株式会社 トライム

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クロバネツリアブ

2013年03月04日 22時15分13秒 | ハエ目
みなさんこんにちわ 
今日は今年初のハチ駆除作業がありました…いつになく早い時期のご依頼で、何だかワクワクしてしまいました。ところで先日、あるお方から思いがけない事を言われました。「太田さんみたいに強くなりたい…!」自分自身、強いと思っていませんし、返す言葉がなく思わず笑ってしまったのですが、今振り返るとちょっぴり失礼だったかもしれませんね(*ごめんなさい)ただ一つ言える事は、私だって新入社員からスタートしています。ハイハイ先輩の指示に従って勤務し、電話の対応・お茶の入れ方、その頃をすっかり忘れてしまいましたが当時は学びの毎日だったと思います。キャリアを積んで仕事に対する気持ちが変わり、責任が与えられて今の私があります。キャリアを積んだ現在も自信はないです。「成績があがってる」は関係なく営業に出ていても今のやり方が本当にベストかどうか毎日葛藤しています。なにより注意される機会もなくなっていますから、自分で気が付かなくてはいけません。彼女の言う「強い人」とはどういった事なのか判りませんが、人としての魅力は身に着けたいですね。最終的には本人の人間性なのでしょうが、温かみがあって、謙虚で、発言に深みがあって、人に媚びない…。並べて言うならこの4つを目指したいですね。又「精神的な強さ」を言うならきっと成らざるを得ない人は強制的になってしまうものです。どうか焦らないで自分の与えられた業務であれば確実にこなし、1つずつ成長してもらいたいと思いました。さて今日はタイトルにあります「クロバネツリアブ」をご紹介します 
まずは撮影  しました画像をご覧下さい ↓

わぁぉー… 

クロバネツリアブは昆虫網・ハエ目・ツリアブ科に属しています。画像の個体は約15㎜。ツリアブ科の仲間は空中に静止している様子が吊り下げられたように見えることから名づけられたようです。成虫は花の蜜等を吸汁して生活しており、又幼虫は単独で行動する蜂類の幼虫に寄生して育つようです…余談ですが「寄生」と一言に言っても色んな形態が存在しています。寄生者が表面にいる事を「外部寄生」と言います(*ダニやシラミ等がこれに値します)又宿主の体内にいる場合は「内部寄生」と言います(*カイチュウなんかだとこれになりますね)更に宿主の細胞内に入っている場合は「細胞寄生」です(*マラリア原虫なんかが代表的でしょうか)以前アゲハチョウの幼虫を保護していた時、幼虫の体からハチが出てきた事があってショックを受けた事がありましたが、自然界はそうした食物連鎖的又弱肉強食的サイクルでバランスが保たれているんですよね。厳しい所なのだと感じています。

本日も最後まで読んで頂き本当に有難うございました 

株式会社 トライム
営業部 太田 衣美 

ムラサキナガカメムシ

2013年03月02日 22時37分05秒 | カメムシ目
みなさんこんにちわ 
今日岐阜地方は風が冷たい1日でしたね。。。ところで明日、当社の技術担当の永井が今年還暦を迎えますので岐阜市蔵前にある手力雄神社で餅まきをする事になっています…午後4時より開催されますのでお時間ある方は是非ご参加下さい。さて、当社に新人が入社した事もあり、以前にも増して思う事があるのですが最近は「質問ができる人・できない人」について考えています。質問する人は「学ぶ姿勢」がある。又しない人は「教えてもらう姿勢」になっていて、前者は業務等の行為がともなう・後者は頭で思うだけでともなわない。となるような気がします。そもそも「学ぶ」とは「真似ぶ」であり、相手の言動を真似してみようという姿勢です。言葉が理解できていないのにも関わらずそれを受け入れ、再現してみようと試みます…真似できないから質問をせざる得ない。一方、教えてもらう姿勢は「教えてもらうだけ」でそれを自分で再現しようと言う意識が低いのだと感じます…話は聞いているけど質問は沸きあがってこない。これが答えなのだと辿り着きました。知識や技能が身につくのが早いのは当然「学ぶ」姿勢の方です。彼と現場業務は「1年」の約束をしていますが、早く身につけば半年でも3ケ月でも卒業すれば良い。しかしながら身につかないならもっと延長せざる得ません。常に受け身ではなくこの機会にどんどん吸収し1日も早く戦力として勤務してもらいたいと思いました。さて今日はタイトルにあります「ムラサキナガカメムシ」をご紹介します 
まずは撮影  しました画像をご覧ください ↓

小さいケド綺麗ですね… 

ムラサキナガカメムシは昆虫網・カメムシ目・ナガカメムシ科に属しています。画像の個体は約4㎜。濃い茶色に黒いまだら模様…前翅の膜質部に小さな黒い円形の斑点があるカメムシさんです。人で言うお尻の先端部分が透明になっていますね。こうした点はその他カメムシにも多く存在しています。スギやヒノキを加害するカメムシとして知られており、地域や年によって発生の数が違うそうです。カメムシといえば悪臭を放つ虫として知られていますが、普段から臭いを出しているわけではありません。何かしらの刺激をうけた際に悪臭を出し、仲間に対して警報の役割を果たしているようです。皮膚や衣服に付いてしまうとなかなか落とす事が出来ないので注意しましょう。屋内に侵入してきた時は優しく追い出してあげて下さいね。

本日も最後まで読んで頂き本当に有難うございました 

株式会社 トライム
営業部 太田 衣美