観測史上初めて震度7を記録した「阪神・淡路大震災」から、25年となり、神戸市などでは発生時刻の午前5時46分に合わせ、追悼行事が営まれる。被災地の復興はほぼ終わったが、住民らの世代交代が進み、震災の教訓の継承が課題となっている。
犠牲者6434人、住宅約25万棟が全半壊、避難者はピーク時31万人を超えた。復興住宅の高齢化率は5割超で、見守り活動が必要となっている。
東京・代々木公園の追悼会場では、震災25年にちなんだ250本のロウソクが、「1.17」の形に並べられ、約300人が参加。竹灯籠が並ぶ神戸市の東遊園地とネット中継で結ばれ、午後5時46分、両会場で一斉に火をともして黙とうを捧げた。
(参考:TV画像、読売新聞)