エマージェント・フィールズ : Emergent Fields

神奈川県横浜発 ”経営者と従業員の幸せ”をお手伝い

この人のために頑張る

2011-05-31 20:55:43 | 日記
仕事は楽しいときもあれば、つらいときもあります。どちらかというと、つらいときの方が多いかもしれません。

ホントにつらいときでも、この人のために頑張ろうと思って、乗り切ってきたことが多いように思います。この人のために頑張ろうと思えるような人がまわりにいたことは幸せだったのだと思います。家族を別にすると、ほとんどは自分の上司ですが、時には顧客企業の担当者だったり、他部署の方だったりももしました。

人は何のために働くのかというと難しいですし、マズローの欲求段階説などありますが、自分の場合には、単純にこの人のために頑張ろうというのが一番のモチベーションのように思います。

年をとり、経験を重ね。自分はこの人のために頑張ろうと思ってもらえるような人間になっていけるのでしょうか?
この人のために頑張ろうと思えるような人を見つけ続けることはできるのでしょうか。

どちらも出来るようになれれば、自分は幸せなのだと思います。



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いまのすごくない?

2011-05-11 11:53:01 | 日記
「いまのすごくない?」って聞いてくる少年は、とても楽しそうで、自身を持っていて、とても輝いていました。(^^)

あまり大きくない体に、フォアもバックも両手で、全身を器用に使って打ち込んできました。知り合いのテニススクールに遊びに行った時のことです。

当時の彼は中学生で、大人の私にも全然気後れすることなく、二人でラリーをすることになりました。中学生にしては、とっても上手な少年でした。でも、それよりもビックリしたのは、いいショットを打つと、その後、「いまのすごくない?」と、自慢げに聞いてきます。その姿は、本当にテニスが好きなことが分かって、一緒に練習しているこちらまで良い気分になりました。

練習が終わってすぐに、そんな彼が一言言いました。「俺、テニスコーチになる!今日決めた。」と。そんな彼はきちんとその目標を達成し、今では会社を興してテニススクールを経営しています。学校の成績がものすごい優秀というタイプではありませんでしたが、自分自身の夢や目標を持って頑張っているということは人間としても素晴らしいことだと思います。

出合った時には中学生だった彼が、高校を卒業するくらいの間は、何度も一緒にテニスする機会がありました。高校生で夢中になってテニスに打ち込む彼は、あっという間に自分のはるかかなたまで上達してしまいましたが、それでも楽しく一緒にテニスできたのを覚えています。

彼の最後の試合は、関東ジュニア選手権という大会で、この試合に勝てば全国ジュニア選手権に出場できるという試合でした。この試合には私も会社を休んで応援しに行ったのです。勝てていた試合でしたが、最後の最後に脚の痙攣が起きてしまい、残念ながら負けてしまいました。二人で車で帰ってきたときのことは今でも覚えています。

「いまのすごくない?」って聞いてきた少年の姿はずっと変わっていません。自分自身は、自分のことを「すごくない?」なんて聞けないので、こうやって言える彼が、全然年下なのに、すげぇやつだなと思ったものです。そしてそれ以降、彼のように自分のことをポジティブに考えられるように意識してきたように思います。

地位や学歴、年齢に関係なく、どんな人からも学ぶということは出来るんだと教えてもらいましたし、実際につらいときには、彼のくったくない笑顔を思い出して、元気になれたこともありました。(^^)



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