづくりに挑戦してみたいと思っていたので、今回チャレンジしてみます。
イチゴはありがたいことに1Kほどあります。


初めてなのでもちろんネットでのレシピを探して作りますが、作り方もいろいろありますが、初めてのド素人ですが、イチゴが同じ1Kだったので、YouTubeの「パティシエが教える、丁寧なイチゴジャムの作り方」を参考としました。さぞかしこのパティシエは大笑いでしょうね。まずは軽く洗いながらヘタを取ります。


トレハロースという聞いたこともない砂糖の種類を使っているので、大急ぎで近所のスーパーに買い出しに行きます。お菓子作りの特殊な砂糖などある訳もなく、レモンとグラニュー糖・キビ砂糖を買ってきました。
グラニュー糖とキビ砂糖をそれぞれ200gづつ混ぜ合わせたあと、イチゴと混ぜ合わせて一晩冷蔵庫で寝かせます。こうすることで焦げないそうです。


一晩寝かせた状態です。しっかり果汁が出てきています。これを煮込んでいくのですが、不安なことが・・・・このレシピでは火を止めた後にレモン汁を入れ味の調整とありますが、ほかのレシピでは檸檬も入れて煮込む?


昨夜寝かせておいたイチゴを本日煮込んでいきます。煮込む時間は8-10分とありますが、結果アク取りに必死になり煮込み始めの時間がわからなくなりました。たぶん15分ぐらい煮込んだかな・・・・


アク取りを必死でとりますが、上手にいかず結構な量の煮込み汁まで取り除いているようです。カレー作りで使っていたアクトリ紙があれば・・・・1個分のレモンを絞りいれ味見をしてみると・・・・しつこい甘みがなくうまくできたかな?


思ったよりも量が少なく、この瓶3本となりました。が・・・・ジャムにとろみがつきません。ネットで調べると同じようなことが起こった方も多いようです。要約すると酸・ペクチン・糖のバランスが悪かったことが原因だそうですが、何処の部分が失敗か素人にはわかりません。
果物そのものの水分を使って煮詰めているので、原因はペクチンかな・・・・
潰さないでイチゴそのままだったのが悪いのか・・・・
イチゴは鮮度はいいが完熟だったのでまずかったのか・・・・
ほとんどのレシピが煮詰める時間は15分前後となっているが、時間が違ったのか・・・・


アク取りで煮込みが少なかった可能性もあるので、ダメもとで詰めた瓶から再度取り出し、すでに遅いとは思いますが、果実を少し潰し、グラニュー糖を追加して再度煮込んでみました。気のせいかすこしとろみが増したような気がします。
近いうちに再度チャレンジしたいと思います。