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エマージェント・フィールズ : Emergent Fields

神奈川県横浜発 ”経営者と従業員の幸せ”をお手伝い

アフリカン・ミーティングハウス

2010-12-20 21:13:28 | 日記
ビーコンヒルの丘は、とてつもなくきれいでした。雪に覆われた坂道を登っていくと、家の中からは大音量のクラッシック音楽が。でも、まったく違和感なく、街と一体となっているようでした。



ビーコンヒルの風景


この街を散策していると、「アフリカンミーティングハウス」という建物の案内があります。なんでもアメリカの黒人のルーツがここにあると書いてあります。博物館も併設されていて、入ってみると、なんだか分からない気持ちになりました。虐げられ、奴隷として働かされていた黒人の心の声が聞こえてくるようでした。気持ち悪さを感じて、すぐに出ようとも思いましたが、こころを落ち着けて足を進めました。

奴隷の状態から抜け出そうと、立ち上がろうとすれば打ちひしがれ、それでも協会を作ったり、学校を作ったり、それでもまた弾圧され。そんな苦しい(そんな簡単な言葉では言い表せないのですが)状況の中、必死に生きて、さらに勉強しようとする力にただただ感心するだけでした。うまく言い表すことができないのですが、ボストンに行くことがあったら、ぜひとも訪れて欲しい場所です。ビーコンヒルという場所は、高級住宅地なのですが、その中で生きていた黒人の生活がそこにありました。

そんな暗い気持ちでミーティングハウスに立ち寄ると、黒人の人たちが集まって、なにやら楽器を演奏しています。中に入って来いと言われるので、言われるがままに入っていくと、全員黒人に黒くないのは自分だけ。初めての体験でした。音楽に囲まれているみんなは、仲間たちという感じで、すごく楽しい時間を過ごしました!

楽しい時間を過ごす中でも、自分たちの歴史についてきちんと感じているように感じました。そして、生きる希望や勇気につながる音楽やダンスのパワーってすごいです!!




ちなみにこちらはボストンで自分が住んでいたアパート




The African Meeting House 46 Joy St.

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思いを共有するために

2010-12-20 20:26:38 | 日記
先日あるお話を聞きに行きました。とても心を打たれるいいお話でした。このお話は自分を含め3人で聞いたのですが、それぞれ感じるところがあったようです。

その後、何を感じたかを紙に書いて交換してみました。そうするとみんな全然違うことに心を動かしています。人は物事を見るときに過去の経験からその後を予想して、その予想にあっているかどうかを見るそうです。そんなこともあって、「興味のあることしか見えないし、興味のあることしか聞こえない」と。

だから、何かをきちんと伝えたい時には、「私はきちんと話した。」は通用しないんですね。共感してもらうということ、行動を起こしてもらうということは、思いを相手にきちんと納得してもらうところまでが重要なのですね。

伝えることは発信することだと思いがちですが、「相手を受け止めることなくして伝えることはできない」と、改めて感じた出来事でした。



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