ある看取り

2022年09月30日 | 短歌
友人の一人が配偶者を亡くした

故人が望んだとおりに、自宅で介護をし看取ったので悔いはないという

通夜、告別式をひかえ葬儀屋さんお寺さんとの打ち合わせ、来客の対応など数多(あまた)のことを淡々とこなして、今を乗り越えようとしているようである

とおくから、見守るのみである

◇ ある看取り ◇
ひと死してのちの数多を
淡々とこなして
今を越えんとする友


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする