ISIの上にも30x年

映画を見た時の感想を入れときます

2015/05/06 「イン・ハー・シューズ」

2015-05-06 00:00:00 | 日記
イン・ハー・シューズ(2005年米)

ローズ・フェラー 姉。しっかり者(トニ・コレット)
マギー・フェラー 妹。遊び好き(キャメロン・ディアス)
エラ 姉妹の祖母(シャーリー・マクレーン)
ジム ローズの恋人。同僚
エイミー ローズの友人
スタイン ローズの元同僚

 ローズはしっかり者の姉だが、妹マギーは遊びまくった挙げ句、姉の家に居座る。
さらにマギーはローズの恋人ジムと関係してしまい、怒ったローズに追い出される。
ローズは会社を辞め、ペットの仕事をする事に。
心配する元同僚スタインと親密になる。
マギーは、老人ホームで働く祖母エラの存在を知り、彼女の所へ押しかける。
母の死後、父が娘たちをエラから遠ざけていたのだ。
マギーはエラの金をいただこうとするが、
エラはお見通しで、マギーにホームで働くよう勧める。
老人たちと接する内、マギーは彼らと心を通わす様になる。
一方、ローズはスタインと婚約するが、
パーティで出くわしたジムを、あなたのせいで妹が出ていったと責める。
それを見たスタインは、
ローズが自分に心を開いていない事に気づき、ショックを受ける。
ローズは父が隠したエラの手紙を発見。
自殺した母をめぐり、父とエラは互いに責め合っていたのだ。
エラを訪ねたローズは、そこにいたマギーと出くわす。
ローズの事情を知ったマギーは、彼女が妊娠したと称してスタインを呼び出す。
かけつけたスタインに、ローズは隠し事はないと言う。
だが、マギーがいないと、自分を見失うと。
ローズとスタインの結婚式が行われ、再会したエラと父は和解する。
式でスピーチしたマギーは、旅立つローズを見送るのだった。

 と言う訳で、キャメロン・ディアス主演のドラマ。
ラブコメかなと思って見たら、ちょっと違いました。
キャメロンは遊び好きな女性役で、生まじめな姉トニ・コレットの所に居候。
姉の彼氏を寝とる形になり、追い出されてしまう。
困ったキャメロンは、祖母シャーリー・マクレーンの存在を知り、
金をせしめようと彼女が働く老人ホームへ。
結局キャメロン自身もそこで働く事になり、
老人たちと接する内に、キャメロンや周囲の人々の問題が解決していくと言う訳。
キャメロンが馬が合わなそうな老人たちに溶け込んだり、
自身も問題を抱えるシャーリーが年の功を見せる描写が秀逸。
姉妹の距離感もうまいが、引っ掛かるのが、それを演ずるのがキャメロンである点。
デビュー直後だったら文句なしだったのだが、
酸いも甘いも経験してきた後の作品で、ミスキャスト感は否めない。
コメント
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