(まだまだしぶとい) チラシの裏日記

鉄道写真中心に、撮影行記やその思い出話、音楽鑑賞記などを

宮野原

2018年03月15日 | ▲EF62・EF64▲遥かなる山の呼び声▲甲信越・中央東線▲

前機15+次位機17の8373レ
排風口から吐き出される熱で陽炎が立つ


 関山~二本木間には色々撮影ポイントが点在していて、防風林、防雪林バック、俯瞰、築堤見上げ・見下ろし等、いろんな情景で撮る事ができた他、更に豪雪地ということもあって、その時期でしか撮れない「まぼろしアングル」も存在した。
 宮野原踏切そばのアウトカーヴ。夏はすすきが生い茂る土盛りも、数㍍も雪が積もる冬は関山方向に大砲を打ち込むポイントになった。
 カヌ座の4連とか団臨が何本かあったりして結構な数を撮った'01年春分の日。
 仕舞いにEF64重連で下ってきた8373レを撮って帰る。元は定期列車だった5373レで、臨時列車に格下げされて曜日限定で走っていたが、この頃は明星セメントのタキ1900×12両編成で運転されていた。
 昼過ぎ、雪の壁を登ってギリギリ115系の6連が合うアングルの場所に三脚を突き刺すように立て、カメラを据えて待つ。数時間後、EF64 15+17の重連に牽かれた8373レが25パーミルの坂を下って宮野原の踏切に近づいてきた。ピン位置までモードラをフル回転させてこれを撮ったら、今年のシーズンは終わり。次の冬に行くかどうかは、年度が変わってからの再訪次第。
 翌4月上旬に訪れた時も8373レは運転があった。しかし、先月12両あったのが6両と半分になっていた。一気に燃え尽きた感に襲われて、以後信越山線に行く回数は減った。

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