読書の時機

2024年05月25日 | 短歌
◇ 読書の時機 ◇
中年を過ぎての読書
あれほどに読みごんだのに
残れるはわずか

* 今も、本を読むことは楽しい。だが、何らかの影響がどれくらい今後に残るかは、はなはだ心許ない。かなり読みごんだつもりの本でさえ、中年を過ぎてからのものは、中身を思い出そうとすると、うっすらとした印象しか残っていないのだ。

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