goo blog サービス終了のお知らせ 

エマージェント・フィールズ : Emergent Fields

神奈川県横浜発 ”経営者と従業員の幸せ”をお手伝い

石巻市の「川開き祭り」にご協力ください

2011-07-07 09:48:49 | 日記
小さいころから夏になると当たり前にやってくるのが「川開き祭り」でした。両親に手をひかれ、わたあめを買ってもらったり、のど自慢大会を観戦したり。そして、一番のお気に入りは花火で、毎年とても楽しみにしていました。

自分が中学生くらいになると、少し離れた小学生になる直前の親戚のこどもたちが何人も我が家に泊まりに来て、みんなで花火を見に行ったりもした。彼ら、彼女たちは、我が家に泊まりに来るのを楽しみにしていて、「川開き祭り」も大好きでした。

その「川開き祭り」ですが、3月11日の震災で一時は開催不可能と思われました。その後、数多くの犠牲者の鎮魂したい、復興へ向けて元気を出したいとの思いから規模を縮小しながらも開催されることに決まったようです。

しかし、例年のような地元企業からの協賛金は期待できず、資金面において厳しい状況が続いているようです。そんな中で、地元高校の卒業生の有志が支援募金のサイトを立ち上げました。テレビも何もない状況の中で、被災地で情報を提供し続けたラジオ石巻も後援しているようです。

このブログを読んだ方で、応援したいと思われる方は、ご協力をお願いします。

以下が、石巻川開き祭りの支援募金のサイトです。

宮城県石巻の「川開き祭り」をみんなで応援しよう!
http://www.fm764.jp/kawabiraki/


また、当日の花火の模様は、以下の全国5都市の大型街頭ビジョンやUSTREAMでもライブ中継されるようです。うれしいです!(^^)

・新宿 アルタビジョン新宿
・札幌 よみうりメガビジョン
・名古屋 東海インターナショナル
・大阪 トンボリステーション&トンボリ・リバーサイドビジョン
・福岡 ソラリアビジョン



神奈川県横浜発 ”経営者と従業員の幸せ”をお手伝い エマージェント・フィールズ

エマージェント・フィールズ 写真集


壮にして学べば、則ち老いて衰えず

2011-06-24 19:48:30 | 日記
あるイベントで、会場までの道案内をする役割になった。案内する参加者のほとんどの人たちが年配の方々だった。この日を楽しみにしていたのではないかと思う。特に早めの時間におとづれる人は、時間に遅れないようにかなり余裕を持っての参加だった。

特に声を出すわけではないのだが、こちらから軽く微笑むと、向こうからも気持ちよく微笑んでくれる。とっても気持ちいい。

おじいちゃんやおばあちゃんと一緒に生活をした記憶もないので、おじいちゃん子でもおばあちゃん子でもない自分にとって、お年寄りはあまり触れ合う機会のない人たちだ。それでも、自分の両親がそんな年になってくると、やっぱり年配の方たちを自分の両親と重ね合わせて見るのかもしれない。

年配の方たちは、小さいときからしつけられたからかも知れないが、自然にあいさつしたり、感謝の言葉をかけられるのかもしれない。社交的という感じではない自分にとっては、ちょっとうらやましい。

あんな風に年を重ねられればという人を、特に震災後は、何人も見た。魅力的に年を重ねるということはどういうことなんだろう。

最近、佐藤一斎という人の「言志四録」という本に書かれている言葉を知った。

少にして学べば、則ち壮にして為すことあり
壮にして学べば、則ち老いて衰えず
老いて学べば、則ち死して朽ちず

大学にも行かず、少のころには全然勉強しなかった自分だが、まだこれからでも大丈夫なのだろうか?自分は壮の入り口に差し掛かっているのだろう。老いて衰えないように、学び続けたいと思わせてくれた。



神奈川県横浜発 ”経営者と従業員の幸せ”をお手伝い エマージェント・フィールズ

エマージェント・フィールズ 写真集


もう一つのモチベーション

2011-06-15 21:21:26 | 日記
仕事をするときに頑張れる一番は、身近にいる人のために頑張ろうと思えるときです。それと、もう一つありました。自分の頑張りが、多くの人の役にたっていると思えるときです。

仕事柄、うまく動いて当たり前と思われることが多かったのですが、そのためには大変な苦労もあります。ここまでする必要なんてあるの?無駄ばっかりじゃないの?と思ったこともしばしばです。そして、身も心もボロボロになりそうな感じがします。それでも、多くの人が協力して間違いが起こらないものを作るには、十分すぎるほどの管理が必要なのでしょうね。近年になって少しずつ分かってきた気がします。

役に立っていることを実感してもらって、感謝されるというよりも、動いて当たり前、何かあれば叩かれる環境でずっと仕事をしてきた中で、昔は不満の方が大きかった気がしますが、周りの人たちに感謝する気持ちが少しずつはぐくまれてきたような気がします。

それと、自己満足なんでしょうか、自分のやってきたことに少しは自信や誇りのようなものはある気がします。使命や貢献というと大げさなのかもしれませんが、自分がいないとうまくいかないなどという、一歩間違えば大きなおごりになりそうな気持ちの上で仕事をしてきた気がします。周りに言わせると、実はたいした仕事はしていないのかもしれません。^^;

こんな緊張感のある仕事から離れて1年ほどになりますが、これまで経験したこういった気持ちを忘れないようにしたいと思います。そして、また新しい領域で、別の意味での緊張感を持てればと思います。



神奈川県横浜発 ”経営者と従業員の幸せ”をお手伝い エマージェント・フィールズ

エマージェント・フィールズ 写真集


この人のために頑張る

2011-05-31 20:55:43 | 日記
仕事は楽しいときもあれば、つらいときもあります。どちらかというと、つらいときの方が多いかもしれません。

ホントにつらいときでも、この人のために頑張ろうと思って、乗り切ってきたことが多いように思います。この人のために頑張ろうと思えるような人がまわりにいたことは幸せだったのだと思います。家族を別にすると、ほとんどは自分の上司ですが、時には顧客企業の担当者だったり、他部署の方だったりももしました。

人は何のために働くのかというと難しいですし、マズローの欲求段階説などありますが、自分の場合には、単純にこの人のために頑張ろうというのが一番のモチベーションのように思います。

年をとり、経験を重ね。自分はこの人のために頑張ろうと思ってもらえるような人間になっていけるのでしょうか?
この人のために頑張ろうと思えるような人を見つけ続けることはできるのでしょうか。

どちらも出来るようになれれば、自分は幸せなのだと思います。



神奈川県横浜発 ”経営者と従業員の幸せ”をお手伝い エマージェント・フィールズ

エマージェント・フィールズ 写真集


いまのすごくない?

2011-05-11 11:53:01 | 日記
「いまのすごくない?」って聞いてくる少年は、とても楽しそうで、自身を持っていて、とても輝いていました。(^^)

あまり大きくない体に、フォアもバックも両手で、全身を器用に使って打ち込んできました。知り合いのテニススクールに遊びに行った時のことです。

当時の彼は中学生で、大人の私にも全然気後れすることなく、二人でラリーをすることになりました。中学生にしては、とっても上手な少年でした。でも、それよりもビックリしたのは、いいショットを打つと、その後、「いまのすごくない?」と、自慢げに聞いてきます。その姿は、本当にテニスが好きなことが分かって、一緒に練習しているこちらまで良い気分になりました。

練習が終わってすぐに、そんな彼が一言言いました。「俺、テニスコーチになる!今日決めた。」と。そんな彼はきちんとその目標を達成し、今では会社を興してテニススクールを経営しています。学校の成績がものすごい優秀というタイプではありませんでしたが、自分自身の夢や目標を持って頑張っているということは人間としても素晴らしいことだと思います。

出合った時には中学生だった彼が、高校を卒業するくらいの間は、何度も一緒にテニスする機会がありました。高校生で夢中になってテニスに打ち込む彼は、あっという間に自分のはるかかなたまで上達してしまいましたが、それでも楽しく一緒にテニスできたのを覚えています。

彼の最後の試合は、関東ジュニア選手権という大会で、この試合に勝てば全国ジュニア選手権に出場できるという試合でした。この試合には私も会社を休んで応援しに行ったのです。勝てていた試合でしたが、最後の最後に脚の痙攣が起きてしまい、残念ながら負けてしまいました。二人で車で帰ってきたときのことは今でも覚えています。

「いまのすごくない?」って聞いてきた少年の姿はずっと変わっていません。自分自身は、自分のことを「すごくない?」なんて聞けないので、こうやって言える彼が、全然年下なのに、すげぇやつだなと思ったものです。そしてそれ以降、彼のように自分のことをポジティブに考えられるように意識してきたように思います。

地位や学歴、年齢に関係なく、どんな人からも学ぶということは出来るんだと教えてもらいましたし、実際につらいときには、彼のくったくない笑顔を思い出して、元気になれたこともありました。(^^)



神奈川県横浜発 ”経営者と従業員の幸せ”をお手伝い エマージェント・フィールズ

エマージェント・フィールズ 写真集