エマージェント・フィールズ : Emergent Fields

神奈川県横浜発 ”経営者と従業員の幸せ”をお手伝い

ソフトウェア技術者と開発者が輝ける会社をおこすことに決めました

2012-02-27 23:01:24 | 日記
自分にどれだけの力量があるのか、そんなことが実現出来るのかまったく分かりませんが、ソフトウェア技術者や開発者が楽しく仕事が出来る職場、ソフトウェア技術者や開発者が輝ける社会を目指して、会社を立ち上げたいと思います。

今は夢のような話ですが、実現に向けてまず最初の一歩を踏み出してみるつもりです。先日のうれしいメールに続き、またまたうれしいメールをもらったのが決心のきっかけになりました。

ちょうど6~7年前にチームビルディングに取り組みました。その当時は経営にはまったく興味なく、ただ、ソフトウェアを開発する上での開発プロセスの改善や、それを実現するためのチームビルディングに取り組み始めたころです。その当時は、精神的にも肉体的にも大変厳しい状況での仕事に追われていて、「デスマーチプロジェクト」という、日本語にすると「死に向かって行進をするプロジェクト」などという言葉がはやったりしていたころです。

その当時たった1年だけ一緒に仕事をして、その後連絡を取ることもなかった発注先の新人だったメンバからのメールです。

その当時自分は、「自社の人間も発注先の人間も同じように接します。だけど、発注先のメンバを自分が将来も守り続けることはできません。契約が切れた時点で一緒に仕事をすることはできなくなりますが、だからこそ、一緒に仕事をしたことを、別れた後でも誇りに思えるような仕事を一緒にしたいです。そして、ここで一緒に働いたメンバはどこに行っても恥ずかしくないくらいになって欲しいと思っています。だから厳しくても一緒に頑張りましょう。」と言っていたのを思い出しました。それと、「楽しく仕事をする」が合言葉でした。(^^)

自分が取り組んだプロセス改善やチームビルディングの始めのころのメンバがまさに彼らです。そのころに撒いた種が5年以上の時を経て、自分がまったく気づいていないところで花開いていました。

自分のやっていることが正しいかどうかはその時には分かりません。でも、後になって、ほんとは厳しかったはずなのに「一緒に仕事をしたあの時間は贅沢でした」とか、「今は俺、戦力になってるんですよ」とか、「こんな製品作ったんですよ」と自慢してもらえると、なんか自分のやってきたことは間違ってなかったんだなと思えて、少しホッとします。会社を辞めて離れる前に「もう一回会いましょう」なんてこんなうれしいメールはありません。

このメールを読んで、自分の技術者としてのやりたいことへの決意が固まったように思います。「モノよりコト」だとか、「製品よりもサービス」だとか言いますが、技術者の自分に、「だからといってモノが重要でないとは一言も言ってない」と言ってくれた野中郁次郎さんの言葉が残っています。

一歩一歩、夢を実現するために頑張ってみようと思います。どこかで挫折することがあるかもしれませんが、その時はその時で。見守ってやってください。。。^^;


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矢野殿


ご無沙汰しております。

お変わりありませんでしょうか。
月日が経つのは早いもので、RC に携わっていた頃から丸 4 年になります。

現在は、ESC の開発に携わっています。
こちらも 2009 年 4 月からなので、既に丸 3 年になります。
最近ようやく、開発で戦力になれたと実感できるようになりました。

ESC V15 の新機能「ストレージ自動階層制御」の性能データ処理エンジン
作ったの、私ですよ!

矢野さんと開発の皆さんから育てて頂いた 1 年目は、今の新人たちにも
経験して欲しいと思うくらい、贅沢でした。
あの時に培ったものの考え方や仕事のやり方が、今の私の礎だと言っても
過言ではありません。小川さん公認の矢野派です(笑)

# いっぱい怒られもしましたが…。

 ・ ・ ・

それで、突然なのですが、このたび 3 月いっぱいで退職します。

4 月から、家内の実家近くに住まいを移しての生活になります。
ここ数年でいろいろありまして、いろいろ考えた結果、最終的に
「あ、帰った方がいいな」と判断しての退職です。

今の会社が大好きなので、当初は会社にお願いして、向こうでやれる業務を
ひねり出して頂いていたのですが、今年の 1 末に、突如白紙になってしまいまして、
渋々…。


今も引き継ぎやなんやかんやでバタバタしているのですが、向こうに帰る前に
もう一度矢野さんの顔を見たくて、メールしました。
どこかで飲みに行きませんか!


お返事、お待ちしております。
よろしくお願いします。

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日本経営品質賞報告会がくれた出会い

2012-02-26 15:24:48 | 日記
2月23日、24日の二日間で、日本経営品質賞報告会が行われました。この中の2日目のマネジメント強化プログラムのセッションに私もパネリストとして登壇させていただきました。マネジメント強化プログラムの紹介をするとともに、神奈川建築職人会の小林社長と一緒になって行ってきた取り組みについてもお話ししました。

ありがたいことに、セッション終了後に、「ぜひこのプログラムに取り組んでみたい。」という言葉を数社の経営者の方からいただきました。そして、これらの企業の経営者の方に共通していたことは、「経営品質」に取り組んでみたい気持ちはあるものの、自分たちには無理なのではないかと思って、実践への一歩が踏み出せない。でも、今日のマネジメント強化プログラムのセッションを聞いて、自分たちにも出来そうな気がしたというものでした。

さっそく今日から支援を始めた会社があります。山梨県南アルプス市のHonda Cars峡西さんです。支援にあたっては、うれしいメールでのやりとりがありましたので、ここに紹介させていただきます。(^^)

さきほど電話で、日本一の会社が目標なのですか?と聞いたところ、本当の目標は楽しく仕事が出来る職場だとのこと。さぁ。これから一緒に、経営者も社員も楽しく仕事が出来る職場を作って行きましょう!


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矢野様

お世話になります。
早速のメールありがとうございました。

僕は「出会いは偶然では無い。出会いは必然である」という言葉が好きで、結婚式のスピーチではかなり多用しています(笑)。
と言うことで、あの場で再会?出来たのは必然であると感じています。

以下、少々長くなりますが、自分のことを知っておいて欲しいので書きます。



経営品質との出会いは平成19年頃に遡ります。
この度福井県の知事賞を受賞された㈱カワムラモータースの河村社長からこの考え方について教えていただきました。
そしてその後、山梨の研究会をご紹介いただき、3年ほど参加させていただいています。
また、河村社長のご縁で福井キャノン事務機㈱の玉木社長と出会い、報告会も玉木社長のご厚意により、受賞企業枠で2度、自腹で2度の計4度参加させていただいております。

この様なことから、いつかはこのプログラムを取り入れ、良い会社づくりの一助としたいと考えておりましたが、当社の組織の状態や、自分の社内での立ち位置等考えると、どうしても一歩が踏み出せずにいました。
と言うより出来ない理由を探していたと言った方が正解かもしれませんね。
毎年報告会に参加させていただくと、大変前向きな実践者の皆様に囲まれた雰囲気の中、自分も気持は高揚するのですが、何をどう始めれば良いのか分からない状態が続いていました。

しかし今回一日目の研修を終えた懇親会の後、玉木社長や河村社長達との2次会の場で、河村社長が本賞へのチャレンジを宣言されたことで、自分の中の引き金が引かれたような気がしています。
この方とのご縁にしがみつくには、いつまでもこのままではいけないと。

そして二日目の朝のセッションで、㈱神奈川建築職人会さんの取り組みを拝見し「自分も出来るのではないか」と思えるようになりました。
完璧主義なところがありますので、全て分かった状態からしか取り組みは始められないと思っていましたから、小林社長のプレゼンを見て、出来ることから始めれば良いのだと強く背中を押される思いがしました。


今、本気で経営品質に取り組もうという思いの自分がいます。
でも、一人では今までと同じ状態になるのは想像に難くありません。

だからこそ矢野さんのお手伝いが必要です。
田舎の小さなホンダ販売店が、山梨のトップに、日本のトップに成り上がるストーリーのお手伝いをして下さい。


先ずは一度じっくりお話がしたいと考えています。
今後のスケジュールや、打ち合わせの方法等、具体的な調整をさせて下さい。

夜でも土日でも構いません。
スカイプの環境も整っておりますので、大丈夫です。
制約があるとすれば、現在僕は4人の子育て中ですので、親としての仕事も抱えているということだと思います。

そこは良い方法を見つけていきましょう。

では、よろしくお願いいたします。

長文お付き合い、ありがとうございました。

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