東日本大震災 ~記録・教訓・復興~

~東京・新宿より発信~

2018年12月12日 新宿区長さんの被災地訪問と、♪高原の駅よさようなら♪と、東京大衆歌謡楽団と、浅草神社の絆。

2018年12月14日 | 支援・04 新宿区

       
  ◆「新宿区長Facebook」より抜粋◆ 
(被災地写真・記事参照:新宿区長Facebook)
  12月12日、吉住健一新宿区長は、被災地に派遣した職員の激励と、受け入れ先への挨拶に、福島県浪江町を訪問。
  浪江町の職員さん達からは、復興事業の状況の説明を受け、来年度以降の派遣についての話し合いも行う。

 被災した、水素生産の拠点を建設中の場所、帰還可能地域と帰還困難地域の境目や、震災瓦礫を焼却してきた仮設の焼却場から復興工事で出た瓦礫を焼却するように転用されている焼却場を見たり、町立小学校の子供達が先生方の誘導で避難して助かった高台に設置された慰霊碑や、津波がすぐ真下まで来た場所から海の方を視察。
 新宿区は、宮城県の二つの自治体に職員派遣をして来ましたが、震災から8年近く経過し、復興の形が見えてきました。福島県の場合は、ようやく帰還が出来ると指定された地域から、復興作業が始まったところです。現地を訪問し、暫くは、お手伝いに行かなくてはならないと感じました。
宿泊は仙台だったので、浪江駅に着いてから、時間があったので散策したら、駅前に歌碑と歌が流れる仕掛けがありました。今日、一番の驚きでした!
  ◆♪高原の駅よさようなら♪と、東京大衆歌謡楽団と、浅草神社の絆◆
 この曲は、1951年(昭和26年)作詞:佐伯孝夫、作曲:佐々木俊一、歌:小畑実で発表され、大ヒットしました。作曲の佐々木俊一さんは、浪江町の出身です。  現代では、東京大衆歌謡楽団の30歳台の青年が、声高らかに演奏しています。
 YouTube動画   https://www.youtube.com/watch…
 演奏シーンは、浅草寺に隣接する浅草神社での奉納演奏です。月1回程の奉納演奏には、300人程のファンが集まり、終始、和やかで明るい雰囲気に包まれます。浅草神社には、被災地支援の募金箱も置かれています。