東日本大震災 ~記録・教訓・復興~

~東京・新宿より発信~

2016年 4月22日 熊本地震~避難生活と健康。

2016年04月22日 | 震災・平成28年熊本地震

4月14日 「熊本」で、M6.5、震度7の強い地震が発生。
4月20日 震災のエコノミークラス症候群などによる「関連死」が、地震の死亡者47人とは別に、11人に上る。
       足や体が動かしにくい状態が続く時、脚の血管に血の塊(血栓)ができて、
       肺の血管を詰まらせる「肺塞栓症」で、重症化や死亡するケースも多い。
       配膳の動きとして、東日本大震災をきっかけにメーカーと医師らが開発した、
       段ボール製の簡易ベッドが一部の避難所に入り始めた。別の災害でも使われ、
       快適に眠れる効果が確認されている。
4月21日 衛生状況の悪さから、ノロウイルスなどが検出された避難所もある。
       検出された避難所では、消毒が施され、感染の広がりは見られない。
       水不足のため、口腔内が不潔になりやすく、ウイルス性の誤飲性肺炎の発症も見られる。
4月23日 南阿蘇中学校の避難所で、28人がノロウイルスに感染した疑い。
       1人からウイルスが検出され、下痢や嘔吐の症状を訴える人が相次ぐ。
       17人が医療機関に搬送され11人は隔離中。
4月24日 避難所などで過ごす認知症高齢者への対応が課題となっている。
       介助する人手や周囲のサポートが足りず、十分なケアが難しいため。
       長引く避難生活は、認知症高齢者の症状を悪化させる面もある。
       介護が必要な高齢者らの避難先は、福祉施設などに設けられる「福祉避難所」が候補になる。
       現状は、指定した176か所の内、開設は37か所、受け入れ188人で、想定の1700人に及ばない。
       対応できる人手の不足などが原因で開設が遅れ、近隣住民と避難所で過ごすケースも。

4月26日 NHK[クローズアップ現代」で、感染症などに懸命に対峙する医師たちの姿が紹介される。
           
                 
4月28日 地震後に「めまい」などの症状を訴える患者が増え、「地震後めまい症候群」と見られている。
       有感地震が1000回を超え、地震が無いときも体のふらつき訴える人が増える。
       
女性が9割近くを占め、車中泊や避難所生活のストレスが発症の引き金になっている可能性。
       被災者の生活環境を早急に整え、ストレスや不安を軽減することが重要だと指摘されている。
5月19日 天皇、皇后両陛下が、被災者を見舞う。
5月28日 益城町が、「福祉避難所」として、トレーラーハウスを導入。
       対象者は、障害者、介護が必要な高齢者、妊娠中の女性ら。
       今後、約40棟を導入する方針。



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