15日、原子力規制委員会の専門家チームは、福井県の敦賀原子力発電所・2号機直下の断層(破砕帯)を「耐震設計上考慮すべき活断層である」と断定する評価報告書を正式にまとめました。
これにより、2号機は廃炉に追い込まれる可能性が出てきました。
原子力規制委員会は、19日、7月に義務化する原発の「新安全基準」について、2段階で実施するように求める方針を決めた。
電源車の配備など重大事故対策の多くは、即時実施を求める。
中央制御室の代替施設である「第2制御室」のように設置や改修に数年かかるような安全設備は、実現まで5年間の猶予を与える。
「新安全基準」は、世界最高水準の安全性を目指して策定作業を進めている。基準を満たさない原発は、原則として運転できない。
(参考:読売新聞)
第2次内閣発足後初めての各党代表質問に対する答弁を行いました。
民主党・野田前政権の、2030年代に原子力発電所の稼働ゼロを目指すとした「革新的エネルギー・環境戦略」について、「ゼロベースで見直し、責任あるエネルギー政策を構築する」との考えを表明しました。
〔読売新聞〕 千代田区永田町の首相官邸前で、政府が運転再開の方針を決めた関西電力大飯原子力発電所(福井県)の再稼働反対を訴える市民グループらが抗議活動を行った。
「ツイッター」や「フェイスブック」などを使った呼びかけで集まった若者ら約1万1千人(警視庁調べ)が「原発はいらない」などと書かれた横断幕を掲げ、首相官邸前の道路約500㍍にずらりと並んだ。
午後6時頃から約2時間にわたって、「再稼働反対」「民意に耳を傾けて」などと声を張り上げた。 (6.23)
〔テレビ朝日〕 「ニュースステーション」で報道。(6/22)
〔文化放送〕 「夕やけ寺ちゃん活動中」で、「原発の抗議活動を公共メディアが取り上げないのは問題」として報道。(6/24)
※「ツイッター」や「フェイスブック」などを使った呼びかけは、3月頃から始まり、毎週金曜日に抗議活動が行われ、回を追う毎に参加者が増えている。