だましだまされ生きるのさ

だましだまされ生きるのさ　岡崎 大五　著

だましだまされ、
世の中は動いている。

親や先生から人に優しく、
素直に生きることを教えられてきた。

でも世の中には自分の意を通すために
利用し嘘をつき、虚栄心を満たす者が
いるのも事実である。

その様な者は年齢とともに
心が意地悪な人は、
顔も意地悪な顔をしてくる。

娘達には騙されて欲しくはないし
後者にもなって欲しくはないです。

騙されるのは仁義礼智信に偏りがあるからだと
いう。とりわけ仁や信に過ぎれること。

五常訓　伊達政宗がは自身の経験を踏まえて表現している

仁に過ぎれば弱くなる。
　　相手を思いやり、優しくしすぎれば自分が弱くなる。
義に過ぎれば固くなる。
　　筋を通そうと正しい行いばかりに囚われては融通がきかなくなり、
　　柔軟な対応ができなくなる。
礼に過ぎれば諂いとなる。
　　礼儀正しさが過ぎれば、嫌味となり逆に失礼となる。
智に過ぎれば嘘をつく。
　　知識や経験が増え利口になると嘘をつくようになる。
信に過ぎれば損をする。
　　他人を信じすぎれば損をしてしまう。

確かに弱くなったり損をしたりする。
しかし
贈る言葉に
信じられぬと嘆くよりも、人を信じて傷つく方がいい。とある。
傷つけられる事を好む人はいないが
傷つける方や裏切ることの方が精神的ダメージは大きい。
いつまでもどの時のことが浮かんでしまう。
その時、誠実であり、現状を受け入れる事が大事である。

仁の心を持って相手のことを
思いやっていては体が持たないが、
相手を疑うことは自分は心を偽ってるのと
同じであるという。

この様な生き方も必要である。

先日 医者へ行った結果 またもや
十二指腸潰瘍 血圧180 120
主治医からはもう少し
自分のことを考えてと。
もう少しで病院行って。
西郷さんの様な生き方かもしれません。

四六時中戦っている内臓さん
気分転換をしたいのですが、
気分も乗らず 一日中ボーっとしています。
寧ろ会社で仲間と仕事をしていた方が
気分が晴れるなんて。
かなりハードな生き方です。


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