私の青空☆彡

写真を通して、小さな事でも『感動』する素晴らしさを、貴方に送りたい

アプトの道の始まり

2014-07-20 | 風景
旧 熊ノ平信号所(群馬県碓氷郡松井田町 現、安中市)
ウオーキング大会は鉄ちゃんづくしの旅でした
まさに「廃線跡を歩く」。

アプトとはラック式鉄道(ラックレールに機関車の歯車がかみ合って上り下りするもの)のことで
カール・ローマン・アプト(ドイツ人技師)の名に因むものです。

旧18号線から熊ノ平信号所へ

横川側
電車はこないのに指差喚呼しながら渡ります。
ここが熊ノ平信号所。
トンネルやホームなどの遺構が残っています。


軽井沢側
右側から順に、新線上り線、新線下り線、旧線下り線(保線路として利用)
新線は、トンネルに入る直前で線路が66.7‰に傾斜しています。


石碑が立っていました。この路線の建設には、「緋村剣心」の戦友である「山縣有朋」も関わっていたそうです。

熊ノ平変電所
アプト式廃止後も改修されて横川~軽井沢間の廃線まで使用されていました。
1.5kvの高圧線を供給していた変電所は今では廃墟同然。

熊ノ平信号所も1997年9月30日、長野新幹線開通に伴い、信越本線横川~軽井沢間廃線により廃止
信越線の車窓から見ていた自分がそこにはありました。


『母子像・愛』
慰霊碑が立っています。碓氷峠の急勾配を退行しブレーキが故障し逆走事故と
大規模崩落事故により多くの犠牲者が出たそうです。


10号トンネル

この横川~軽井沢間 通称「横軽」は何人も補助機関車を従えないと通過出来ない東の難所。
1978年10月13日、昭和天皇のお召し列車もEF6311/13を従えて、この場所を通過しました。  -----つづく----->

ごきげんよう さようなら
CANON G1X 2014.07.12
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2 コメント

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Unknown (サイモン)
2014-07-20 08:57:42
☆この急勾配区間、保存されているのですね~♪
この区間に何としても鉄道を遠そうと言う意思を感じる遺構でも有ります。
66.7‰!!、そこを通るための特殊装備を満載した機関車が代々有ったと言うのが既に過去の物と言うのには時間が経つ早さを感じたりします。
返信する
サイモンさんへ (上総介)
2014-07-22 00:35:00
コメントありがとうございました

鉄道遺産が残されており、良いハイキングコースと成っています。
東の横軽 西の瀬野八と、難所には補助機関車がつきものでした。
返信する

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