ISIの上にも30x年

映画を見た時の感想を入れときます

2014/10/15 「イルマーレ」

2014-10-15 00:00:00 | 日記
イルマーレ(2006年米)

ケイト・フォスター 女医(サンドラ・ブロック)
アレックス・ワイラー 建築家(キアヌ・リーブス)
ワイラー氏 有名建築家。アレックスの父(クリストファー・プラマー)
ヘンリー アレックスの弟
モーガン ケイトの恋人
モナ アレックスの彼女

 湖畔の家を出る事になったケイトは、次の住人の為にポストに手紙を残す。
しばらくするとアレックスと言う男から返事があり、
自分の前には誰も住んでいないと言う。
やりとりする内、アレックスの手紙はなぜか2年前から届いているとわかる。
互いに文通をする様になり、
アレックスはケイトがかつて本を忘れたと言う駅へ行き、ケイトの姿を見かける。
アレックスはモーガンと言う男と知り合うが、
その恋人がケイトだと気付き、誕生パーティに出席。
ケイトと対面し、互いに惹かれた2人はキスするが、モーガンらに引き離される。
それを思い出したケイトは、文通する相手があの時の男だと知る。
有名建築家であるアレックスの父が急逝。
ケイトは2年後に出版される彼の本をアレックスに贈る。
感激したアレックスは、2年後にイルマーレと言う店でケイトと会う事を約束。
ケイトは店を訪れるが、アレックスは現れなかった。
アレックスはもう一度試そうと言うが、
ケイトは現実は厳しい事を思い出し、以後接触を絶ってしまう。
ケイトはモーガンと寄りを戻し、同居する事に。
改装の為、建築事務所を訪ねるが、応対したヘンリーがアレックスの弟だと気付く。
彼によると、アレックスは2年前のバレンタインデーに、事故で死んだのだと言う。
ケイトは、その日に目の前で男が車にひかれて死んだのを思い出す。
あれはアレックスで、ケイトに気付いて歩み寄ってひかれたのだ。
湖畔の家にかけつけたケイトは、
愛しているなら探さずに待つだけでいいと手紙で伝える。
そして、2年たったら湖畔の家に来てと。
手紙のおかげで事故を回避したアレックスは、無事な姿で現れ、
二人は熱くキスするのだった。

 と言う訳で、韓国映画のリメイク作で、
キアヌ・リーブスとサンドラ・ブロックと言うスピードコンビ。
湖畔の家を出る事になったサンドラは、次の住人の為にポストに手紙を残す。
だがそれに返事が来て、やりとりする内、相手が2年前の住人キアヌだと知る。
なぜかそのポストでは2年前とやりとりする事が可能で、
文通を続ける内、お互いに見知らぬまま惹かれ合うと言う訳。
サンドラお得意のラブコメみたいなドタバタとは違うが、
この見知らぬままと言う雰囲気はなかなか良い。
2年前のキアヌが、そうとは知らずにサンドラとすれ違うあたりは絶妙。
ところが、中盤で2年前のキアヌとサンドラが実際に出会ったあたりから
雲行きが怪しくなる。
互いに知らない仲ではなくなって、前半のいい雰囲気は失われる。
両方の時代が交互して描写されるのだが、
サンドラはどちらにも出ていて、見ていてどっちの時代の話か混乱。
終盤に、「実は」と言う展開があるが、
これは序盤からそういう事だろうと思ってたので、意外性は低い。
決着の付け方はSF的で面白いんだけど、
え?これで良かったんだっけ?と言う疑問を残す。
2つの時代の差はジャスト2年ではなくて、あと半日くらいずれてたみたいです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする