株式会社 トライム

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マイマイガ(雌)

2013年08月28日 22時32分38秒 | チョウ目
みなさんこんにちわ 
今日は午前中面接を行いました。彼はテレビ等で害虫駆除の様子を見て「やってみたい」と思ったそうです…(笑)業務の話は勿論しましたが、社会人の先輩としてアドバイスもさせて頂きました。彼は今回「トライアル」と言う3ケ月の試用期間を希望しています。これはハローワークが紹介する労働者を企業が試行的に雇用し、双方が適性や職場環境等について相互に確認した上で常用雇用に移行する制度。労働者にとっては「お試し」的な気軽さがあるのかもしれませんね。私も転職をした経験があります…。それをしたからこそ断言できますが「業務内容がどうしても嫌だ」と言う理由以外はどの会社も同じだと言う事にいつか気が付きます。自分のやってみたい好奇心だけでは「こんな筈じゃなかった」と感じる事が絶対にあるものです。だから転職をする時に大切なのはどういった企業で仕事をしたいのか?を重視しないといけない。そしてもう一つ、転職の数が多いと自分の経歴に傷がつくとも伝えました。先日私の知人がマイホームローンの審査で職歴が多い事がよくないと銀行の方に指摘されていました。私達面接側も転職が多いと「辞め癖があるのかも。。。」と判断してしまう事があります。若い彼には何を言っているのかいまいち実感が湧かないと分かっていますがせっかく縁があったので。。。余計な事をしゃべるおばはんのお話でした(*チャンチャン)さて今日はタイトルにあります「マイマイガ」をご紹介します 
まずは撮影  しました画像をご覧下さい ↓

今年岐阜地方は異常に生息しておりお問い合わせが多い一つです。

マイマイガは昆虫網・チョウ目・ドクガ科に属しています。画像の個体は約60㎜。マイマイガは「世界の侵略的外来種ワースト100」の一種で、もともとはユーラシア大陸の温帯域で生息していました。幼虫は広葉樹・針葉樹等区別なく食い尽くす森林害虫で、定期的に異常発生を繰り返すことで知られています。原産地では天敵によりやがて異常発生が収束しますが、天敵のいない地域では一群の異常発生は止むところがなく、問題になっています。他のドクガ科の仲間と同様に、卵は一箇所にまとまって産み付けられ、表面にはメスの鱗毛が塗られ保護されます。幼虫は春から初夏に出現し、まず産みつけられた場所から個々に散らばります。孵化直後から糸が吐き、産まれた場所からその糸にブラ下がり風に乗って移動。成虫は卵を産み終えると死にます。

マイマイガは建物の壁面やすき間、草木等に卵を産み付けます。1つの卵塊から300~400匹存在しているんですね。駆除方法は、底部を切り取った角型ペットボトルを利用し、卵を壁等から削り取る方法。電柱など平らでない所の卵も簡単に削り取れますが、卵が取りにくい場合は、削り落としてから卵を集めて下さい。壁などから削り落としても、落とした卵から毛虫が孵化する場合があります。ご自宅で卵を見かけたら「落として、焼却ごみに出す」ようにしましょう。又卵塊を覆っている鱗毛を吸い込んだり、目に入ったりするの事があるので、マスクやゴーグルを着用してください。成虫に殺虫剤を散布してもあまり効果は期待できません。もし予防対策をされたいのであれば夜照明などで誘引させない事が一つの方法です。

調査時、卵を産んでいる現場を見ました…毎年色んな生物が異常発生的に増加しています。暑い・湿度があると言う環境は活発な動きや繁殖のエネルギーになるんですね。もともと数が多いですから通常より数%増加すると私達には異常発生?と感じてしまう数に見えてしまいがちです。これから温暖化が進むと更にそうした現象が考えられる。この避けられない環境に対応するにはそれが安全な生物なのかと言う知識をもつだけで自分の身を守れます。このブログを通じて皆さんにも是非お勉強して頂きたい気持ちです。

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営業部 太田 衣美 

ミツバチの巣

2013年08月20日 23時02分03秒 | Weblog
みなさんこんにちわ 
言葉と言うのは難しいものですね…。私はいつも会社の仲間に「真心」で業務するように伝えています。真心とは真の心、つまり「偽りや飾りなく真剣に尽くす心」を意味します。私達の業種は個人で営んでいる人から全国に支店を出されている企業もあって、本当に沢山のライバルが存在しているんです。そうした中、自分の会社が世の中の人から指示されるにはどうしたらいいのか?と真剣に考えた時期があります。他所と同じ事をしていてはきっと将来がない。でもトライムにはひたむきに一生懸命に働いてくれている仲間がいます。難しい何かにぶち当たっても「できない」ではなく何かいい方法がないだろうか考えてくれる。私はそうした仲間の能力や人柄を売りに営業活動しています。でも時々人の良さが出すぎてしまって真心=無料と勘違いしてしまう事があるんですね。あーまたやってしまってる…なんて事があります。しかしながら「やってやったぞ!」的満足な報告があるので注意がなかなかできません…少し視点を変えて自分が経営者のつもりで行動してほしいなって願う時があります。技術者と営業部門のギャップなのかもしれませんが、いつかそうした事柄も理解しながら皆で会社を盛り上げていきたいと思います。さて今日はタイトルにあります「ミツバチの巣」をご紹介します 
まずは撮影しました画像えをご覧ください ↓

みなさんは「ハニカム構造」をご存知ですか?ハニカム構造とは正六角形・若しくは正六角柱を隙間なく並べた構造を示します。これは画像にもありますが蜂の巣がそのものですね。例えば丸い形を並べると隣との接点に隙間が生じてしまいます。円形は同じ面積で最も周が短い図形ですが、その次に正六角形が円に最も近い円です。正六角形にすれば面積の無駄、巣材が最小限で効率が良く、強度も損なわない。幼虫の体系にも対応しています。全てにおいて都合が良い事が判りますね。軽量・高強度・高剛性を実現できるこの構造は自然界は勿論、建築設計や私達の身近な生活の色んな所で活用されているんですよ。今日ご紹介のミツバチの巣の材料はミツバチの腹部にある蝋腺から分泌された所謂「蜜蝋(=ミツロウ)」です。蜜蝋はミツバチが体内で合成し分泌する物質で昔はロウソクの主原料等にされていたとか。不思議が沢山ですね。

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営業部 太田 衣美 



サトクダマキモドキ

2013年08月17日 21時20分27秒 | バッタ目
みなさんこんにちわ 
お盆休みも終わり16日からトライムは通常営業です…私は長期休暇を利用して温泉に行き大衆演劇を見たり、普段逢わない知人に会ったりと充実した時間でした。しかしながらその中で何度か「イラ!}っとした出来事があります。それは若い人の態度です。先日得意先のイベントの手伝いがありました。その後ある方が個人的にお寿司を食べに行こうと声をかけて下さったのですが、誘われた男性は「何処に行くんですか?」と尋ねた後、優柔不断な態度。私は行くのか行かないのかはっきり意思表示しない彼に「どうするの?」と聞くと「いやー、あのー、帰ります」結局彼は来なかったのですがどうしてそんな対応なのか理解できないです。行きたくない若しくは約束があるなら「ごめんなさい用事があるので」とはっきり断ればいい。「何処に?」と質問した後に考えているような態度をみると相手はしらけてしまうものです。誘ってくれた彼は自分がそれを食べたかったら一人でもそこへ足を運ぶでしょう…敢えて私達に声をかけているのは気遣って下さっているのです。きっとそれが理解できていないのですね。実は先日私もそんな目に遭いました。食事に誘ったのですが「何処に行くんだ」・「誰がくるんだ」と聞いておいて「嫁が、子供が…」と煮え切らない態度で断ってきました。そうした返事ばかりだと「アイツの嫁はやかましいからね」ってレッテルが原因で皆から誘われなくなってしまいますよ。もしそうなりたくないのであれば、優柔不断な態度は絶対に辞めた方がいい。付き合いたい相手なら予定がないのなら多少の無理をしてでもでも付き合った方がいい。何より声をかけている方の気持ちを少し理解した方がいいと感じた1日でした。さて今日はタイトルにあります「サトクダマキモドキ」をご紹介します 
まずは撮影  しました画像をご覧ください ↓

葉っぱみたいな翅がステキです… 

サトクダマキモドキは昆虫鋼・バッタ目・キリギリス科に属しています。画像の個体は体長約50㎜。色んな植物の葉を食べて生活しています。平地から山地まで広くみられる大型のツユムシの一種。一見クツワムシに似ていますが似ているはずです…「クダマキ」とはクツワムシの事なんですね。クダマキに似ているからクダマキモドキと名づけられたとか。。。バッタ目は2つに大きく分かれます。一つはキリギリス亜目、もう一つはバッタ亜目です。簡単にこの分類を見分けたいのであれば触覚が長い若しくは短いと言った外見で判明できます。もう少しマニアックな事を書きますとキリギリス亜目はオスの前翅にやすりのような発音器官と共鳴室を備え、前翅をこすり合わせ鳴く種類が多いです。一方バッタ亜目にも一部鳴く種類が存在しますが、これらは前翅と後脚、若しくは前翅と後翅をこすり合わせて音を発します。その仕組みが異なるんですね。

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カシワマイマイ

2013年08月09日 21時53分24秒 | チョウ目
みなさんこんにちわ 
先日仲間と話をしていたのですが…内容は「物の言い方にトゲがある」と言う内容です。その話を耳にした時私は以前勤めていた頃を思い出しました。当時携帯電話より固定電話の方が圧倒的に多かった時代の話です。事務所には「電話連絡帳」が置いてあって、かかってきた内容を記入するノートでした。営業さんは帰社されると必ずそれを確認されるので電話を取った者はノートに書く事が業務になっていたんですね。ある営業の女性は間違った字を見つけては赤いボールペンで×を書き、まるで赤ペン先生かの様に書き直しをされていました。思いがけない行動に当時の私は驚いたものです。なんて嫌味っぽく相手に伝える人なんだろう。。。私は小さな事に拘らないです。でもあまりに気になる様なら「字が間違ってるよ」って笑って答えるでしょう。人それぞれですが、自分に悪気がなくても相手を不快にさせるような言動ってあるものなんですよね。いつも相手のことを気にしながら言葉遣いに気をつけて喋るように心がけたいですね。さて今日はタイトルにあります「カシワマイマイ」をご紹介します 
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怪しげなピンク色… 

カシワマイマイは昆虫網・チョウ目・ドクガ科に属しています。画像の個体は開帳約45㎜。幼虫はカシワ・コナラ・クヌギ・クリ・サクラ・リンゴ・ナシ・イロハモミジ等色んな植物を食草とします。カシワマイマイはドクガ科の一種ですが毒はありません。しかしながら鱗粉(=リンプン/*翅に付いている粉の事)に触れて肌アレを発症する方もいらっしゃるようです。こうした事は「被害に遭遇」しないと自分の体質が判明しないので、知らない相手には素手で触れたりしないようにしてください。今日もマイマイガ等のご相談があり現場を回っておりました。今年は少々発生が多いみたいですね。お手伝いできる事がございましたらいつでもお問い合わせください。

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オオヒラタシデムシ

2013年08月05日 22時24分03秒 | 甲虫目
みなさんこんにちわ 
今日はお調子者の仲間に注意をしました…実は以前にも別の仲間が同じような出来事をして悲しい気持ちになった時があり、それを思い出しこのブログを書いています。何度もこうした事があると言う事は私自身こそが「舐められる?」ような何かがあるのかもしれませんね。甘い上司には甘い部下…実は私が育てた結果なのかもと思いました。私は常に仕事を楽しく業務し真の「やりがい」を感じて貰えればと切に願っています。そうすれば良質な仕事にも繋がるからです。しかしながらそうした思いは全く理解していないで行き過ぎた事を口にしたりネタにしたり…境界線が判らないのなら判らせるしかないとも感じています。本当に残念でなりません。もしかしたら「自分は笑いのセンスがある」と自信があるのかもしれませんがこちらは全く笑えないです。いい加減にしろと注意でもしないと気が付けない仲間を本当に悩ましく思います。さて今日はタイトルにあります「オオヒラタデムシ」をご紹介します 
まずは撮影  しました画像をご覧ください ↓

ォォ…凄い顔ですね…

オオヒラタシデムシは昆虫鋼・甲虫目・シデムシ科に属しています。画像の個体は約20㎜。シデムシの仲間は動物等の死体に集まり、それを餌とする事で有名な甲虫です。多くは死肉若しくは死体で繁殖するハエの幼虫を捕食するなど動物の死体に依存した生活を送っています。気持ち悪いなんて思われる方もいるかもしれませんが「形ある物はずーっとそこにあってはいけない」と言う自然界の掟があります。紫外線、水、風、バクテリア等の存在でいつかはそれらが自然に還る仕組みがある中、それよりも早く自然に還させるような生き物が沢山存在しているんですね。彼らはある意味掃除屋さんみたいな役割を果たしています。


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