ISIの上にも30x年

映画を見た時の感想を入れときます

2020/12/31 「フォードVSフェラーリ」

2020-12-31 00:00:00 | 日記
「フォードVSフェラーリ」

キャロル・シェルビー 元レーサー(マット・デイモン)
ケン・マイルズ レーサー(クリスチャン・ベイル)
モリー ケンの妻
ピーター ケンの息子
アイアコッカ フォード副社長
ヘンリー・フォード2世 フォード社長。創設者の孫
レオ フォード重役(ジョシュ・ルーカス)
エンツォ・フェラーリ フェラーリ社長

起:フォードは、レースでフェラーリに対抗する事に。
承:ケンがレーサーになるが、大企業の論理で思うようにできない。
転:重役の意見を無視してルマンで善戦。
結:優勝に貢献するが、手柄は奪われる。

 レーサーのシェルビーは、ルマン耐久レースで優勝。
医師に体がボロボロだと言われ引退。カーデザイナーとなる。
レーサーのケンはレースで優勝するが、
知り合ったシェルビーはスポンサーなしでは勝てないと助言。
シェルビーの工場は、国税庁に差し押さえられてしまう。
 フォードの副社長アイアコッカは、レースに出るべきと訴える。
フェラーリの発想が必要だと。
アイアコッカはフェラーリを訪問。
合併を求めるが、レース出場を巡って意見が合わず、追い返される。
やがてフィアットがフェラーリと提携。フォードは利用されたのだと知る。
無能だと批判されたフォード社長は腹を立て、レースカーを作ると宣言する。
 アイアコッカはシェルビーを訪ね、ルマンで勝てと告げる。
そこでシェルビーはケンを訪ね、90日でフェラーリに勝つと協力を求める。
だが、会社は好きにさせてくれないはずと、ケンは否定的だ。
シェルビーは発表会で、レースカーを作ると宣言。
レースカーを見せられたケンは、批判しながらそれを気に入る。
 ケンはテスト走行に参加。レースカーに改良を加える。
重役のレオは、ケンの人間性を問題視。
フォードにふさわしいドライバーを探せと言う。
 ケンはルマンに参加できず、ショックを受ける。
だが、ギアボックスの問題でチームが途中棄権したと知る。
フォードは敗北し、巨額の損失となったと報じられる。
 フォード氏はシェルビーに意見を求める。
シェルビーは責任者を1人にすべきだと訴え、フォード氏はそれを認める。
シェルビーはケンを訪ね、再挑戦を告げる。
結局レオがレースの責任者になるが、シェルビーはフォード氏に直談判。
デイトナレースで勝ったら、ルマンにケンを出す事の承諾を得る。
 デイトナレースに、フォードは2台が出場する事に。
メインのクルーはもう1台にあてがわれる。
だがゴール寸前にケンが追い越し、優勝する。
 フォードはルマン24時間耐久レースに参加。
ケンのレースカーはドアが閉まらないハプニングがあるが、ピットで何とか修理。
ケンは次々追い上げ、周回記録を更新する。
事故でフェラーリの1台が脱落するが、1位、2位は依然としてフェラーリだ。
フォードとフェラーリがバトルに。
ケンは追い抜こうとするが、ブレーキの故障で失敗。
ブレーキ交換は違反と抗議を受けるが、部品の1つとして退ける。
 フェラーリはエンジン故障によるリタイアで全滅。ケンがトップになる。
フォードがトップ3位を独占する状態に。
レオは、3台を同時にゴールさせると言い出す。
ケンは他の2台よりも1周早かったが、減速を求められる。
シェルビーは腹を立てるが、ケンに判断を委ねる。
ケンはどんどんスピードアップし、周回記録を更新。
その後減速して、残りの2台に追いつかせる。
3台が同時にゴール。だが、より後方からスタートしたメンバーの優勝となる。
レオはそうなると知っていたのだ。
 気を取り直したケンは、次のレースに向け、さらなる改造に取り込む。
だが、テスト走行で事故を起こし、帰らぬ人となった。
半年後。ケンの家を訪ねたシェルビーは、息子ピーターにケンは友達だったと告げる。
 ケンはスポーツ殿堂入りに。シェルビーはカーデザイナーを続ける。
その後、フォードは4連覇を遂げ、ルマンを制した唯一のアメリカ車となった

 と言う訳で、フォードがレース界の王者フェラーリに挑んだ実話もの。
フェラーリとの提携話が流れたフォードは、レースで見返してやると誓う。
金に糸目をつけないと、元レーサーのマット・デイモンがカーデザイナーに。
現役のクリスチャン・ベイルをレーサーに据える。
だが、土壇場でフォードも会社の立場を優先し、レーサー魂の妨げに。
実話であるが故に最後が物足りない事はよくあるが
本作は最後もなかなかドラマチック。
コメント
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