先日の門司港探訪ネタの続きです。
九州鉄道記念館で見たクハネ518-8は月光号でした。
その昔、電関人が鉄道写真を始める少し前に巷で大きくニュースなっていたのは、
世界初の寝台特急電車が走りだすというものでした。
「世界初」という響きにすごく印象的で今も克明に覚えています。
しかも、その電車は博多発着で南福岡電車区に行けば見れるのですから・・・。
そして、その車両を使った列車が「月光」でした。
すぐさま南福岡電車区に見に行き、そのクリームに青のツートンカラーの車両を
目にした時まさしく「月光」の愛称にピッタリだと思いました。
それ以来、電関人は夜行列車の虜になってしまいました。
2011年3月 九州鉄道記念館にて
今日は花繋がりでもう一つ。
都電で久しぶりに花電車が走るニュースを見ました。
電関人にとって、花電車と言えばなんといっても西鉄福岡市内線の花電車です。
毎年、博多どんたくのお祭り時に専用の車両にその年々のデザインで
電球をあしらった3両の花電車が街を走りました。
子供の頃、博多どんたくの時は昼間のお祭り見物に加えて
夜の福岡で花電車見物が毎年恒例でした。
昭和50年の花電車は、先頭がこの年3月の新幹線博多開業を祝うデザインで、
0系とD51のデザインでした。
2両目は、おもちゃのマーチのデザインでした。
そして3台目は因幡の白うさぎのデザインで、音楽を鳴らしながらやってきました。
毎年花電車を見ると、なんだか贅沢な気分になれました。
1975年5月
久々の非鉄ネタを・・・
久々のゆっくり週末なので銀塩中版機を引っ張り出して町内撮影に出ました。
風が強いですが、其処彼処に春の便りが見受けられます。
先ずは、家からすぐの神社へ。
濃いピンクの花が目に入ってきます。
社務所の方に尋ねると、「タイワンヒガンザクラ」とのこと。
寒緋桜の亜種なのでしょうか。
まだ咲き始めです。
さらに町内の大きな寺の境内には・・・
私は、枯れ色の山に真っ先に咲くこのこぶしが大好きです。
さあ春本番に向けて撮影活動を本格化させましょう。
3月26日 市内にて
ちょっと気持ちを明るくして、昨年の桜から・・・
以前から構想を練っていた王子 飛鳥山の桜ですが、
この時は、時期特有の曇りでして花の色が今一出ませんでした。
しかもなかなか花の隙間に列車を抜くポジションが無くて四苦八苦。
うーーん、もう少し花の部分が欲しいところです。
最後尾のスイートは、花はそこそこですがカーテンが閉まっていました。(撃沈)
今年は、銀罐で晴れた日にリベンジしたいです。
2010年4月 王子駅付近
福岡から帰ってまいりました。
福岡は春めいていて桜の蕾が今にも開きそうです。
法事のついでに、ちょっと門司港によってレトロ街探索をしてきました。
最初に寄ったのは、現JR九州の始祖である赤レンガ造りの九州鉄道本社ビルと
保存車両で構成される、『九州鉄道記念館』です。
そこで、想い出深い蒸機をはじめ懐かしい車両たちに会えました。
現役時代に、後藤寺機関区で撮影した米坂流れの59634。
門デフではない角ばったデフが新鮮です。
残念ながら、前哨灯はシールドビーム1灯の当時と変わっていました。
そして、もう1両はこのC591。大好きなヘビーパシフィック機です。
汽車会社製造番号はジャスト2000番。1956年から62年まで門司港配置で、
その際の区名札が入ってました。
C59らしさの一つでもある丸孔スポークの先台車と、
九州の機関車の証であるリンゲルマン濃度計が誇らしげ。
そしてなんといってもこの機の1番の特徴は青プレート!
漠然とした幼少期の20系牽引時代の記憶、国鉄小倉工場敷地内での再会。
そして今回と三度目のC591はやっぱりカッコ良かった!!!
そして、彼ら九州の蒸機と共に時代を見て来た証人であるセラ1。
短い時間でしたが、たっぷりレトロに浸れた内容が濃い訪問でした。
そのうちに、他の車両たちのこともアップ予定です。
2011年3月 門司港にて