ヒッチコック監督作品、ジャネット・リー&アンソニー・パーキンス共演のこの映画。
ヒッチコック作品の中でも1・2を争う人気作ですよね。。
本日は雨。。ザーザー振りの薄暗いこんな日にピッタリの映画です~
不動産会社に勤めるOLマリオン(ジャネット・リー)がほんの出来心とはいえ
取引成立代金4万ドルという大金を預かったまま、会社を抜け出します。
婚約者サムの借金返済の為に・・・。
ザーザー振りの雨の中、車を疾走させるマリオンの脳裏に様々な声が・・・!
このままサムの元に行っていいのだろうか・・・?
悩むマリオンの目の前に忽然と現れるベイツ・モーテル。。
モーテルのオーナー、ノーマン・ベイツ(アンソニー・パーキンス)は
少々神経質そうな、でも人好きのする好青年です。
ノーマンが語った彼の生い立ちは複雑でした。
ノーマンが小さい時に父親は他界、新しい父親が来たものの、
すぐに変死を遂げた事で、そのショックから未だに立ち直れない母親と
二人暮らし、との事。。
マリオンは今夜一晩泊まって、明日は会社に戻って詫びよう・・・と心を決めます。
そして・・・あの超有名なシャワー・シーンです・・・
降り注ぐシャワーを真下から撮影するド迫力といい、
大スターでこの映画のヒロインが途中で・・・という意表を突く演出といい、
青春スターの代表格ともいえるアンソニー・パーキンスがマザコン!?
という設定といい、弦楽器のみで構成されたオケの世にも恐ろしいサウンドといい、
何もかもが衝撃的でしたっけ。。
特にラスト
途中入場禁止という厳命まで出されたこの作品。
今観てもなんら遜色ない・・・どころかこの映画を超えるホラーは無いのでは?
と思われるくらい。。
そして、ホラーなのになぜか品格ある不思議な映画です・・・。