命の時間

ここにきて、またまた寒い日が続き、なかなか植物たちも大きくならず、
雨で畑仕事も進まず、なんとなく、「どうなっちゃうんだろうな～」と思い、
どんよりしていた今日。

満月だし低気圧だし、だるくて動きたくないなどと思いながら、
だったら温泉にでも行こうかなということで、相方に提案。
5時ごろ出かけようかということに決めて、その間、庭の手入れをしていたら、
先日植えたダイヤーズカモマイルやタイム、ヤロウに花芽がついていました。
寒い寒いと思っていても、植物たちは着実に自分自身を生きてるんだなと思い、
なんだか、やる気がなかったのが、元気になってきました。



それに、昨日とって来たヤマブドウの葉っぱを今日は天ぷらにしようと思ってたので、
温泉＆夕飯コースはやっぱり取りやめにすることに。
植物たちのおかげで元気になったから、引き続き庭の手入れをしていると、
1週間以上前に植えたナスタチウムが発芽しているではありませんか！
ナスタチウムの双葉って、両手を広げたみたいで可愛いのです。

他の双葉もたくさん出ていて、今日になって突然出てきたのかな？満月だし。
最近、昨日見かけなかったのに今日でてきた！
という発見が多く、それも楽しいです。

人間が「寒くてやんなっちゃうね」と言っている間にも、
植物たちは着実に命の時間を刻んでいるのです。

「命の時間」

ある写真集で見つけた言葉だけど、
森の中には経済の時間じゃなく命の時間があるというような文だった。
それに触れると、なんだか元気付けられたり勇気付けられる。

元気になったついでに、家の周辺を歩いて、
コゴミ、ハンゴンソウ、そして庭のスギナとヨモギを摘み
今日の晩御飯に。
昨日、相方がとってきたウドとコゴミをあわせてパスタを作り、
あとは、天ぷらにした。

採取したものばかりで、ホントに生命力をもらってる感じだ。
自然界に感謝。