株式会社 トライム

新しい情報をお届けします

フタモンアシナガバチ

2016年01月05日 14時12分41秒 | ハチ目
みなさんこんにちわ。新年明けましておめでとうございます。
トライムは1/7より通常営業です。年末は何だかバタバタしていたので、今年は思い切って6日が大掃除としました。年末だから大掃除じゃなくて、いつも綺麗にしていたいですね。2年後はクロスを張り替えるなど事務所のリフォームも考えています。やりたい事に終わりがない。こうした事柄も仕事の楽しさなのかもしれません…。私はこのお正月にじっくりと会社の方向性、ホームページ改正や自分の売上目標等、具体的にどうしていくのか真剣に考えました。誰よりも真面目に率直に全力で仲間の力を借りつつ必ず形にしていきたいです。ところで…私は大晦日から元旦にかけ、古き知人である某ご夫婦と名古屋のお風呂屋さんにでかけ、そちらで年を越しました。当時お二人は既に就寝。私は夜中に喫煙所へ。少しの間そちらに居座っていたのですが、後から入ってきた女性が声ををかけてきました。「私…家出してきたんです」(*なんと!!突然のカミングアウトに私はどう声をかけていいのか判らず)「何かお辛い事があったのですか?別に悪い事をしている訳じゃないから一晩でも二晩でもゆっくり遊んでいかれてたらいいじゃないですか。ただココにいる事はご主人様に電話された方がいいですよ。きっとご心配されています」そう伝え黙って彼女の話を少し聞きました。夜中の喫煙所は薄暗くて何だか私まで胸が苦しかったです。誰しも口に出す・出さないだけで色んな事を抱えて生活していらっしゃるんだな~。。。何かあるのは世の中の常で、自分の思うと通りに行かない事の方が多いのかもしれません。幸せの形は人それぞれですが結論は「心で感じるもの」で、人から慕われたり、愛されたり、尊重されたりする時、満足感が得られるのだと思います。笑顔で毎日過ごせたら最高ですよね。ご無事に帰宅される事を願って過ごした夜となりました。さて今日はタイトルにあります「」をご紹介します。
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フタモンアシナガバチは昆虫網・ハチ目・スズメバチ科に属しています。画像の個体は約18㎜。市街地でもよく見られる仲間です。腹部に2つの黄紋が見られる事が特徴です。北から南まで日本全国全ての地域で見る事ができます。ハチの巣を形成する種類のグループはメスが冬を越し巣を作る事から始まります。枯れ木の繊維を集め、唾液で練ってコレを巣の材料とします。この時卵や幼虫が入るひとつひとつの穴は触覚で長さを測りながら作っていると言われています。卵を入れる部屋が1つ出来ると直に、その中に卵を産み家族を増やしていくのですね。 又今年も春がやってきたら沢山の昆虫等が活動を始めます。自然界では「知らない物には接触しない」が無難です。適度な距離感で共存できたらいいですね。

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営業部 太田 衣美

トラマルハナバチ

2015年11月30日 20時55分23秒 | ハチ目
みなさんこんにちわ
実は3年前「フジテレビですが…」と一本の電話がかかってきました。話を聞くとナメクジの顔真似って言う企画でお笑い芸人さんがでる番組に使いたいとの事。忘れもしないのですがその頃「笑っていいとも」の放送が終わる時期でした。私は写真を使ってくれて構わないが、もし可能なら笑っていいともに社員全員招待してもらえないかと交渉しました(笑)勿論その条件はダメでしたが、自分の撮影した画像がテレビに出る。そしてその写真がいいって選んでくれた事が素直に嬉しくて快くお使いくださいと了解しました。しかしながらフジテレビさんはそれっきり。どんな番組にどう使ったのかお知らせもなく終わってしまいました。そしてなんと今度はテレビ東京の方から電話。アシナガバチの写真を使わせてほしいとおっしゃるのです。どんな番組に使うのかを聞いてみると、ハチ駆除の番組でその生態を紹介する時にうちの画像を使いたいと言うのです。私は即座に「じゃぁ、うちを出演させてください」ってお願いしたのですが、その撮影は既に終わっていたようで、来年こうした企画があったら是非トライムを紹介しますと。。。以前の件もあるので今回は条件をつけました。まずはどんな番組なのか、うちの写真が一瞬でも最初から最後までDVDに焼いて下さる事。そしてフェイスブックで社員全員と繋がりを持つこと。仕事も載せているから本当に真面目にやってる会社だなって思ったら絶対に紹介して欲しい。そして最後、休みをとって貴方に会いに行くので私と10分でいいからお茶する事。彼は全部約束を守ってくれました。ちなみに10分のお茶は2時間ほどのアルコール付ランチになりましたが、色んな話ができて本当に良かったです。このブログは「専門的にやってるよ」って伝えたい為に、卑しい気持ちで始めたページ。当時の自分を振り返るととても情けない気持ちになるのですが、今はお役にたててほしいと本気で思ってます。皆さん10年前ってなかなか思い出せないと思うのですが、現在ほどデジタルカメラも機能がステキじゃなくて、携帯電話の方が接写機能が優れてたんですよ。当時仲間の新しい携帯電話を借りて夜中まで撮影していた事があります。ですから当時の写真は虫さんが小さくて、画像も荒くて、今見ると「え?何コレ?」って思える程です。汚いから消してしまおうと何度か思ったりしたのですが、これもある意味歴史なんだよね!と思ってそのままにしてあります。これからも頑張って更新していきますので宜しくお願いします。余談ですがなんと今日は福島の農協さんからカメムシの写真を使わせてほしいと電話…冊子の中にお米の害虫と言う事で写真を載せたいそうです(笑)さて今日はタイトルにあります「トラマルハナバチ」をご紹介します。
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トラマルハナバチは昆虫網・ハチ目・ミツバチ科に属しています。画像の個体は体長約19mm。マルハナバチの仲間は世界で約250種が知られています。容姿はミツバチに似ていて丸く毛深くミツバチより少し大きい事が特徴でしょうか。マルハナバチは多くは植物にとって重要な送粉者なんです。種類によって吸蜜に用いる口器(中舌)の長さが違っていて蜜源の深い花、中舌の短いものは蜜源の浅い花を訪れる傾向があります。これはきっと植物が平等に送粉されるよう自然界のしくみになっているのかもしれないですね。最近ではトマトやナスの栽培の受粉でもマルハナバチが利用されているそうです。

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ヒメスズメバチ

2015年06月20日 18時02分32秒 | ハチ目
みなさんこんにちわ 
時折感じている事なんですが、根拠なく「自分が絶対に正しい」と思い、他から学ぶとか、考えを受け入れる姿勢がない?人がいますね。それが「どうでも良い事柄」でも中途半端にしか見えなくて何だか腹ただしく思える時があります。自分の考えをちゃんと持って、又それを言葉で伝える必要性はよくあると思います…これはとっても大切な事。しかしながら自分の考えを言葉にする事と、考えのないまま自己主張をする事は全く違います。例えば何かでミスをした時、根拠のない自己評価が異常に高い人は自分がいかに優れていて正しいを主張したり、言い訳を並べたりする傾向にあります。立ち止まって反省するとか、失敗の原因を分析しないで自分の体裁ばかりを優先してしまっている。「自分が絶対に正しい」という評価が前提になるので「自分は悪くない」を証明したつもりになっている。更にそこから学びがないから、失敗がただの失敗で終わってしまいます。一方、何か失敗した際に自らを顧みる冷静さのある人は、根拠のない自己評価もなく、必要とあれば頭を下げる事も大切である事を理解しています。だから失敗しても自分を信じて挑戦が続けられる人になれるのです。別に失敗を恥とも思わない。つまり、例え失敗を重ねたとしてもそれを財産にする事ができる。その違いを理解した上で「自分は正しい」が前提ではなく、常に冷静な視点を持ちながら人生に取り組める人はある意味成功者だと思います。丁寧で親切なのだけど、自分の都合を絶対いつでも通す人。自信満々な態度ではないけれど、何があっても自分が正しいという態度を曲げない人…こういう人と一緒にいるととても疲れます。何か起こった時に無意識になってしまう「自己防衛」、自分は悪くない・相手に非がある・自分は正しい…それらを説明したくなる「自分」に出会う時、正しさを自己防衛の道具にしてしまうような時、実は自己評価が必要以上に高くなっているのかもしれません。自己評価が異常に高いということは、裏を返せば「自信がない人」でもあるかもしれません。本当に正しいと信念がある人は、自分の評価を周囲に「理解させる」必要がないです。あれこれ自分の立場、正当性を説明したいという事は、弱さやもろさなのかなと感じています。常に自分自身を客観視する癖をつけたいですね。さて今日はタイトルにあります「ヒメスズズメバチ」をご紹介します。
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最近蜂駆除のお問い合わせが多いです … 

ヒメスズメバチは昆虫網・ハチ目・スズメバチ科に属しています。画像の個体は約28㎜。腹部がスマートなスズメバチですよね。腹部の先が黒いので他のスズメバチとは簡単に見分ける事ができます。最近スズメバチ駆除のお問い合わせが多くなってきました。駆除に訪問するとまだ小さい握りこぶし程度のものが多いです。小さいうちに撤去すれば安心ですし低価格ですので、早めに手配する事をお勧め致します。

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クマバチ

2015年06月06日 11時18分32秒 | ハチ目
みなさんこんにちわ 
4月から縁あって新しく事務員さんを迎える事になりました。今の所、お茶の準備と電話対応が主な業務になっています(*仕事は少しずつ覚えて貰えばいいと考えていました)しかしながらお茶出しはぎこちなく、特に電話が苦手な様子で、ある日「電話に出るのが嫌だ!」と我儘を訴えてきました(*彼女には相手の連絡先と名前を聞いてくれたらいいと伝えてあります)私は普段、必要以上に彼女に優しく接しています。そのせいで自分が苦手な事、やりたくないと思う事、それを伝えれば意見が通るのだと勘違いしてしまっているのだと思いました…甘い顔をする訳にはいきません。厳重に注意してここに居たいのならやってもらうし、少なからず私の指示は絶対的に聞いてもらうと。。。その後、色んな話をしたのですが、自分は「自信がない」と口にしていました。彼女が言う自信がない=”必要以上に恐れ過ぎている”的心情なのでしょうか。それがいつも心の中にあるようなら行動や思考が消極的になってしまいますよね…彼女に「私も全然自信ないよ」って答えると彼女は「本当に?」って嘘でしょ?的表情で笑っていました。「自信がない」は共通していますが、彼女と私は違う点が沢山あります。まずは、何か選択を迫られた時、本当にやりたい事を自身で決断できます。仕事もプライベートも質が良い人生を送りたいから、面倒くさいと思えないです。それから常にダラダラと歩いたり、だらしない事はしない。言葉使い一つでも「え~、だってさ~」や曖昧な返事で「はぁ…」「…うーん」「…(無言)」等、とても気になります。職場では「はい分かりました」とハキハキとした返事をするものです。小さな事を含めたらまだまだ沢山あります。しかしながら彼女は「認められたい」とも口にしていました。意外な言葉に驚いたのですが、まずは基本的な事から学ぶ必要があります。今迄それで生きて来たのだから一度に修正が無理でも、いつか自然と「社会人の基本」が身について貰えるように指導して行きたいです。さて今日はタイトルにあります「クマバチ」をご紹介します。
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ハチ目はこの角度が一番かわいいと思います… 

クマバチは昆虫網・ハチ目・ミツバチ科に属しています。画像の個体は約20㎜。ハチ目の仲間は様々な種類や似たような種も存在していますが、クマバチは日本固有種です。体長が大きく、翅音も大きいので怖がる人もいらっしゃるようですが、性格はいたって温厚で攻撃性はほとんどありません。クマバチの巣は、木材を利用します。大顎で木材や枯枝に長い穴を開け、奥から順に仕切って数個の部屋を作りります(*間仕切りには壁から削った材粉を利用します)又巣穴は何世代も利用しますので、一度住み着いちゃうと何年もそこにいらっしゃる事になります。

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コアシナガバチ

2014年02月24日 13時47分10秒 | ハチ目
みなさんこんにちわ 
先日会社の仲間と「ツベコベ口にする」事について話題になりました。世の中にはわざわざ言わなくてもいいのに、心の中に留めておけばいいのに、敢えて不快にさせる発言をする人がいます。私も若い頃は相手の余計な一言で毎度ムカつき、平然と口にできる神経を疑問に思っていました。昔から「口は災いのもと」ということわざがありますが、余計な事を言ってしまうと思わぬ災いを招いてしまうことがあります。実際に沈黙よりも余計なことを言ってしまう人の方が、敬遠される傾向があるように思います。まずは相手をガッカリさせる一言は絶対に辞めた方が良いです。「でも…」と反論する事がクセになっていたり、否定から入ってしまう傾向があるのならこれもダメです。頭に浮かんだことをすぐに言葉にしてしまうのも良くないですね。仕事を最前線でできない立場で先輩から指示されたのであれば「はい分かりました」の言葉以外に何があるのでしょう。見ていると先輩はとても気を使っています。殴りたいほどムカついても優しく指導し、時折ランチに出かけてコミニケーションを図り、円滑な仲間関係を作ろうと努力している。それなのに相手はそれを理解せずにぬくぬくと過保護的環境にに甘え、それを当たり前に過ごし、さらにツベコベと口にすると言う情けない状況を目の当たりにしました。(*本人達は自分で気付けないないから又言ってくださいと口にしていましたが…)素直さがあるからまだ良いものの、日頃自分の相方に常に思いやりを持ってほしいです。そして相手の気持ちを少し察せるような人間に成長してもらえたらと思いました。さて今日はタイトルにあります「コアシナガバチ」をご紹介します 
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ハチさんはこの角度が一番ステキです… 

コアシナガバチは昆虫網・ハチ目・スズメバチ科に属しています。画像の固体は約15㎜。アシナガバチ亜科の仲間は日本で11種の記録があるようです。種類によって巣のかけかたが違い、コアシナガバチは反り返った形状の巣をかけます。腹と胸の境目のくびれたところに黄色い線があり、腹の二番目の線が茶色い事がコアシナガバチの特徴です。これから暖かくなって昆虫等の活動が活発になりますから皆さんも目にする機会が増えると思います。人を刺したりする種類には気を付けてくださいね。

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オオスズメバチ

2013年11月10日 19時14分06秒 | ハチ目
みなさんこんにちわ 
今月から新しい仲間が増えました。彼は前職で現場の仕事に携わっていた方なので、飲み込みが早いと仲間が口にしています。頼もしい方と縁あったので今後に期待したいと思います…ところで、仕事をする上で大切な事は何だろうと考えさせられる出来事がありました。個人的には社会人としてのルール、遅刻や欠勤などの勤務態度がちゃんとできるか。言われた事を素直にできるか。他の社員と上手く付き合って行けるか等、仕事の能力よりも基本的な事柄を大切に考えています。又、万一ルールが守られない日があったらその後自分はどうすればいいかを真剣に考えるべきです。自営であれば気ままに仕事をすればよいですが、会社はそう言う訳にいきません。もし染みついた悪い癖的なものが存在するならそれを直していけば良いです。永い目で見守りたいと思います。さて今日はタイトルにあります「オオスズメバチ」をご紹介します 
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大きさが判るように硬貨を置いて撮影してくれました … 

オオスズメバチは昆虫鋼・ハチ目・スズメバチ科に属しています。木の根元などの土中や樹洞などの閉鎖的な空間に巣を作ります。日本に生息するハチ類の中で最も強力な毒を持ち攻撃性の高い種類です。岐阜地方は随分涼しくなりましたが先日も巣の駆除作業のご依頼がありました。。。大量の雄蜂と新女王蜂を養育しなければならない秋口には攻撃性が高まり刺傷被害は7月~11月に発生していますが、9月~10月が特に多いです。毒性が強いので、多くの個体に襲撃されると人が死ぬこともあり、日本では年間数十人の死者が報告されています。スズメバチが人を刺すのは産卵や餌を得るためではありません。自身や巣を守るためです。身の回りに飛んできたハチを叩いたり潰そうとしたり、又巣がある事に気付かず大声や振動を与え刺激を受けてしまう事が理由と言えるでしょう。見つけたら速やかに専門業者にご依頼される事をお勧め致します。

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分蜂蜂球(=ブンポウホウキュウ)

2013年04月21日 15時30分52秒 | ハチ目
みなさんこんにちわ 
先日会社の仲間とおやつタイムしていた時、何だか考えさせられる話題になりました…人はどうしたら「満たされている」と満足し仕事や生活ができるのか?と言う事です。相手に親切にしてあげたのに、一言のお礼もなく腹が立つ事があります。お礼を言葉にするのは最低限のマナーです。しかしながら、このマナーは自発的に行うものだからこそ価値がある。 相手に「礼を言え」と強要し無理やり言わせても満足できないですよね。「思い通りにならない」を受け入れるという事は、自分を無価値な人間だとへりくだる事とは違います。認めてもらえない・自信がない人にとって必要な事は、他人に何かをしてもらわなければ満足できない自分を変える事だと思います。実際自分が居なかったら会社は困るだろう、又困らせようとちょっぴり意地悪な気持ちで会社を休んだり、退職する方がいらっしゃいますがそれが理由で企業が倒産した事例を私は聞いた事がありません。「自分が1番働いている・頑張ってる」と思っていても意外にチッポケな力でしかないのです。「もっと認めて欲しい」という不満を持たないで、逆に悩んでいる自分を気づかいしてくれている人に1日でも早く気が付いて欲しいと感じました。さて今日はタイトルにあります「分蜂蜂球」をご紹介します 
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沢山の家族ですね… 

日本ではニホンミツバチとセイヨウミツバチの2種類が飼育されておりハチミツの採取(養蜂)が行われています。ミツバチさんの世界では新たな女王蜂が巣に誕生した巣に「分蜂(*ブンポウ=巣別れ行動)」と言う行動が生じます。女王バチは一部の働きバチを引き連れ巣を出て行くのです。この時女王バチを護って働きバチが塊のようになる分蜂球(*上の画像)人間の世界では娘を送り出すのに、ミツバチさんは娘にその家を継がせ自分は出ていくので逆ですね。ミツバチの働きバチは受精卵から発生する全てメスで構成されています(*所謂大奥のような世界になっています)通常メスの幼虫は花粉や蜜を食べて育ち働きバチになりますが、働きバチの頭部から分泌されるローヤルゼリーのみで育てられたメスは産卵能力を有する女王バチとなれる訳です。オスは未受精卵から発生し、巣の中では働き蜂に餌をもらう以外は何もしません。オスは女王バチと交尾するためだけにこの世に存在します。オスは女王バチと交尾するにの晴天の日を選んで外に飛び立ちます。オスバチは空中を集団で飛行し、その群れの中へ女王バチが飛び込んできて交尾。オスバチは交尾の際に腹部が破壊されるので死亡し、交尾できなかったオスは繁殖期が終わると巣を追い出される運命となります…こうした大奥のような世界は黒アリも一緒です。自然界は本当に厳しい所です…何だかかわいそうですね。。。

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クロオオアリ(兵隊アリ☆)

2013年04月16日 22時00分01秒 | ハチ目
みなさんこんにちわ 
今年に入り既にハチ駆除のご依頼ややクロアリが室内に上がってくるなどのお問い合わせがいくつかございます…。ここ最近の夏場はいつになく「暑い」と体感されている方も多いと思いますが、気温が高い・湿度が多いと言う環境は昆虫等にとって所謂「エネルギー」に変える事ができる訳ですね。もともと地球上で個体数が多いですからそれらがわずか1%増えたとすると物凄い数がそこに生存している。若しくは増えたように私たちは見えてしまいます。これから温暖化が進むにつれて更に生存率が増えますと、もしかしたら目にされる機会が多くなるのではないかと感じています…害を与えるものばかりではありませんのでうまく共存できるよう、ご提案できたらと思っています。さて今日はタイトルにあります「クロオオアリ」をご紹介します 
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アリの社会は「真社会性」と呼ばれる組織になっています。これは集団の中に女王のような個体、働きアリなどの労働する役割の階級等があって共同して子の保護が行われます。特に不妊の個体が繁殖の個体を助け、簡単に言えばその集団の中に「不妊の階級」を持つ集団の事を言います。タイトルに(*兵隊アリ)と書きましたが、その集団の中で明らかに外見が「頭が大きく見える」方達は兵隊的役割で暮らしているのです。これはシロアリなんかも一緒です。

クロオオアリは昆虫網・ハチ目・アリ科に属しています。画像の個体は約10㎜。働きアリは春から秋まで見られます。チョウ目の幼虫等小昆虫を大顎や蟻酸(=ギサン/)と呼ばれる毒液で殺して巣に持ち帰ったり落ちている昆虫の死骸などを巣穴に運び込みます。大きな獲物は多数の働きアリで協力して回収作業、巣に運び込んだ獲物はそのまま貯蔵食料にするのではなく食料庫の部屋に運び込んで解体し、素嚢(=ソノウ/*食べたものを一時的に貯蔵しておく器官)に収納します。ここに保存された食物は仲間に与えられ、共同の胃袋みたいな役割をしています。量販店に「アリを巣ごと駆除」と売られている誘因式の薬品が売られていますが、こうした習性を生かした商品なんですね。

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アゲハヒメバチ

2011年06月16日 22時16分33秒 | ハチ目
みなさんこんにちわ 
先日私の古い知人がシロアリ工事を施して下さいました…(*O様:この度は本当に有難うございました。次回5年後も是非ご検討下さい)ところで今日はそちらの施工代金を集金に訪問しました…会話の中で「今年私は70歳になりました」と「…」お元気なのでとても驚いたのですが、何より素敵に年齢を重ねていらっしゃる事がとても羨ましく思いました。加齢は、歳を重ねて避けられない「物理的」なものと、「精神的」なものの2つで大きく左右されると思います。私は若く見られる事に拘りはありませんが…年を重ねた時「あの人は素敵だよね」って言われたらとても嬉しく感じると思います。そうした女性になれるよう、できる事から努力していきたいと思った1日でした。さて今日タイトルにあります「アゲハヒメバチ」をご紹介します 
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大きな瞳がきになります… 

アゲハヒメバチは昆虫網・ハチ目・ヒメバチ科に属しています。画像の個体は約13mm。名前にもありますがナミアゲハ・キアゲハ等の幼虫に卵を産み付けて育つ寄生蜂の一種です。寄生されたアゲハの幼虫は蛹まで成長する事ができますが、成虫になる前に蛹の中を食べつくし、ハチの成虫が出ると言ったサイクルで暮らしています。ヒメバチの仲間はこのように他の昆虫に卵を産みつける種類が大変多いグループです…何だか残酷な感じがしますね。

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クロオオアリ

2011年06月04日 21時06分27秒 | ハチ目
みなさんこんにちわ 
最近「人の話を聞かない人」に振り回されています。先日…同業の方が荷物を引き取りにこられたのですが、当初私は不在で会社の仲間から電話がかかってきました。間違いがないよう”置いてある位置”を確実に指示したのですがそれ以外の場所に置いてある箱を渡す。用事があって先方へ電話をしたのですが…自分の用件を先に言う(*電話したのはこっちだよ!って言いたくなりました)加えて現場の内容を理解しないまま伝えようとするから話が咬み合わない(*意味のない長電話)悪気がないのは十分に理解しています…しかしながらどれも「思い込みが激しい」がそうした結果を生み出したように感じました。恐らく私の若い頃もそうした傾向が多分にありましたが、本を読み、人の話を聞き、色んな局面を乗り越えて事の本質が見えるようになったし、判断基準が変わって正確に物事が把握できるようになって来ていると思います。常に相手の立場になって考える様、仲間にも伝えたいです。さて今日はタイトルにあります「クロオオアリ」をご紹介します 
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ハチ目の仲間はこの角度が一番かわいく見えます…

クロオオアリは昆虫網・ハチ目・アリ科に属しています。画像の個体は約10mm。住宅地や公園に多く生息し、どちらかと言えば乾燥した地面を好んで営巣しています。アリの仲間は肉食性の強い生物で、昆虫等を殺して巣に持ち帰る他死骸なども巣穴に運び込みます。運び込んだ獲物はそのまま貯蔵食料にしないで食料庫の部屋で解体され、素嚢(=ソノウ/*体の中にある袋)と呼ばれるタンクに収納…仲間のアリが触覚で合図すると吐き戻すと言った行動をとるそうです。つまり仲間の為の栄養タンクを体に備えている事になります。アリは仲間は家族愛が強い生物なんだなって感じます。

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ニッポンヒゲナガハナバチ

2011年05月11日 21時13分59秒 | ハチ目
みなさんこんにちわ 
最近食中毒のニュースが話題になっていますね。一言に食中毒と言ってもその原因は様々で細菌性・ウイルス性・化学性・自然毒等が挙げられます。こうした食中毒に遭遇しない為に是非「予防」を心がけましょう…まずは「清潔」です。まな板や布巾等を含む調理器具の洗浄は勿論、手洗いも十分に行って下さい。次に大切なのは「菌の増殖を増やさない」です。時間の経過と伴に細菌は増殖しますので調理後はなるべく早く消費してください。又細菌は増殖するのに水分を必要としますのでまな板や布巾等を含む調理器具の使用後は早めに乾燥させる事も予防の一つです。次に大切なのは「菌を殺す」です。加熱する事で大半の細菌を殺す事が可能ですのでなるべく生食は避けると良いでしょう…参考にして頂けたらと思います。さて今日はタイトルにあります「ニッポンヒゲナガハナバチ」をご紹介します 
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何だかサルっぽい… 

ニッポンヒゲナガハナバチは昆虫網・ハチ目・コシブトハナバチ科に属しています。画像の固体は約12mm。春に蜜を求めて様々な花に集まります。こうして花に集まるハチ達は花粉を運ぶので受粉に大きな役割をしているんですね。とても良く似た種類で「シロスジヒゲナガハナバチ」が存在していますが、前翅の肘室で見分ける事ができます。

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