栄子ママの箏だより

時々お箏のお稽古をしています。

ようこそ! 『栄子ママの箏だより』にお越しいただきありがとうございます。

2005年の夏、ふとしたご縁でブログを書き始めました。
今までお世話になった方たちに近況報告のつもりでほぼ毎日更新しています。
<坂の上の雲>の街に住んでバタバタと暮らしている<栄子ママのこと>を書き加えていきたいと思っています。

四季の眺め

2023-04-28 22:58:55 | お箏
午前8時40分の空に≪いってきまーす!≫と
10時間の外出。
久しぶりに
Rちゃんと過ごして

Nちゃんの作品を見せてもらったあと
オサンポもできた金曜日。

今夜の箏曲鑑賞は「四季の眺め」
【作詞者】殿村平右衛門
【作曲者】松浦検校・箏手付は八重崎検校
【詞章】
[春]
梅の匂ひに柳もなびく春風に 桃の弥生の花見てもどる
ゆらりゆらりと夕霞 春の野がけに芹蓬
摘みかけたる面白さ
[夏]
里の卯の花 田の面の早苗 色見えて
茂る若葉の陰訪ひゆけば まだき初音の山ほととぎす
一声に花の名残りを忘られて家づとに語らばや
[秋]
草葉色づき野菊も咲きて秋深み 野辺の朝風
露身にしみて ちらりちらりと村時雨
よしや濡るとも紅葉葉の染めかけたる面白さ
[冬]
野辺の通ひ路人目も草も冬枯れて 落葉時雨るる木枯しの風
峰の炭釜 煙りも淋し 降る雪に野路も山路も白妙に
見渡したる面白さ 



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