株式会社 トライム

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オオスズメバチ標本

2016年01月24日 18時05分26秒 | Weblog
みなさんこんにちわ
先日2年前に当社を退職された大先輩から1通のハガキが送られてきました…内容は自分の近況と私達への労いの言葉が書いてある。私は何度も何度もそのハガキを繰り返し読み、もしかしたら現在お辛い環境にあるのではないかと想像しておりました。辞められた彼はこの業界に永くお勤めで、私とも以前勤めていた会社が一緒で、かれこれ20年ほど仲間として働いておりました。私の師匠でもあります。何かできる事はないかと考え、皆で色紙に寄せ書きし郵送する事にしました。数日経過すると、彼から又1通の手紙が送られてきました。新しい会社でのご苦労やパートなのにボーナスが出た事。働く事が毎日の励みで、前向きに業務していれば、誰かが見ていると感じた事。トライムで勤めていた時の忘れられない出来事、職人とは「礼に始まり礼に終わる」”武士道の精神”のお話、去年の忘年会でトライムの忘年会をふと思い出してくれた事などでした(*自分が写ってる元気な姿の写真まで同封してくれていました…笑)彼は頑固で真っ直ぐで優しくて人生の中でも忘れられない一人です。退職されてから、何故だかわかりませんが心にポッカリと穴が空いて、色々思う事がありました…出会ったばかりの間柄なら、その関係を壊さないように丁寧に付き合おうとするもので、会話に気を配ったり、モラルを気遣ったり、無意識のうちに大事にしようとする配慮が働きます。人間関係を始める時に心がける「緊張感」や「優しさ」みたいなものがもっとできたんじゃないかとか、本気で彼の人格を尊重し、意見を聞くようにできていたのかなとか。時折うまくいかない事があったりすると彼に甘えていたんだな~って気づいたり、居なくなってから反省や疑問を沢山抱いていました…時間を経てこうして思い出して下さり便りまで頂いて、又元気な様子まで見る事ができて本当に嬉しかったです。遠くからですがいつも彼を応援したいです。さて今日はやっと完成した「オオスズメバチ標本」をご紹介します

去年駆除した「オオスズメバチの巣」の採集に成功!(*なかなかこうして採集できないんですよ)自然にあるようにステキに作ってくれました。

オオスズメバチばかりをいれた標本箱です。昆虫博物館トライムに又一歩前進できました。

整形の様子です。
今年はまたどんな作品ができるかとても楽しみにしています…笑

本日も最後まで読んで頂き本当に有難うございました

株式会社 トライム
営業部 太田 衣美

フタモンアシナガバチ

2016年01月05日 14時12分41秒 | ハチ目
みなさんこんにちわ。新年明けましておめでとうございます。
トライムは1/7より通常営業です。年末は何だかバタバタしていたので、今年は思い切って6日が大掃除としました。年末だから大掃除じゃなくて、いつも綺麗にしていたいですね。2年後はクロスを張り替えるなど事務所のリフォームも考えています。やりたい事に終わりがない。こうした事柄も仕事の楽しさなのかもしれません…。私はこのお正月にじっくりと会社の方向性、ホームページ改正や自分の売上目標等、具体的にどうしていくのか真剣に考えました。誰よりも真面目に率直に全力で仲間の力を借りつつ必ず形にしていきたいです。ところで…私は大晦日から元旦にかけ、古き知人である某ご夫婦と名古屋のお風呂屋さんにでかけ、そちらで年を越しました。当時お二人は既に就寝。私は夜中に喫煙所へ。少しの間そちらに居座っていたのですが、後から入ってきた女性が声ををかけてきました。「私…家出してきたんです」(*なんと!!突然のカミングアウトに私はどう声をかけていいのか判らず)「何かお辛い事があったのですか?別に悪い事をしている訳じゃないから一晩でも二晩でもゆっくり遊んでいかれてたらいいじゃないですか。ただココにいる事はご主人様に電話された方がいいですよ。きっとご心配されています」そう伝え黙って彼女の話を少し聞きました。夜中の喫煙所は薄暗くて何だか私まで胸が苦しかったです。誰しも口に出す・出さないだけで色んな事を抱えて生活していらっしゃるんだな~。。。何かあるのは世の中の常で、自分の思うと通りに行かない事の方が多いのかもしれません。幸せの形は人それぞれですが結論は「心で感じるもの」で、人から慕われたり、愛されたり、尊重されたりする時、満足感が得られるのだと思います。笑顔で毎日過ごせたら最高ですよね。ご無事に帰宅される事を願って過ごした夜となりました。さて今日はタイトルにあります「」をご紹介します。
まずは撮影しました画像をご覧ください ↓




フタモンアシナガバチは昆虫網・ハチ目・スズメバチ科に属しています。画像の個体は約18㎜。市街地でもよく見られる仲間です。腹部に2つの黄紋が見られる事が特徴です。北から南まで日本全国全ての地域で見る事ができます。ハチの巣を形成する種類のグループはメスが冬を越し巣を作る事から始まります。枯れ木の繊維を集め、唾液で練ってコレを巣の材料とします。この時卵や幼虫が入るひとつひとつの穴は触覚で長さを測りながら作っていると言われています。卵を入れる部屋が1つ出来ると直に、その中に卵を産み家族を増やしていくのですね。 又今年も春がやってきたら沢山の昆虫等が活動を始めます。自然界では「知らない物には接触しない」が無難です。適度な距離感で共存できたらいいですね。

本日も最後まで読んで頂き本当に有難うございました

株式会社 トライム
営業部 太田 衣美