今や、相場の世界は「短期判断」が必要 その1
チャートだけに頼るのは危険であるが「判断」をする場合は有効な手段となる
いちろうの法則・逆いちろうの法則における
唯一の弱点を補完するのが「チャート」である
逆いちろうの法則によって抽出された銘柄の検証
4099 東1 四国化成工業 2009/6/10 445円
6月10日、455円で発生した銘柄ですが、目標の手仕舞値は401円となります
6月11日の寄値が455円でしたので、仕込値は「455円」ということになります
その後、順調に下落し、6月24日には安値403円を付けました
403円では、記録を残す意味においては、的中という形にはなりません
その後は、上昇に転じ上値ラインを越え
更に上昇し7月24日には513円の高値を付けます
7月24日に至るまでの手仕舞の判断は2回と考えられます
1回目は、上値ラインを越えた6月25日(終値414円)
2回目は、上放れを示現した7月14日(終値451円)
455円が仕込値ですから、2回目の手仕舞でも損失を出さないことになります
そのまま放置しておいた場合、8月24日には高値576円まで上昇し
完全な判断ミスといわざるを得ない状況になってしまったということになります
その後は、安定した550円前後を推移していることから
「完敗」或いは「塩漬け」となってしまうのです