株式会社 トライム

新しい情報をお届けします

ヒラタハナムグリ

2015年12月14日 09時34分40秒 | 甲虫目
みなさんこんにちわ
先日友人と食事に出かけました。色んな話題でとっても楽しい時間だったのですが、彼女達は私の事を「お人好しだからとても心配している」と何度も口にされていました。自分では全くそんな意識がないから当初笑っていたのですが、そもそもお人好しって何?と思い辞書を引いてみることに…国語辞典では「人のいいなりになる人」・「好人物」と書いてある…いやいや全然他人のいいなりになんかなっていませんよ!それどころか言う事をきかないから周りが手をやいてると思います…(笑)でも1つ思い当る事があるとすれば、困っていそうな人を見たら助けたいなと本気で考えてしまいますね…その為に親身になって時間やお金を使う事が多いです。一言で表すなら「お人好し」というよりはきっと「おせっかい」なんです。「大きなお世話」と文句言われようが、何か人にしたくなっちゃう所があります。先日得意先の男性から1本の電話がかかってきました「仕事の話じゃないのですが、今月会社を辞める事にしました」と。。。お会いして事情をお聞きしたのですが、どうやら社長と喧嘩をされたようです。「業者さんを大切にしなきゃいけない」と社長はいつも口にされているそうなのですが、言ってる事と実際は違ってる。と意見された事がキッカケ…私は勝手に想像しました。きっとですが業者さんに愚痴を言われ、それを代弁し巻き込まれてしまったのだと。。。勿論理由はそれだけではないと思いますが、私は彼に「業者の立場で言うとね、仕事を与えられて絶対にそれをやらなくてはいけないと言う事はない。断る権利もある。利益がないのなら、やりたくないのならその仕事をお受けにならなかったら良かったのにね…」彼はとても驚いた顔をして「そう言う考え方もあるんですね。なるほど!」と答えていました。人の事言えないけれど、短気になったり冷静さを失うと思いがけない事になってしまうからこれからは一呼吸置いてなんでも対応できるように仕事できたらいいね…ご家族の事、次の就職先の事、彼女の話などなど本当に色んな話をしました。その中で私が早く子供を産んでいたら彼ぐらいの息子がいてもおかしくない事に気が付き「おぉーっ!まじか!」てショックもありましたが、世代は関係なく基本的に人が本当に求めているのは人の心で、何か共有できるものが見つかって、一緒に遊ぶのが楽しくなって、友達となり、その中からいつの間にか親友と呼べる人が生まれてくる。親友と呼べる友達は作るのではなく、自然とできるもの。男女関係なくお互いが気持ちの中で相手を大切に思っていれば、関係は続くし発展するものです。お辞めになる得意先の彼も、古き友人である彼女達とも永いお付き合いになるのではないかと予感しています。会社の仲間ともそうした真の付き合いができたら最高ですよね。さて今日はタイトルにあります「ヒラタハナムグリ」をご紹介します。
まずは撮影しました画像をご覧ください ↓



ヒラタハナムグリは昆虫網・甲虫目・コガネムシ科に属しています。画像の個体は約5㎜。幼虫は朽木を食べて生活しており、成虫は花に集まり花粉を食べて生活しています。一般的にコガネムシの仲間は植物の葉を齧るものが多いのに対して、ハナムグリはキク科等の植物の花に飛来して花粉や蜜を摂取するものや、樹液、発酵した果実などに集まって吸汁するものが多いんです。花の受粉に深く関わっている昆虫の一つです。
先日日本テレビから1本の電話がかかってきました。来年1月23日に放送される「世界一受けたい授業」で当社の撮影した虫さんの画像がまたまた利用されます。どうなってるの?って感じる位そんなお問い合わせがあるので戸惑っていますが、こうしたご縁で宣伝できたら嬉しいです。

本日も最後まで読んで頂き本当に有難うございました

株式会社 トライム
営業部 太田 衣美

ヤマトタマムシ

2015年09月13日 19時18分27秒 | 甲虫目
みなさんこんにちわ
先日取引先の方とメンテナンスで一緒に同行しました…(Aさん)ドアの調整ってできる?(Bさん)やった事ないからわからない…(私)ドアならネジを閉めて調整するだけだからきっとできるよ(Aさん)私は背が低いから椅子でもお借りできればできるんだけど…(Bさん)何でもできるようになるとコキ使われるから僕は基本やらない。。。結局最後は「じゃぁ、今度○○君に頼むね…」当初ネジの調整位でどうしてそんな擦り合い的会話になるのかが理解できませんでした。だって「椅子がお借りできれば」と言うならばお借りしたらいいし、もう御一方は「何でもできるようになったら損だ」と口に出していらっしゃる。何より事を進めないから改めてその現場に誰かを手配する事になりますから、効率も悪いしお客様にも今一度お時間を頂く事になります。他所の会社の方とは言え何だか悲しい気持ちにさせられました。私が思うに「何でもできる」は世界が広がると思うのです。損に感ているならば絶対に勘違いしていらっしゃいます。でももしかしたら有能な仕事のできる人が「損だ」と思えてしまうのは、皆の気がつかない事に気付き、自分で仕事を増やしている方なのかもしれませんね。 しかしながら皆が尊敬する仕事のできる人は、基本的に仕事を押し付けたりしないものです。実はトライムでも以前そんな出来事がありました…。手伝う・手伝わない的な話題が出た事があります。双方の事情を聞きましたが「自分ばっかりやっている」と考えていたようです。もしかしたら今でもそう思えてしまっているのかもしれませんが当時私は「やりたくなかったらやらなくていいよ」って本人に伝えました…「やれない仕事」なら「やれる人」にお願いするだけです。損だ得だとモノサシで考えるのも本人の人生観だからそれも仕方がないと思いました。頼られるって事、一生懸命に取り組むと言う事、相手が喜んで貰える事に「幸せ」を感じられるのと言うのは本当に素敵な事なのだと私は知っています。自分に対する評価等の理想が高いだけで、実は何もやれていない。やろうとしない。仕事は誰かの為に働いているのでしょうか?身近な相手と比較するんじゃなくて常に自分を意識して、自分の可能性を信じて行動するべきです。そしてもう一つ、自分が気が付かないだけで常に誰かが何処かで自分の事を見ています…それは忘れないでほしいと思いました。さて今日はタイトルにあります「ヤマトタマムシ」をご紹介します。
まずは撮影しました画像をご覧ください ↓

…キラキラ 

ヤマトタマムシは昆虫網・甲虫目・タマムシ科に属しています。画像の固体は約35mm。成虫はサクラやエノキ等の葉を食べて生活しています。タマムシと言えば法隆寺の「玉虫厨子(=タマムシノズシ)」が有名ですよね。先人もこの特有の翅の輝きに魅了された事でしょう。この金属光沢は薄い膜が何層も重ねた造りになっていて、キチン質の層構造がこうした美しい色に見えるんです。こうした事柄を「構造色」と言います。身近な物で例えるならCDやシャボン玉もこの構造色によってキレイに見える訳です・・・タマムシの成虫は普段高い場所に生息しているのでなかなか見かける事ができませんでしたが、何故か今年仲間が捕獲できたみたいです。

本日も最後まで読んで頂き本当に有難うございました

株式会社 トライム
営業部 太田 衣美

センチコガネの一種

2015年04月24日 18時50分42秒 | 甲虫目
みなさんこんにちわ 
先日現場同行をしました…その後、職人さん達とランチを一緒にしたのですが、その時いらした大工さんが当社K君の顔を見て「僕は君は直ぐに会社(トライム)を辞めて行くと思っていたよ。以前よりいい顔つきになってきたじゃん!」って声をかけてくださいました。本人は勿論ですが、私はそれがとても嬉しくて会社に戻ってから仲間に話をしました。彼はきっと本気で「成長したい」と考えています…彼の思う成長はもしかしたら「技術的」な事かもしれないです。でもこれはいくらやり方を学んだって実際にやる。そしてやり続ける中でしか質をあげる事はできません。それも勿論大切な事だと思います。しかしながら私は仕事を通じて「人としての魅力」を身に付けてもらえたらと思っています(*彼に限らず皆にです)人はどれだけ外見がよくて経済力があっても…そもそも魅力のない人は離れられてしまうもの。内面を磨いてこそ本物になれます。うまく言葉にできないけれど「磨かれている人」は動じないでおおらかな気持ちが持てるようになれる。一言で表すなら「余裕」が持てると言う事…でも勘違いしないで欲しい。おおらかとか余裕っていうのは「のんびり」する事では決してありません。 常に全力だけど「焦る」じゃなくて「急ぐ」ができる事。それからこれも大切な事なんですが「視野を広く持つ」と言う事。相手の気持ちや場の空気等を察する事ができる。つまり「自分だけの視点」じゃなくて「自分と相手の視点」の両方を見れると言う事です。更に「人生を楽しむ」コレもとっても大事。全てがいい事ばかりなんてならないけれど私の経験上「良い」・「悪い」というものが多い、頭の堅い人ほど人生は楽しくないものです。いかに苦労や悩み、葛藤を楽しんで取り組めるかどうか。今この瞬間の「楽しい」は何なのか?を考えるとハートが強くなれます。そして最後に、自分の「成長」を周りの誰か(*自分よりできない人とか)と比較するんじゃなくて常に自分を意識して、自分の可能性を信じる事。まだまだ並べたら沢山ありますが「成長できる方法」はちょっとした意識の中で実は簡単にできてしまうものかもしれませんね。仲間と供に磨きをかけて行きたいです。さて今日はタイトルにあります「センチコガネ」をご紹介します。
まずは撮影しました画像をご覧ください ↓



センチコガネは昆虫網・甲虫目・センチコガネ科に属しています。画像の個体は約18㎜。牛や馬の糞、若しくは動物の死骸や腐ったキノコ等で見られます…糞虫として有名です。今回ご紹介の種類は、金属光沢のあるものの地味な体色ですが、赤・赤紫・青藍・緑など美しい個体が沢山存在しています。その為昆虫採集の対象となっています。

本日も最後まで読んで頂き有難うございました。
株式会社 トライム
営業部 太田 衣美

オジロアシナガゾウムシ

2015年01月31日 10時58分50秒 | 甲虫目
みなさんこんにちわ 
今年に入り仲間の2名を業界の試験を受けさせる為に申し込みの手続きをしました。既に現場をこなしていますので業務になんの問題もないのですが、ずばりスキルアップさせる事が目的です。去年も2名を受けさせたのですが見事合格してくれました。当時…二人を見ていてとても努力してくれましたし、結果を見た時は私も心から嬉しかった事を覚えています。そして現在は去年合格した先輩が後輩を教えてる光景が毎日あります。黙って見ていて感じた事ですが「教える才能がある仲間がいる」と言う事に気が付きました。当社に新人が入るとまずは座学で「生物学入門」らしき勉強会を行います。(*今の所私の担当になっています)でも私なんかよりずっと導きを感じています。勿論教わる側が「新人」と「ある程度過程を経てきている」の違いはあるもののこの気付きは個人的に生かしてあげたいなって思える程です。私は大学で国語の講師になろうと目指していた事があります。だけど自分は人を教育するほど立派じゃない事、教えると言う難しさの壁にぶつかって直ぐに方向を変えました(*どうしても講師になりたい!って思っていなかった事も理由です)教えるとか伝えるは本当に難しい事柄です。この環境に甘えて「人に聞けばいいや」じゃなくて、自分で学んでものにする。その方がずーっと向上心に繋がと思いますが、最近は他力本願な人や「教えてもらって当たり前」って思ってるような人が多いように感じます。教える側は、それなりに学習して経験を積んでいるのです。きっと努力した人は自分がそれを苦手だった時があって、自分が上達した過程を知っているからどうやって上手くできるかを人に教えることが出来ているのでしょうね。教えた事を自分のものにしてくれれば救わますが、何度も同じこと聞かれるとイライラしちゃいますから確実にその場で解決して欲しいです。今回も良い結果がでるよう願ってます。さて今日はオジロアシナガゾウムシをご紹介します。
まずは撮影しました画像をご覧ください ↓

久しぶりのゾウムシさん…

オジロアシナガゾウムシは昆虫網・甲虫目・ゾウムシ科に属しています。画像の個体は約8㎜。春から初夏にクズに止まって生息して事が多いです。刺激を受けると、脚を腹側に抱えるような姿勢で擬死(=ギシ/*死んだフリ)をします。背面の黒白色分けの模様は、鳥の糞に擬態(=ギタイ/*自衛などの為に、体の色や形等を周囲の物や植物・動物に似せる事)しているものと考えられています。以前手に乗せて遊んでもらいましたが、結構力が強くて印象的でした。

本日も最後まで読んで頂き有難うございました。
株式会社 トライム
営業部 太田 衣美

オオクチキムシ

2015年01月26日 20時55分09秒 | 甲虫目
みなさんこんにちわ 
先日業者仲間の営業さんが「会社を辞めます」とご挨拶に来社されました(*何故だか退社される時に訪問される方が多いです)「辞めます」と来るので必ず理由を聞く事になるのですが、私から見るとそんな事は何処でもあるんじゃない?的な事柄ばかりで思わず笑ってしまいました(*決して馬鹿にしている訳ではありません)でも実際に転職してみたら意外と前勤めてた会社って良かったんだーって気が付いちゃう事もあるし、小さな不満は何処に行っても同じなんだって割り切れないとなかなか永く勤められないかもしれませんね。会社で仲間のお誕生日は必ずお祝いしています…これは以前勤めていた会社の社長が女子に花束、男子に靴下と決まって毎年頂いていました。当時私は枯れちゃうからもったいないな~位にしか感じてなかったのですが、今になってステキな事だねって思いそうしています。お子さんが小さい時はご家庭でそんなイベントもあるか判りませんがだんだん忘れられていく傾向になりますからね。思い起こすと小さな事を含めたらステキな事も沢山あったな~、以前の社長は凄い人だったのねって感じる時があります。多くの人は「自分はこんなに頑張ってる」を主張されますが、実際に評価するのは他人なんです。問題を解決するのではなく「問題を否定する」ばかりで、挙句の果てに「辞めたい」・「疲れた」・「早く帰りたい」を日常的に口にしている彼を見ていて以前からとても気になっていました。これはあくまでも私の想像ですが、きっと成績も悪かったんじゃないかな-と思います。営業職を心にためらいなく楽しいと言えるのは「仕事のコツ」と「人とのつながりを持つ」の2つがリンクしている状態の時です。いつかまた何かの形で縁あった時は愚痴や不満ばかりじゃなくて仕事を楽しんで輝いている彼に会いたいと思いました。さて今日はタイトルにあります「オオクチキムシ」をご紹介します
まずは撮影しました画像をご覧ください ↓



オオクチキムシは昆虫網・甲虫目・ゴミムシダマシ科に属しています。画像の個体は約15㎜。朽木やキノコ等を食べて生活しています。ゴミムシダマシの仲間は世界で約16000種程の記録があるとても大きなグループなんです。この仲間の多くは物陰に生息していて菌食・腐植食・地衣類(=チイルイ/*菌類や藻類の共生生物の事)等を食物としています。砂漠や海岸等に暮らしている種類もあるので生息環境は非常に広いと言えますね。

本日も最後まで読んで頂き本当に有難うございました。
株式会社 トライム
営業部 太田 衣美

ベニカミキリ

2014年10月24日 17時32分42秒 | 甲虫目
みなさんこんにちわ 
先日面接を行いました…彼の転職の理由は「社長が高級車に乗っている」・「将来性がない」・「良いと思う事を提案しても意見が通らない」等を口にしておりました。きっと小さな事を含めたら会社や上司への不満にキリがないと思います…残念ですが当社に転職したって全てに満足は得られないです。雇われ側は「休みが多い」・「給料が高い」・「人間関係が円滑」この3つが揃えば「良い会社」となるのではないでしょうか。反対に雇う側は「優秀な社員」を求めています。この優秀な社員は企業や職種によって求める質が違ってくると思いますが…何はともあれ、折角一大決心で転職という行動を起こすのですから後悔だけは避けたいものですね。でも自営業でない限り全て自分の思うようになんか事は運べません。「社長が高級車に乗る」私はいいと思います。見るも無残な車に乗られるよりよっぽど良いです。見栄もあります、実は大切な事の様に思います。その代り会社に何かあった時は彼が全て責任を持つ事になります…自分の家が会社の借金の担保になっていたり、社員の方とは違う責任が沢山あるのです…ですからお給料も1番高く貰って当然です。「将来性がない」将来性があるように自身で何か考え、行動したでしょうか。先日知人がその企業で技術部門だったのですが営業職への人事異動の辞令が出されました。本人はできる訳がない、これはリストラだと会社を退職された方がいます。やった事がない事を新たに始める事は確かにエネルギーがいると思います。しかしながら自分の会社が実際に仕事量が少なく営業力が必要であればその人事も致し方ない事柄に思います。「提案しても意見が通らない」話の進め方はきちんと順序立てて提案できたのでしょうか。何を提案されたか判りませんが「自分はいい」と思っても最終的には会社の判断になります。雇われると言う立場では縛りが必ずあり、その他に勤務態度・協調性・能力・成果、総合したものが求められ評価されるものなんです。転職で失敗したくないのであれば、自分は「どんな企業で勤めたいか」を明確にして選んだらいいと思います。さて今日はタイトルにあります「ベニカミキリ」をご紹介します。
まずは撮影  しました画像をご覧ください ↓

鮮やかですね… 

ベニカミキリは昆虫網・甲虫目・カミキリムシ科に属しています。画像の個体は体長約15㎜。ベニカミキリは、和名からもわかるように体の表面は鮮やかな紅色をしているカミキリムシです。昆虫を補食する動物に毒を持っていると思わせる警戒色でもあると言われています。幼虫の餌となる植物は、枯れたモウソウチクやマダケなど肉質の厚い竹です。竹に数ミリの丸い穴がいくつか空いている枯れた竹を見かけることがありますが、これは幼虫が排泄物を外へ出すための孔なんです。4月~5月にかけて成虫が出現します。成虫はネギの花やクリの花に集まります。

本日も最後まで読んで頂き本当に有難うございました 

株式会社 トライム
営業部 太田 衣美 


アシナガオトシブミ

2014年08月28日 19時25分51秒 | 甲虫目
みなさんこんにちわ 
先日色んな事が重なって、緊急会議を開きました。仲間の姿を見ると仕事のミスを報告する事に「とても勇気が要る」様子に感じました。もしも怒られたらどうしようと、なかなか言葉にする事がが出来ない場面が見受けられます。任されている以上「ミスをするべきではない」と理解しているから、報告する事にためらう人は多いかもしれませんね。色々と考えてみたのですが「報告をしない」要因として「報告を忘れている」又は「敢えて報告する事を避けている」という二つが存在すると思います。「報告を忘れている」という人は、きっとその時うっかりしてしまったのでしょう。反対に「敢えて報告を避けている」という人は、自分たちの立場でどうしてもやらなければならない。そしてそれが間違っていないという確信があるような場合に、誰にも知らせず自分たちで物事を進めてしまおうという気持ちになるかもしれません。しかしながら「不備やミスを隠す」「不都合なことを言わない」というような、言いづらいことを伏せて先延ばししているような内容が多いように思えるのです。報告を避けている人に共通して感じるのは、自分が考えている事を相手に整理して伝えることが得意でないという事。要は「報告する事自体が苦手」であるから苦手なことを避けようとしてしまうという事です。「報告がない」事を指摘され、忘れていたと言いながら理由も言わずに一方的に謝るだけで、理屈が通らないような言い訳…。実は「報告が苦手」だからそれから逃げている事こそが理由であると思えて仕方ないのです。「大きな出来事の報告」は誰でもします。本来ミスとは人間であれば誰でも起こすもの…そう考えるとその後の対処の方法がとても重要です。又同じ過ちをを繰り返すというのは一番良くない。繰り返さない為にどうするべきかという事を常に意識しそして決意して欲しいと思いました。伸びる人と伸びない人との差は、小さい出来事をどれだけ報告できるかにかかっている事を伝えたい気持ちです。さて今日はタイトルにあります「オシナガオトシブミ」をご紹介します。
まずは撮影しました画像をご覧ください ↓

マルマルしていてカワイイですね…

アシナガオトシブミは昆虫網・甲虫目・オトシブミ科に属しています。画像の個体は約7㎜。メスは初夏に若葉を巻いて揺籃(=ヨウラン)を作ります。葉を決まった方法で折り曲げ、種類によっては葉全体を使う、若しくは葉の一部を切り取って素材とする事があるようです。1つの揺籃に卵が1個だけ生みつけられます。孵化したオトシブミの幼虫は揺籃の葉を食べて育ちます。孵化した後を考えてくれるなんて、ステキなお話ですよね。


本日も最後まで読んで頂き本当に有難うございました 

株式会社 トライム
営業部 太田 衣美 

キンスジコガネ

2014年05月06日 09時58分12秒 | 甲虫目
みなさんこんにちわ 
暖かくなり業務も慌しい毎日です。この連休中も幾つかお問い合わせを頂きました。お休みもこうして働かせて頂いている事をとても幸せに思います。ところで先日、大学時代の友人と食事に出かけました。彼女はできるだけ「働きたくない」と言います。又税金をなるべく支払いたくないから収入を調整しながら勤務しているそうです。それらを聞いてカルチャーショックを受けてしまったのですが、考え方は様々ですね。しかしながら「海外に行きたい」とか「お金がない」等とも口にしていたので思わず笑ってしまいました…中身がなく理想話をしている彼女を見て何だか可哀想にも思えました。理想や夢ばかりを描くのではなく、私は確実に実現を目指したいと思った夜でした。さて今日はタイトルにあります「キンスジコガネ」をご紹介します 
まずは撮影  しました画像をご覧ください ↓

…キラキラですね 


キンスジコガネは昆虫網・甲虫目・コガネムシ科に属しています。画像の個体は約17mm。日本全土にその生息が見られます。コガネムシの仲間は日本で約350種ほどの記録がありますがそのうち約1/3は糞虫(=フンチュウ:哺乳類の糞を餌とする昆虫の事です)でそうした食性のグループは脚が幅広く発達しているので、外見を確認すればその食性を見分ける事ができます。又それ以外の種類は植物の葉や樹液等を食べて生活しているんですね(*ちなみに今回ご紹介のキンスジコガネは植物を餌としています)こんなに素敵なコガネムシが存在しているなんて感動しちゃいますね。

本日も最後まで読んで頂き本当に有難うございました 

株式会社 トライム
営業部 太田 衣美 

カオジロヒゲナガゾウムシ

2014年03月25日 18時55分35秒 | 甲虫目
みなさんこんにちわ 
先日OHKENハウスの社長が当社の為に講演を行ってくださいました。実は昨年鳳建設の社長もそうした機会をくださったのですが、どちらもお忙しいお二人に貴重なお時間を頂き機会を下さった事、又貴重なお話が聞けた事を心から感謝しています…本当に有難うございました。私は現在社員の仲間の仕事に対する姿勢や態度、総合的に見て100点だと思ってます。しかしながら一人でも多くの方に「支持を受ける」には常に成長しなくてはいけません。「良い仕事をすれば仕事が舞い込んでくる」なんて時代はとうに終わってます。私達のような施工店の営業部門は仕事のキッカケを作っているだけで、メインは技術部。だから私はいつも技術部を売りに外にでています(*心底信頼しています)ではそれ以上に何を求めるのか。時々会議で話すのですが…縁あって2度・3度同じお宅に伺う事があります。そうした時トライムなら「誰でもいい」のではなく「指名」されるような人材になってほしいのです。そうすれば仕事が更に面白くなるだろうと思います。今は考えていなくても「独立」のチャンスだって見えてくるでしょう。今年3月でトライムは10周年を迎えました。サラリーマンは嫌だと思っている仲間も所属していますので、いつかそんな夢を叶えたいと考えているなら全力でバックアップしたいです。その過程で成功者の話を聞く、学ぶはとても良い機会だと思います。更なるスキルアップを目指したいですね。さて今日はタイトルにあります「カオジロヒゲナガゾウムシ」をご紹介します。
まずは撮影  しました画像をご覧ください ↓

… 

カオジロヒゲナガゾウムシは昆虫網・甲虫目・ヒゲナガゾウムシ科に属しています。画像の個体は約8㎜。幼虫は枯れ木の中で生活し成虫は枯れ木やキノコに集まるようです。実はワタクシ、ゾウムシが大好きです。どちらかと言うとゆっくりな動作、見た目はイカツイ感じですが攻撃する事はありません。いつか機会があったらゾウムシランドを作って毎日見ていたいなーなんて考えてます。会社の仲間も賛成してくれてそんな日も近いかも。。。

本日も最後まで読んで頂き本当に有難うございました 

株式会社 トライム
営業部 太田 衣美 

ヨツボシケシキスイ

2013年10月05日 22時28分21秒 | 甲虫目
みなさんこんにちわ 
先日当社の新人N君と1ケ月面談を行いました。色んな話をしたのですが…その中で業務について「まぁいいかと妥協をしていました」と口にしておりました。。。これだけを聞けば会社に興味がないように聞こえます。又この1ケ月の間、身を削って業務に励んでいる先輩を実際に目にし、結果そうした気持ちなのかと当初私は落胆してしまいました。世の中には働く気がなく働くのが嫌だという人が存在します。それは個人の生き様だからそれもいいと…でも働く事に生き甲斐を見いだしたいという願望がない人に成功はありません。成功とは大金を稼ぐ事を言っているのではない。人と比較するとか、人からどう思われるかでもない。自分が最高に幸せなのだと最後まで思える生き方こそを言うのです。そうした成功者は元気でパワーがあり、周りの人を明るくする事もできます…私はできるならそう輝いて歩んで行きたいです。何を目的に「心を入れ替えます」と言っているか判らないけれど、やらされていては意味がありません。でもただの一度でいいからこの機会にそうしてみたらどうかと心から思いました。さて今日はタイトルにあります「ヨツボシキシキスイ」をご紹介します 
まずは撮影  しました画像をご覧ください ↓

… 

ヨツボシケシキスイは昆虫網・甲虫目・ケシキスイ科の属しています。画像の固体は約9㎜。クヌギ、コナラ等の樹液に集まるケシキスイの仲間です。ケシキスイ科は小型の種類が多く触角は先端の3節が幅広くなっています。種類によって食性が違い、花を食べる種類、熟した果実又はキノコを食べる種類、樹液や肉食性等様々です…一見何だかクワガタにも似ていますね。。。愛嬌のある顔が印象的でした。

本日も最後まで読んで頂き本当に有難うございました

株式会社 トライム
営業部 太田 衣美 

オオヒラタシデムシ

2013年08月05日 22時24分03秒 | 甲虫目
みなさんこんにちわ 
今日はお調子者の仲間に注意をしました…実は以前にも別の仲間が同じような出来事をして悲しい気持ちになった時があり、それを思い出しこのブログを書いています。何度もこうした事があると言う事は私自身こそが「舐められる?」ような何かがあるのかもしれませんね。甘い上司には甘い部下…実は私が育てた結果なのかもと思いました。私は常に仕事を楽しく業務し真の「やりがい」を感じて貰えればと切に願っています。そうすれば良質な仕事にも繋がるからです。しかしながらそうした思いは全く理解していないで行き過ぎた事を口にしたりネタにしたり…境界線が判らないのなら判らせるしかないとも感じています。本当に残念でなりません。もしかしたら「自分は笑いのセンスがある」と自信があるのかもしれませんがこちらは全く笑えないです。いい加減にしろと注意でもしないと気が付けない仲間を本当に悩ましく思います。さて今日はタイトルにあります「オオヒラタデムシ」をご紹介します 
まずは撮影  しました画像をご覧ください ↓

ォォ…凄い顔ですね…

オオヒラタシデムシは昆虫鋼・甲虫目・シデムシ科に属しています。画像の個体は約20㎜。シデムシの仲間は動物等の死体に集まり、それを餌とする事で有名な甲虫です。多くは死肉若しくは死体で繁殖するハエの幼虫を捕食するなど動物の死体に依存した生活を送っています。気持ち悪いなんて思われる方もいるかもしれませんが「形ある物はずーっとそこにあってはいけない」と言う自然界の掟があります。紫外線、水、風、バクテリア等の存在でいつかはそれらが自然に還る仕組みがある中、それよりも早く自然に還させるような生き物が沢山存在しているんですね。彼らはある意味掃除屋さんみたいな役割を果たしています。


本日も最後まで読んで頂き本当に有難うございました 

株式会社 トライム
営業部 太田 衣美 

キバネカミキリモドキ

2013年06月23日 19時12分51秒 | 甲虫目
みなさんこんにちわ 
今日は2ケ月に1度の美容院へ行ってきました。身だしなみできたので明日から又頑張れそうです。6月も残りわずかですが中間決算もありますので気を緩めず業務していきたいと思います。ところで、当社に現在営業部門で入社した新人がおります。勉強を兼ねて現場に入ってもらっているのですが仲間の様子を聞くとなかなか身に入らない様子です。慣れない業務で大変な苦労をしていると私は感じています。しかしながら彼が成長できない大きな理由として「判っているフリ」をすると言う事が見られるのですね。少し前に「質問する事があまり好きでない」と本人から聞きました。そうであれば独学で勉強するのも一つの方法ですが、そうした努力も見られないです。少なくとも最低限の知識を身に付けなければ営業へ出す訳にはいかない。早く現場を卒業して戦力になってもらえるよう願っています。さて今日はタイトルにあります「キバネカミキリモドキ」をご紹介します 
まずは撮影  しました画像をご覧下さい ↓

モドキなんてかわいそうな名前を付けられちゃいましたね… 

キバネカミキリモドキは昆虫網・甲虫目・カミキリモドキ科に属しています。画像の個体は約10㎜。花の蜜等を食べて生活しています。カミキリモドキの仲間は日本で約40種の記録があります。そしてそのうちの21種が有毒種なんですね。これはカミキリモドキの体液(*人で言う血液)が有毒成分で「カンタリジン」と言う物質が含まれています。この体液に触れると皮膚炎を起こします。甲虫の仲間ですが意外と柔らかいので潰さないように注意しましょう。これからの時期自然へお出かけの方も多いと思いますが昆虫や植物等、知らない相手には素手で触れない事が基本です。

本日も最後まで読んで頂き本当に有難うございました 

株式会社 トライム
営業部 太田 衣美 

サビヒョウタンゾウムシ

2013年05月25日 09時45分43秒 | 甲虫目
みなさんこんにちわ 
先日得意先からご相談のお電話がありました…。内容は中古住宅をリフォームし引き渡しした建物からシロアリが発生。クレームのみならず弁護士さんまで連れてきた。と言う事でした。
中古である以上、年数劣化のリスクはありますが、中古住宅を売買する際「瑕疵担保責任(=カシタンポセキニン」と呼ばれるものが生じます。その中でよく問題にされるのはシロアリ(建物本体に限る)の生息及び雨漏れです。売主がそれを知らなかったとしても「瑕疵」があるものとして、売主に瑕疵担保責任を問う事が可能です。個人売買では、この瑕疵担保責任を3か月以内、若しくは免除が通常ですが、不動産業者が売主ですと引渡日から2年以上とする契約をする以外は、瑕疵を発見してから1年は責任を負うという民法の原則に従う事になります。しかしながらそれらをチェックして引き渡しをする義務はありません。実際住んでみないと、判明しない事も結構あります。こうしてみると不透明な事も沢山ありますが、中古と言えど一生のお買い物です。納得して慎重に決めたいですね。さて今日はタイトルにあります「サビヒョウタンゾウムシ」をご紹介します。
まずは撮影しました画像をご覧ください ↓

… 

サビヒョウタンゾウムシは昆虫網・甲虫目・ゾウムシ科に属しています。画像の個体は約8㎜。ゾウムシの仲間は体表は硬くて頑丈な外骨格(=ガイコッカク/*、皮膚に付属するように形成される骨格の事)に覆われています。頭部から吻(=フン/*口先)が長く伸び、その先に口がある種類が多が多いです。動きが遅く頑丈な外骨格で身を守ります(*鎧みたいな役割になっているんですね)又敵に出会うと偽死(=ギシ*死んだフリ)をする種類がおおいです。サビヒョウタンゾウムシは後翅が退化しているので飛ぶことができません。地肌は黒色。鱗片の一部分が剥がれていて画像の子は地肌が見えているのでマダラ模様にに見えてます。

本日も最後まで読んで頂き本当に有難うございました 

株式会社 トライム
営業部 太田 衣美 

スグリゾウムシ

2013年02月25日 21時42分51秒 | 甲虫目
みなさんこんにちわ 
昨日は急いで仕事を済ませて美容院に行ってきました…いつも予定がたたないので(*有難い事です)最近は次の身だしなみ日を予約するようにしています。ところで、皆さんは「上手い話には罠がある」と考えた事がありますでしょうか。以前知り合いだった方が先物取引で裸一貫になった男性がいます。彼は某保険会社の統括をされていらっしゃる方でした…現在彼は「仕方がない」と納得され、そうしたお話も笑って聞かせて下さいました。。。大切なお友達も投資信託で投資…ところが直にその会社が倒産。どういう経緯か判りませんが最後は詐欺だのなんだので裁判所に足を運んだ友人がおります。。。あくまで「投資」ですからいい点・悪い点が必ず存在します。内容をよく理解してリスクを含めそれを受け入れる決意があればいいと思います。ところが「儲かる話」で「リスクがない」・「内容を理解できていない」そんな状況で投資をしようと言う方が身近に結構いらっしゃるんです。銀行の商品であれば信用度も高いでしょうが「自宅のポストにわら半紙が入っていた事がキッカケ」なんて話も聞きます。自分の信じた商品であれば「何に投資」位は理解し、できればご家族の方とも相談してリスクと向き合いながら運用してほしいですね。さて今日はタイトルにあります「スグリゾウムシ」をご紹介します 
まずは撮影  しました画像をご覧ください ↓

久しぶりにゾウムシさんのご紹介です … 

スグリゾウムシは昆虫網・甲虫目・ゾウムシ科に属しています。画像の個体は約5㎜。体色は黒色です。ちょっぴり汚れた様な灰白の鱗毛で覆われている事が特徴です。成虫はフサスグリやミカンの葉を食べ、幼虫は植物全般の根を食べて生活しています。又スグリゾウムシは単為生殖(=ヤンイセイショク /*雌が単独で卵を産む事)の特殊能力を持つ種類の一つです。ゾウムシ科は草食…日本で1000種以上世界で6万種とも言われるとても大きなグループなんです。沢山の種類すぎて同定できない個体が事務所にいます。これから頑張って作業を進めて行きたいです。

本日も最後まで読んで頂き本当に有難うございました 

株式会社 トライム
営業部 太田 衣美 

ヤマイモハムシ

2013年02月16日 17時02分02秒 | 甲虫目
みなさんこんにちわ 
今月から会社に新しい仲間が増えました…彼の名前はS君。先月まで当社を担当してくれていた銀行員さんです。慣れない業務だと判っていますが、現在は現場でお手伝いしてもらっています。しかしながら近い将来は営業として戦力になってもらいますので、又皆さんとお会いする機会が増えると思います。改めてご挨拶に伺いますので宜しくお願い致します。ところで、先日S君に本を渡しました。(*かれこれ1ケ月位経過したでしょうか…)返してもこないし、感想もないので私から「本は読んだの?」と質問。するとS君は「あれは外人さんの話なんで…」面白くないから見切りを付けると言うのも一つの考え方かもしれません。しかしながらそこで辞めてしまったら世界が終わってしまいます。少なからずその作品は沢山の人が支持しているベストセラー本。内容がどうであれとりあえず最後まで読み切って欲しかったと伝えました。私は「本を読む大切さ」を知っています。何より成功者の多くは読書されている方が多い。考える力・国語力・読解力を身につけたいなら絶対に本の力は必要です。 勿論「やらされている」と言う事になると問題ですから嫌にならない方法で読書する習慣を付けられるよう導いていきたいと思います。さて今日はタイトルにあります「ヤマイモハムシ」をご紹介します 
まずは撮影  しました画像をご覧ください ↓

ピカピカです… 

ヤマイモハムシは昆虫網・甲虫目・ハムシ科にぞくしています。画像の個体は約5㎜。幼虫・成虫ともにイモ科植物の葉を食べて生活しています。ハムシ科の仲間は日本で約800種位が知られています。今までに色んな種類をご紹介しましたが、形・色彩が多様でステキですね…。

本日も最後まで読んで頂き本当に有難うございました 

株式会社 トライム
営業部 太田 衣美