只見線の記憶 山笑う頃

全線復旧目途が見えない只見線。
今年も新緑の季節にC11が走る。
彼此9年前の山笑う季節の思い出を少々。



電関人はこの時季の只見線が一番好きである。
里や田畑、山までも新しい命に満ちてこれからという勢いが感じられるからだ。
只見線の全線復旧、並々ならぬこととは思うが是々非々地元の生活路線としてもそして一大観光路線としても
再び一本の線路でつながって欲しいものだ。



名物カーブ鉄橋も新緑バックに引き立つ。



新緑の勾配を登るために給炭が始まる。



吹き出し始めの柔らかな新芽を掠めながら。



田植えが終ったばかりの田圃を横目に。
蒸機の力強さと、自然の生命力の調和が美しい。

2007年5月 只見線