新幹線並走区間という名の下に三セク化された東北本線の一部、IGRいわて銀河鉄道。
しかし、少子化の現代においてJR東日本の旅客通過列車のの通行料、
そして北海道を中心とした貨物の大動脈としての施設使用料で大きく賄っていることは言うまでもないこと。
国鉄時代から連綿と続く資産を受け継ぎながらも、利用者に対するサービス向上の一環で駅施設はリニューアルしつつある。
岩手川口駅も駅本屋を改装工事中だった。
夏とはいえ重たい雲に薄暗さが残る中、上り一番電車がやってくる。
構内は、国鉄時代の面影を残すというよりは、寧ろユーザーたる日本貨物鉄道の
長大編成を抑止退避させる有効長確保のため広々としているわけだ。
そして、朝夕の駅の日常だが電車時間のちょっと前に自動車によって送られてきた学生たちが
到着の2両編成電車に乗り込む。
かつて、6、7両の客車を連ねていた東北本線の朝晩の各駅停車の風情は微塵も残っていない。
2017年6月 IGRいわて銀河鉄道 岩手川口駅
ユーザーフレンドリーとかバリアフリーとか言って何でもかんでも古いものを壊す傾向が継いですね。
何とか、もう少し古くていいものは残すという考えが出え来ないものでしょうかね!?
お久しぶりです。
貨物列車にはホームは必要ないですものね。
ちょっと兵どもが夢のあとという寂しさがあります。