キシダ船長

2021年10月05日 | 短歌
キシダ船長が船出ようとしている
ひとりではない。ニッポン丸という、とてつもなくでっかい船にコクミンを載せての旅である

まあ、政治の世界のことなのに、こんな書き方でいいのかとも思うが

これまで歴代の船長が繰り広げてきた旅にお付き合いしてきたコクミンは、最後には船酔い状態で放り出されるというガッカリ感を味わってきたのではないか

キシダ船長は皆んなの声を聞くと言っている。分かりやすく説明をするとも言っている
あたり前のことなのに清新なものを感じてしまう。期待もしてしまう

好むと好まざるとにかかわらず、もうわれわれはキシダ船長の操縦するニッポン丸に載ってしまっている
いい旅になるのを祈るばかりである

◇ キシダ船長 ◇
決められぬキシダと言われた
過去の顔 消えて
キッパリ 船長の顔

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