東日本大震災 ~記録・教訓・復興~

~東京・新宿より発信~

「奇跡の一本松を、バイオリンの魂に」~震災一周年で献奏。

2013年04月11日 | 復興・奇跡の一本松

 バイオリンドクターの中澤宗幸さんは、大震災に際し自分が何も出来ないと重い心を持っていました。
 ある時、妻の「がれきの残骸は、生活の山…」との言葉に気付き、バイオリンの制作を思いつきました。バイオリンの材料は、津波で製材工場を流された友人が集めました。
 材料は、家の梁や、柱、床板などですが、表板の振動を裏板に伝える「魂柱」(こんちゅう)と呼ばれる重要な部材には、「一本松」が使われました。
 バイオリンは、3挺作られました。当初は「震災バイオリン」と呼ばれていましたが、その後、世界にも通じる「津波バイオリン」と呼ばれるようになりました。
 バイオリンの音色は、演奏者の思いが伝わるのか、深くやさしい音色です。
 震災一周年の慰霊祭でも献奏され、聴く人の涙を誘いました。
 その後は、「千の音色をつなぐ絆のプロジェクト」として、千人の演奏者に語り継ごうとしています。
 中澤さんは、日本各地で国際音楽祭などを企画したり、イギリス・ヨーロッパには毎月のように渡航してバイオリンの調整を行う等、内外に活躍されています。

 (参考:NHK・ラジオ深夜便を聴いて)


4月11日 福島第一原発~地下貯水槽汚染水漏れの経過。

2013年04月11日 | 原発・福島第一原発、経過

Dscf7535 Dscf7551 今月5日に最初の漏水が判明。
 その後、全部で七つの地下貯水槽の内、1~3でも漏水を確認。
 10日、東電の広瀬社長は記者会見で、今後は全貯水槽の利用を断念し、地上の貯水タンクなどに移し替える計画を発表。
 汚染水の移送は、6月初めまでに終える予定。 


4月4日 福島県・伊達市「だて市政だより」が届きました。

2013年04月05日 | 学習・3.11を忘れない

Dscf7229_2Dscf7230Dscf7231   届いた「だて市政だより」には、去る3月10日に行われた「復興の灯プロジェクト」の記事が特集されていました。3800余りの明かりが灯されました。
Dscf7236Dscf7234  記事には、「フェイスブックなどを通じて、このイベントのことを知った県外の人から届けられた瓶も有った」との記載も有りました。
 これからも、被災地の皆様へ思いを寄せ続けたいと願っています。