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プラムの部屋♪

長い長い休暇中デス。(*_ _) ゴメンナサイ。

ミス・マープル・シリーズ

2005-08-06 01:20:39 | 作家か行

 ミス・マープル。。

アガサ・クリスティの生み出した名探偵の一人で、

ロンドン郊外の架空の村セント・メアリ・ミードに住む老嬢です。



物静かで編み物が得意な心優しいお婆さん。

なんとなくピンクのフワフワ~ってイメージがあります。^^

そしてその推理方法は、近所の噂話を聞きだし、

今までの友人・知人の性格、人間性等と当てはめて推理する、

という人間観察が得意なミス・マープルならでは・・・です。



数あるミス・マープルものの中で、私は「パディントン発4時50分」が

最もお気に入りです。

やはりルーシー・アイレスバロウの存在が大きいですね。

 

ルーシー・アイレスバロウは、オックスフォードの数学部を

主席で卒業したにも拘らず、各家庭の家事をしながら生計を立てている、

という変わった経歴の持ち主なのです。

でもたかが家政婦と馬鹿に出来ません。

その腕前の素晴らしさは、ひとたび彼女が来てくれる、となったら

何一つ心配いらず、いつまでもいてほしいと思われるほどなのです。



で、このルーシーが、疑惑の家にミス・マープルに代わって送り込まれるのです。

この家でのルーシーの活躍ぶりがとても微笑ましい。。

美味しそうなお料理が盛りだくさんで、ロマンスらしき気配もあり、

特別なトリックがあるわけではありませんが、気軽に楽しめる素敵な内容です。

 

そして、どうやら二人の男性に想いを寄せられるルーシーが

最後に選んだお相手は・・・?^^

ラストのミス・マープルの思わせぶりなセリフも中々粋でした


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