福島県浪江町、南相馬市の両原子力発電所は、地元の同意を得ることが難しく、運転再開のめどが立たず、建設計画を中止すると発表。
東北電力の海輪社長は、女川・東通原発については、再稼働に向けて安全対策を進めるとした。
計画中止の報告を受けた、福島県・佐藤知事は「建設予定地は地元の意向もしっかり聞いて、復興につながるように活用してほしい」と要望。
(参考:読売新聞)
福島県浪江町、南相馬市の両原子力発電所は、地元の同意を得ることが難しく、運転再開のめどが立たず、建設計画を中止すると発表。
東北電力の海輪社長は、女川・東通原発については、再稼働に向けて安全対策を進めるとした。
計画中止の報告を受けた、福島県・佐藤知事は「建設予定地は地元の意向もしっかり聞いて、復興につながるように活用してほしい」と要望。
(参考:読売新聞)
原子力規制委員会は、19日、7月に義務化する原発の「新安全基準」について、2段階で実施するように求める方針を決めた。
電源車の配備など重大事故対策の多くは、即時実施を求める。
中央制御室の代替施設である「第2制御室」のように設置や改修に数年かかるような安全設備は、実現まで5年間の猶予を与える。
「新安全基準」は、世界最高水準の安全性を目指して策定作業を進めている。基準を満たさない原発は、原則として運転できない。
(参考:読売新聞)
18日午後7時頃、福島第一原子力発電所の免震重要棟などで停電が発生。免震重要棟の 電源はすぐに回復し、原子炉の温度監視などに問題は無かった。
しかし、停電で一部の電源システムに異常が起き、1・3・4号機で使用済み核燃料の一時貯蔵プールの冷却装置が19日午前0時30分現在、停止している。
現在の温度上昇は小さく、管理上限の65度に達するまでに約4日間の余裕がある。
汚水処理装置も止まったが、原子炉の注水は継続し、周辺の放射線データにも変動は無い。
19日午後3時20分頃、二系統の内、一つの系統の電源が回復。
1号機が復旧と発表される。
19日午後4時頃、4号機が仮復旧。
20日午前0時過ぎ、1・3・4号機プール、共用プールの冷却装置が復旧。
2号機は、電気系統が異なるため、停電の影響は無い。
20日午後、停電の原因は、配電盤の端子に触れたネズミの可能性と発表。
(参考:読売新聞)
東電の発表は、停電から3時間余り遅れた。
停電の原因は、屋外で野ざらし状態の仮設配電盤の不具合と見られている。
停電は瞬間でも、各機器は停止し、再稼働は手動による場合があり、復旧の遅れの原因となるので、「監視システム」にも問題との指摘も有る。
電源のバックアップも設けられていなかった。
全国各地で震災による犠牲者の鎮魂と追悼の催しが行われました。東京・隼町の国立劇場では、午後、震災発生の時刻に合わせて、政府主催の追悼式が行われました。現在の震災被害は、震災関連死2601人、仮設住宅暮らし11万人にも及び、収束とはほど遠い状況です。政府は、2年目の節目に、仮設解消へ総力を挙げ住宅整備に矢継ぎ早に迅速策を打ち出すとの報道がされ、その実効性が期待されています。
私は、自ら立ち上げるサイトを通して、被災地に心を寄せ、震災発生時刻午後2時46分に黙祷を捧げました。
私にとっての「3.11」も思い出深い一日でした。
印鑑製作業者でつくる「全日本印章業協会青年部連絡協議会」が、復興を後世に伝える象徴にと、再生のために伐採された「一本松」を使って公印を作り、本日、陸前高田市に寄贈されます。
同協議会の会長さんが昨秋、一本松が伐採されることを知り、「印鑑は人が亡くなれば使われなくなるが、市の公印はずっと使われる」と発案しました。
協議会が彫る職人を募集して、「印稿」で審査し、新宿区の印章彫刻士の男性が選ばれました。
印章彫刻士の男性は、学生の頃から毎年東北を旅行しており、「絶対に彫らなければいけない」と応募しました。
男性が印の材料に刃を入れると、陸前高田市の民宿で受けた温かいもてなしや、海岸の風景が頭に浮かんだそうです。
(参考:読売新聞)