江戸の粋 小物細工、指物師の技法を受継ぐ細工物の小粋な世界をご覧下さい。

江戸には沢山の職人が技を競っていました。その人達が技を磨くため、細工の極致を極めたのが小物細工です。

作品 「三軒長屋」

2015年07月21日 | ミニチュア

こんにちは  「暑いという言葉しか出てこないですね~

今日もたぶん35度くらいあるのでしょうね

 

昨日は午後から久しぶりに娘一家が家に来て

みんなでにぎやかに夕食を食べてシャワーを浴びて帰りました

 

今日は暑いので外へは出ないで自分の部屋の模様替えをしました

 

載せる写真がないので20年以上前に作った作品を見て頂こうと思います

 

これは昔から受け継がれてきた「三軒長屋」という作品です

 

家の前のどぶ板の下もちゃんと水が流れるように作ってあります

 

私が指物師だった先生から教えて頂いた

最後から2番目の作品です

 

 

共同トイレもちゃんと昔風に出来ています

 

この作品は越谷市の「生涯学習フェスティバル」にも展示したことはありませんので

あまり人の目にふれていない作品なのでここに載せてみました

 

この作品は戸が20枚以上あって1ミリの桟を

本物と同じように組んで作ってありますので

作っている時は泣きたくなるようなほど難しい作品でした

 

ここまで細かい作品はもう作る人もいないので

いずれはなくなってしまうことと思われます

 

私は作品に関して何にも記録していませんので

いつ作ったか確かではありませんが

たぶん40代の終わりころの作品と思います

 

今から思うとなぜ記録しなかったのだろうと後悔していますが

仕事と二人の子供の子育てと

自分の教育と山登りと江戸小物細工までもやっていて

ほんとうに休む間もなく動いていたように思います

 

どんなに忙しくても又どんなに難しい作品に取り掛かっても

やめようと思ったことは一度もなかったので

ほんとうに自分が好きで打ち込める趣味に出会えたことは

とっても幸せだったと思っています

 


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
mi-ya の源典 (Hero Summer)
2015-07-21 14:41:37
久し振りに 拝見しました
やっぱり素晴らしい才能
 
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ありがとうございました (mi-ya)
2015-07-21 14:57:45
作品のほとんどは人目に触れることもなく…

なのでたまには古い作品もと思って

載せてみました
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