ISIの上にも30x年

映画を見た時の感想を入れときます

2020/05/05 「グローリー」

2020-05-05 00:00:00 | 日記
「グローリー」

ロバート・ショー大佐(マシュー・ブロドリック)
トリップ 黒人兵(デンゼル・ワシントン)
ローリンズ曹長 黒人兵(モーガン・フリーマン)
フォーブス少佐 白人兵。ロバートの友人
トマス 黒人兵。ロバートの友人

起:南北戦争で黒人部隊が結成され、白人のロバートが指揮を執る。
承:黒人兵はロバートに反発するが、やがて信頼を得るようになる。
転:黒人部隊が前線に出る事に。
結:要塞の攻撃で全滅するが、北軍の勝利に貢献する。

 1862年。南北戦争。
北軍は黒人による部隊を結成。
ロバート大尉を大佐に昇進させ、指揮を執らせる。
 北軍の白人兵にも、黒人を差別する者は少なくない。
南軍は、北軍の黒人兵になった者を処刑すると宣言。
ロバートは除隊を認めると告げるが、大半の黒人兵が留まる。
 友人である黒人兵トマスは親しげにするが
ロバートは規律を守れと厳しくする。
同じく友人の白人兵フォーブスも、ロバートの態度には困惑する。
黒人兵の中には、ロバートが黒人を人間と思っていないと、批判的な声が上がる。
 黒人兵のトリップが脱走で捕まり、ロバートは鞭打ちを命ずる。
トリップが脱走した理由は、黒人兵に靴が支給されない為と判明。
ロバートは補給部署に怒鳴り込み、靴を獲得する。
 黒人兵の給与が、当初の約束よりも額が下げられていると判明。
トリップは受け取りを拒否し、他の黒人兵もこれに続く。
するとロバートもまた給与の受け取りを拒否し、黒人兵たちの支持を受ける。
 黒人兵のリーダーであるローリンズを曹長に任命。
部隊は町で歓迎されるが、実戦に出る事はないだろうと噂される。
ようやくモンゴメリー大佐の部隊を支援する任務に就くが、
実態は略奪行為でロバートらを失望させる。
 黒人兵の間で、戦闘訓練をしても無駄と言う声が出始める。
戦地から戻った白人兵とはケンカに。
ロバートは、モンゴメリーの略奪行為を告発すると脅し、前線へ配置される事になる。
 戦闘に参加した部隊は、敵を退却させて勝利に沸く。
トマスは負傷するが、帰還を望まず前線に留まる。
ロバートはトリップの活躍を評価。
旗手になるよう求めるが、ロバートの為に戦っている訳ではないと断られる。
 北軍は敵要塞を攻撃する事に。
先陣の部隊に多くの犠牲者が出る事が予想されるが、ロバートは志願する。
かつてケンカした白人兵も励ます中、部隊は出撃。
戦闘は激しく、ロバートがやられる。
するとトリップが旗を取って部隊を鼓舞するが、彼もまたやられる。
トマスもやられ、突進するローリンズは敵の大砲にやられる。
 戦場は静かになり、ほとんどの兵士が死ぬ。
ロバートの遺体は、黒人たちと一緒に埋められた。
北軍は撤退し、要塞の占拠は叶わなかった。
だが彼らの活躍が認められ、黒人部隊は正式に採用される。
北軍の勝利は、彼ら黒人部隊に寄る所が大きいのだ。

 と言う訳で、南北戦争で結成された黒人部隊の話。
黒人を解放する為の戦争のはずだが、
北軍側でも差別意識はあり、いろいろ問題が発生すると言う展開。
隊長はマシュー・ブロドリックだが
部下の黒人兵に、デンゼル・ワシントンとモーガン・フリーマンと言う大物コンビ。
この組み合わせって、本作だけじゃないかな。

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