株式会社 トライム

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サビヒョウタンゾウムシ

2013年05月25日 09時45分43秒 | 甲虫目
みなさんこんにちわ 
先日得意先からご相談のお電話がありました…。内容は中古住宅をリフォームし引き渡しした建物からシロアリが発生。クレームのみならず弁護士さんまで連れてきた。と言う事でした。
中古である以上、年数劣化のリスクはありますが、中古住宅を売買する際「瑕疵担保責任(=カシタンポセキニン」と呼ばれるものが生じます。その中でよく問題にされるのはシロアリ(建物本体に限る)の生息及び雨漏れです。売主がそれを知らなかったとしても「瑕疵」があるものとして、売主に瑕疵担保責任を問う事が可能です。個人売買では、この瑕疵担保責任を3か月以内、若しくは免除が通常ですが、不動産業者が売主ですと引渡日から2年以上とする契約をする以外は、瑕疵を発見してから1年は責任を負うという民法の原則に従う事になります。しかしながらそれらをチェックして引き渡しをする義務はありません。実際住んでみないと、判明しない事も結構あります。こうしてみると不透明な事も沢山ありますが、中古と言えど一生のお買い物です。納得して慎重に決めたいですね。さて今日はタイトルにあります「サビヒョウタンゾウムシ」をご紹介します。
まずは撮影しました画像をご覧ください ↓

… 

サビヒョウタンゾウムシは昆虫網・甲虫目・ゾウムシ科に属しています。画像の個体は約8㎜。ゾウムシの仲間は体表は硬くて頑丈な外骨格(=ガイコッカク/*、皮膚に付属するように形成される骨格の事)に覆われています。頭部から吻(=フン/*口先)が長く伸び、その先に口がある種類が多が多いです。動きが遅く頑丈な外骨格で身を守ります(*鎧みたいな役割になっているんですね)又敵に出会うと偽死(=ギシ*死んだフリ)をする種類がおおいです。サビヒョウタンゾウムシは後翅が退化しているので飛ぶことができません。地肌は黒色。鱗片の一部分が剥がれていて画像の子は地肌が見えているのでマダラ模様にに見えてます。

本日も最後まで読んで頂き本当に有難うございました 

株式会社 トライム
営業部 太田 衣美 

アカマダラカゲロウ

2013年05月11日 23時22分35秒 | カゲロウ目
みなさんこんにちわ 
最近私は悩みを抱えています…目標が高いと言う事は素晴らしい事だと思うのです。しかしながらそれに備える努力は全くしないで理想ばかりを口にします。
よっぽど自分が優秀なのだと思い込んでいる証拠なのかもしれませんね。現在自分は「特別で優秀だ」と思い込んでいる人は、自分で考えているハードルが低い状態なのだと思います。その為に「何をするのか?」この実行力こそが実力になるのです。以前何かの本で起業家にとって最も重要なのは「自分は成功するんだ」という信念なのだと書いてありました。私にいつもアドバイス下さる大先輩の社長にも「まずは願う事」と言われた事があります。これは紙一重的事柄なのでしょうが、こうした自分への洗脳は大切だと感じています。しかしながら「根拠の無い思い込み」ばかりが耳に入り、それが幼稚に思えて本当にバカバカしい。信念を持っている人であれば、自分の目標を実現させる為に行動し、着実に実力を付けていくという方法を取るはず。今後に期待したいと思います。さて今日はタイトルにあります「アカマダラカゲロウ」をご紹介します 
まずは撮影  しました画像をご覧ください ↓

複眼がとっても大きい… 

アカマダラカゲロウは昆虫網・カゲロウ目・マダラカゲロウ科に属しています。画像の個体は約6㎜。カゲロウ目の仲間は昆虫の中で最初に翅を持ったグループだと考えられています。幼虫は水生で暮らし、半変態(=ハンヘンタイ)と呼ばれる特殊な変態(=ヘンタイ/*生育過程において形態を変える事)で成虫になるんです。昆虫等は変態や脱皮等をして成虫(*大人)になって行くんですね。
*卵→幼虫→蛹→成虫 / 完全変態(*代表的なチョウなんかは「蛹」と言う段階を経て成虫になります)
*卵→幼虫→成虫 / 不完全変態(*当社が一番対象にしているシロアリは「蛹」と言う過程はありません)
*卵→幼虫→亜成虫→成虫 / 半変態(*亜成虫と呼ばれる過程には翅があり空を飛ぶことができます。生殖能力を除いては成虫と同じで、これはカゲロウ目のみに見られる過程です)
その他に多変態・過変態・同変態・無変態・再変態などなど色んな形態が存在します。

本日も最後まで読んで頂き本当に有難うございました 

株式会社 トライム
営業部 太田 衣美 

社会性昆虫の繁栄

2013年05月02日 22時05分03秒 | Weblog
みなさんこんにちわ 
ゴールデンウィークはお出かけでしょうか?当社はいつでも対応可能ですのでお気軽にお問合せ下さい。毎月数件以前訪問した顧客様から工事ご依頼のお電話を頂きます。忘れないでいて下さる事が本当に嬉しいです。今は自分の営業スタイルがある程度確立しているので、以前より随分落ち着いてお話もできるようになりました。しかしながらその分自分を見つめ直す時間が減った気がします。メンテナンスの必要性がちゃんと相手に伝わっているのか?…現在に満足しないで常に向上し業務を進めたいです。ところで先日某業者の方が年内に退職するのだと報告がてら事務所にいらっしゃいました。彼は「自分を怒らせるとこうなるんだ。自分が辞めたら会社が大変だろう。ざまぁみろ」的な話をされます。凄く自信があるのですね…話を聞くだけで正直イライラしてしまいました。本来「自信」とは他人に自慢したり分からせたりするものではないと思います。しかしながら自信過剰と呼ばれる人の多くは、必ず相手に「自信を認めさせよう」とする傾向にあります…人は挫折や失敗する過程で「謙虚」を学習しますから、もしかしたらそうした経験をされてこなかった方なのかもしれませんね。私はこれからも初心は絶対に忘れないで、常に謙虚な気持ちと真心で対応したいと思ってます。そうした生き様にしたいと自分に誓った1日でした。さて今日はタイトルにあります「社会性昆虫の繁栄」についてご紹介します。
まずは撮影しました画像をご覧下さい ↓
下の画像は今年2度目。ミツバチさんの「分蜂蜂球(=ブンポウホウキュウ)」の様子です。地球上の生物全ては子孫繁栄の為にこの世に命を授かっています。社会性昆虫の多くはその家族の中に「生殖虫が一匹だけ」的な世界になっていて、女王様は子を産み、その他の家族は女王様や子のサポートをするような構成になっています。「子を産む」事と言うは実際に個体数は増えますが群れのミツバチ増えるだけで、ミツバチが増えた事にはなりません。ミツバチの「巣」の数が増えないとミツバチが増えたことにならないのです。ですから群れの数を増やす方法が「分蜂」で、ミツバチの様な社会性昆虫が「増える」現象なんですね。

下の画像は、現在毎日お問い合わせがあるシロアリの翅アリ…
シロアリもこうして子孫繁栄の為に出現するのです。こうした現象の現場に向かうと「翅アリとシロアリは一緒なの?」なんて質問をされる事が多いです。彼らは次世代の女王様若しくは王様なんですよ。ご興味のある方は是非ホームページをご覧下さい。

色んな世界を知るとごくあたりまえな事がとても不思議に感じる事があります。こうした「不思議」が生物学の面白さなのだと思います。

本日も最後まで読んで頂き本当に有難うございました 

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営業部 太田 衣美