ISIの上にも30x年

映画を見た時の感想を入れときます

2015/09/21 「ピクセル」

2015-09-21 00:00:00 | 日記
「ピクセル」

 テレビゲームの敵キャラが、原寸大になって地球を攻撃してくると言う話。
シュガーラッシュと言うアニメでも実際のゲームキャラが登場したが、
本作では80年代のゲーセンのゲームに限定したあたりが、マニア心をくすぐる感じ。
見るしかありませんな。

サム・ブレナー ゲーム大会の準優勝者(アダム・サンドラー)
ウイル・クーパー大統領 サムの友人
バイオレット 米軍中佐(MI3の奥さん)
マティ バイオレットの息子
ラドロー サムのゲーム仲間
エディ ゲーム大会の優勝者
大将 (ブライアン・コックス)
伍長 (ショーン・ビーン)
ゲーム大会の司会 (ダン・エイクロイド)
イワタニ博士 パックマンの生みの親

 82年。少年サムとウイルは、近所にゲームセンターができたと大喜び。
ウイルはクレーンゲームは得意だが、ビデオゲームはもう一つだった。
一方、サムはビデオゲームが得意で、全米大会に参加する事に。
ここでラドローと知り合う。
大会の様子は、NASAが宇宙へ送る事になると言う大規模なものだ。
歴戦の優勝者エディも出場する。
最後の決戦はドンキーコングで、サムは苦手だったが奮戦。
だが敗れてしまい、エディに俺には勝てないと言われ、屈辱感を味わうのだった。

 そして現代。何がうまく転んだか、ウイルは大統領になっていた。
原稿を読み間違えるなどして、史上最悪のバカと言われるが、大統領は大統領。
サムとの交流は今でも続いていて、サムはホワイトハウスも顔パスで入れるのだ。
サムはどうなったかと言うと、修理工として、
テレビとかを取り付けたりする仕事をしていた。
この日の仕事はバイオレットと言う女性の家。
ゲーム好きとわかって息子マティと親しくなるが、
バイオレットの方は別居中の夫との離婚が決まって落ち込んでいる。
ならばと誘おうとするが、バイオレットにその気はなさそうだ。
そんな中、ウイルはサムに呼び出される事に。
一方、バイオレットも誰かに呼び出されて、別々の車で移動。
結局、2人ともホワイトハウスに入り、サムの方がすいすい入っていくので
バイオレットは驚かされる。
実はバイオレットも米軍のお偉いさんだったのだ。

 グアムの基地が謎の敵に破壊されると言う事件が発生。
破壊された物は、なぜかキューブ状に変形させられる。
某国の仕業ではと言う意見もあったが、地球上にそんな技術はなさそうだ。
ウイルはその攻撃映像を見てある事に気づき、サムを呼んだのだ。
映像を見たサムも、それがビデオゲームのギャラガの攻撃パターンだと気づく。
それも、バグが解消される前の動きだと。
大勢の軍関係者などを前に、作業員の服装のサムが乱入して演説をぶつが、
部外者だと追い出される。
やめなく退散するが、いつの間にか来ていたラドローと再会。
彼は大会の後にNASAが宇宙へ送った映像を、
宇宙人が宣戦布告と誤解したのだと言う。
そのため、宇宙人はゲームを現実に再現して、地球を攻撃してきたのだ。
そして、よくあるゲームのように、3勝した方が勝ちだと言う。
誰も裏づけはしないのだが、この推測が事実だとして物語は展開。
さらにアルカノイドのキャラによって、
インドのタージマハールが破壊される。これで2敗。
事態は深刻だと、ウィルは正式にサムとラドローを徴用する事に。
訓練場にゲーム機を並べて、屈強な兵士たちにゲームの指導をする。
さすがに兵士たちも、勝手が違うようだ。

 次はセンチピードと言う、
日本ではなじみのないシューティングゲームのキャラで攻撃を受ける。
最初は、兵士たちが立ち向かうが、勝手がわからずに苦戦。
もはや敗色濃厚となるが、サムらが自ら戦う事に。
コツを知っているサムらの活躍で撃破し、人類の1勝2敗となる。
次はパックマン。パックマン側ではなくて、敵キャラとして戦う事に。
万全を期すため、エディや、パックマンの生みの親、イワタニ博士も呼び出される。
エディは相変わらずスター気取り。刑務所にいたが恩赦で出され
セリーナ・ウイリアムズとデートしたいと言い出し、
これは叶えられるが、セリーナは退屈そうだ。
ミニクーパーに乗ってパックマンと戦うのだが
実際のパックマンを見ると、イワタニ博士は感激して歩み寄り、やられてしまう。
サムとラドロー、エディは、町をミニクーパーで走り回って追跡。
だが、クッキーを食べると、一定時間パックマンは無敵になり、逆に逃げ回る。
ラドローは辛くも攻撃を逃れるが、ミニクーパーが破壊される。
サムは無敵になったパックマンに追われるが、間一髪無敵の時間が終了した所で食いつかれて、逆に倒す。
何だか残ったQバードと言うキャラとは親しくなる。

 これで、2勝2敗になったかと思われたが、
宇宙人は、地球側がインチキをしたとして、総攻撃を仕掛けてきた。
サムらは事情が分からないのでいたが、
エディがサングラスの裏にインチキのコマンドをメモっており、これを使ったと判明。
実は、82年の大会でサムに勝ったのも、インチキだったのだ。
無数のゲームキャラが町を暴れまわって大騒ぎに。
テトリスでビルが消えていったり、後ろをマリオが走り回ったり。
かけつけたウイルも、クレーンなら戦えると加勢。
ラドローは、あこがれていたレディリサと言うキャラと対面。
リサも彼に惹かれて、一緒に戦う事に。
バイオレットの息子マティがゲームの世界に取り込まれてしまい、
サムらは助けようと後を追う。
そこには、マティの他、消されたインドの少年や兵士たちもいた。
待ち受けていたのはドンキーコングのステージだった。
サムは大会の記憶もあって、苦手ゲームだと苦戦するが、
エディがインチキしたのだと知り奮起。
ついに敵を倒すと、勝利したらしく、町中のゲームキャラたちは消えていき、
マティらは元の世界に戻る。
レディリサも消えてしまい、ラドローは落ち込むが、
なぜか残されたQバードがレディリサに姿を変え、ラドローと結婚。
宇宙人とは条約が結ばれる事に。サムもバイオレットと親しく。
セリーナに加えてかけつけたマーサ・スチュワートも、エディを見直す。
ラドローとリサの間には大勢の子供が生まれるが、それはQバードの姿だった。

 と言う訳で、主人公アダム・サンドラーは、
80年代の少年時代にゲーセンでトップクラスの腕前を発揮。
だが、大人になると、さえない修理工となっていた。
ゲームの腕ではサンドラーにかなわなかった友人は、
史上最大のバカと言われるものの、大統領に就任。
そんな中、宇宙船が地球を攻撃する事態が発生。
その動きを見た大統領は、ある事に気づく。あれはギャラガの動きだと。
そこで、権威であるサンドラーを呼び、対策の検討を求める。
最初は兵士たちを訓練するが、彼らでは話にならないと、サンドラー自身が戦う事に。
戦う相手は、パックマンやドンキーコング(あと、日本に馴染みのないゲーム)。
3回やられたらゲームオーバー。
リセットは出来ないなんて設定も、なかなかにゲーム通の心をくすぐって楽しめます。
パックマンやドンキーコングの登場シーンでは、ゲームの音楽が流れるのもうれしい。
最後の大混乱で、マリオやテトリスなど、
80年代のゲーセンではないゲームも混ざっているのはご愛敬。
ちなみに、宇宙に送った映像を見た宇宙人が、想定外の反応をすると言うのは、
映画版スタートレックを連想させる。
落ちこぼれが、数少ない才能のおかげで、地球の運命を託されると言うのは、
アルマゲドンやスペースカウボーイって感じ。
それ以上に、本作のゲームを何かに置き換えただけの、
そっくりな映画があった様な気がするが、それは記憶違いかも。。
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2015/09/21 「プロミスト・ランド」

2015-09-21 00:00:00 | 日記
「プロミスト・ランド」

スティーブ グローバル社社員(マット・デイモン)
スー スティーブの相棒
フランク・イェーツ 教師(ハル・ホルブルック)
ダスティン・ノーブル 環境保護団体の男
アリス 住人

 グローバル社のスティーブと相棒のスーは、田舎町を訪れる。
天然ガスの掘削権を住人から安値で買い取るのが目的だ。
住人は友好的かに思えたが、
高校教師フランクが採掘方法を批判した為、住人投票で決める事に。
やむなく全戸を回って説得する事になるが、
環境団体のダスティンが現れ、スティーブは苦戦を強いられる。
スティーブも故郷が廃墟になって町を出た過去があり、開発に懐疑的に。
やがてダスティンの資料は偽造であるとわかり、彼は町を去る事に。
実はダスティンを送り込んだのはグローバル社で、
本物の活動家を阻止するのが目的だった。
だが、住人投票を前に、スティーブは皆に真相を告白。
スティーブはクビになり、親しくなった住人アリスを訪れるのだった。

 と言う訳で、マット・デイモン主演で、
グッドウィルハンティングの監督と再タッグ。
デイモンは天然ガス開発会社社員で、田舎町から採掘権を得るべく交渉に当たる。
安値で勝ち取ると評判だった彼だが、
環境への問題があると指摘する者や環境保護団体が現れ、予想外の苦戦に陥る訳。
交渉する内に、デイモンも反対派に共感してしまうと言う展開で、
ええ話とは思うけど、どこかで見たような印象は否めない。
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