２０２０／１２／２４ ＣＳＩ：マイアミ１０ ザ・ファイナル「美しき性悪女たち」

ＣＳＩ：マイアミ１０　ザ・ファイナル「美しき性悪女たち」乗馬クラブのメンバーであるキャシディが殺される。

ホレイショ・ケイン　マイアミの太陽より熱い
カリー　クールビューティ
デルコ　水際のエキスパート
ウルフ　パトロール警官から転職
ナタリア　ＤＮＡのスペシャリスト
ウォルター　分析官
トリップ　刑事
サマンサ　分析官

キャシディ　犠牲者。乗馬クラブのメンバー
ジョアンナ　乗馬クラブのオーナー
エル　ジョアンナの娘
ミッキー　納屋でキャシデイの相手をした
レイチェル　乗馬クラブのメンバー
リアム　エルの元恋人
ダン　エルの父親

起：乗馬クラブのメンバーであるキャシディが殺される。
承：同じくメンバーのレイチェルも殺される。
転：オーナーの娘エルは、学生クラブでキャシディらにいじめられていた。
結：エルの父ダンの犯行だった。

　乗馬クラブで馬が暴れる騒ぎが発生。
鞍に血痕があり、近くで女性の死体が見付かる。枝に吊るして馬に引かせようだ。
　オーナーであるジョアンナは、犠牲者はメンバーのキャシディだと言う。
キャシデイは何かの首飾りをしていた。
乗馬の際は危険だと、通常は首飾りをしないはずだ。
乗馬クラブには数百人が出入りしている。キャシディは毎朝来ていたと言う。
　遺体からＤＮＡが検出され、ミッキーが納屋でキャシディとセックスしたとわかる。
キャシデイには擦過傷があり、レイプにも見えるが、
ミッキーは乱暴にするのが彼女の好みだったと言う。
　牧場を調べると、血痕の付いた石が見付かる。さらに鞭が落ちていた。
会員レイチェルのもので、
鞭はあまり使わないので、落とした事に気付かなかったと言う。
レイチェルは離婚裁判中で、夫はミッキーだ。
　鞍から指紋は出なかったが、ジョアンナの娘エルが馬の世話をしていたとわかる。
エルは、キャシデイやレイチェルと同じ学生クラブにいたとわかる。
エルは地味な存在で、リーダー的なキャシデイらとはほとんど話していないと言う。
学生クラブではいじめもあり、彼女たちが死ねばいいと思った事はあると認める。
だが、本当に殺したりはしないと。
　レイチェルが日焼けマシンの中で死亡する。
焦げて死んだのではなく、死因は酸欠だ。通気口にはテープが貼られていた。
レイチェルの体には、日焼け跡として学生クラブのマークが残されていた。
キャシディが付けていた首飾りも学生クラブのものだ。
犯人の狙いは学生クラブにあるらしい。
　学生クラブの名簿を調べると、リアムの存在が浮上。
リアムはエルと付き合っていたが、学生クラブに別れるよう強要されたと言う。
リアムは、最近になってエルがその件を詫びに来たと言う。
リアムにとっては昔の話だが、エルは忘れていなかったようだ。
　エルは、リアムと別れねば除名と脅された事を認める。
リアムを愛していたが、学生クラブには残りたかったのだ。
日焼けマシンに使われたＵＶテープがエルのものとわかり、彼女は拘束される。
　キャシディが付けていた首飾りはエルのものと判明。
高校でいじめられたエルは、大学で変わろうとしたのだと言う。
母ジョアンナがかつてメンバーだった為、エルは無条件で入会できたが、
結局追い出された。
その頃大学を中退し、仕事も続かず、母親の厩舎で働く事になった。
レイチェルらがそれを知り、いじめが再開。
ジョアンナは、レイチェルらがいじめの張本人とは知らなかったのだ。
　馬のえさを調べると、男性の皮膚が見付かる。
男性のメンバーは多いが、エルのテープに近付ける人物は１人だけだ。
　エルの父親ダンを尋問。厩舎には関わっていないダンだが、やがて犯行を自供する。
キャシディらを殺害して、学生クラブの存在を知らせようとしたのだ。
２人のせいでエルは苦しめられた。娘を守る為だったと言う。
　釈放されたエルは、父親が逮捕されたと知ってショックを受ける。
ホレイショに連絡してきたエルは、自分には生きる価値がないと言う。
自殺を図る気だと気付き、ホレイショが急行。首を吊っていたエルを救出する。
　回復したエルはホレイショに感謝するが、まだ戸惑っている。
ホレイショは、エルに新しい道を行けと告げるのだった。

　と言う訳で、最終シーズン第１４話。
乗馬クラブのメンバーであるキャシディとレイチェルが殺される。
オーナーの娘エルが２人にいじめられていたと判明。
エルではなくて父親の犯行だったと言う結末で、
意外な展開とまでは言えないが、父親が終盤まで出てこないのは困りもの。