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Earth Spiral

Survival&Creative life. 
大地と魂の声を聴き、自分の道を歩め

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最近はnoteに記事を書いていますので、Earth Spiralのnoteもご覧ください。
note Earth Spiral
星々のことば/猫の言い分/Plant Medicine/白魔術研究所ほか

薬草レメディづくり~漆かぶれ?

2017-10-22 | 薬草レメディ
【薬草レメディづくり~漆かぶれ?】

以前に、風邪の時の薬草ケア事例を書きましたが、
最近は粉にして摂取するってのがマイブームです。


先日は旦那さんが
「くちびるの周りがなんだか変!」
という原因不明の腫れ。

見た目にはわからないのですが、炎症起こしているには違いないので、
エキナセアにデトックス系のタンポポ根やウコン
その他をブレンドしたパウダーを作成。
出かける日だったので、3回分を紙に包んで作りました。



カプセルに入れて飲みやすくするという手もありますが、
時間もないしめんどくさかったので、
大人だったら我慢して粉で飲んでくれってことでw



結局、原因は特定できないモノの、わりと早めによくなってきました。
もしかすると薪仕事の時に漆を触った手で、
口の周りに触ったかも…ということで、漆かぶれかなぁ・・・。

*使う薬草によりますが、用法容量を確認しましょう。

(2017.6.22 フェイスブック:猫魔女道場より転載)

風邪と薬草

2017-02-09 | 薬草レメディ
インフルエンザや風邪、流行っていますね。

うちでも家族が先週からのどの痛みなどを訴えて、ハーブやヒーリングなどで対処しました。

●初期段階1~2日目
「ちょっと喉が変な感じ~」ということで、アキグミ酒などを飲んでみたようです。それでも良くならないので、喉の緊張をとるのにちょっとしたボディワークとヒーリング。
その後、熱は出ないものの、のどの痛みや違和感、頭痛とだるさが出てきたため、がっつりと、薬草茶を処方しました。仕事で使うのに頼んでいたハーブが届き、その中のベイベリーバークが症状にちょうど良さそうだったので、それを使ってブレンドを作成。
ベイベリーバーク
ジンジャー
シナモン樹皮
セントジョンズワート
トウガラシ(ちょっとだけ)
これらを見るで粉砕し、グツグツにて、最後にカモミールと菩提樹を加えます。最初の段階では、体内の毒素を出すのが大事なので熱性の薬草を使います。そして、頭痛もあったので神経系や身体の緊張をとり、よく眠れるように鎮静系のハーブも加えます。食事もスープなどにして少な目に。

●中期段階3~4日目
汗も出て少し楽になってきたとのこと。汗が出たから塩分補給しなくちゃ、とコーンスープにお湯を注ごうとしていたので、止めました(笑)。せっかくデトックスしたのに、それを飲もうとするとはナニゴトか! というわけで、梅干しと塩漬けしたショウガにお湯を注いで渡しました。
あとは体力を回復させ、自己治癒力を高めればよいので、薬草を変更します。
セイヨウジンセン(朝鮮人参みたいなやつ)
ビャクジュツ
エキナセア
無農薬みかんの皮
根っこ系は固いので、一緒に粉砕してグツグツ。粉にして飲んでもいいのですが、お茶の方がなんとなく温まるし、茶剤としました。滋養強壮、漢方だといわゆる補気(気を補う)薬的なものを使い、免疫力を高めるエキナセアなど。ご飯はだんだん普通量にもどる。

●後期段階5~6日目
ほとんど回復して、だるさは無くなり、喉が時々痰がでたり違和感。活動できるようになってきたので、あとは油断せずに無理せずにという感じ。
セイヨウジンセン
オウギ
エキナセア
シナモン樹皮
動き始めたので、また邪が入らないように、エネルギーを高めます。シナモン樹皮は体質にあっているような気がしたので、ちょっと加える。

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関係ないけど、ジャガイモがいっぱいあるので、最近ポトフばやりで、そこにいれるハーブ(オレガノとか)をゴリゴリするのに、乳鉢を使ってます。
上記のように漢方薬を使ったので、根っこ系ばかりで、樹皮も固いものが多く、薬研を買おうかと本気で探したのですが、細かく引くにはやはり電動ミルでいいか、と思いあきらめました。
しかし、エネルギー的には薬研でゴリゴリ、唄を歌いながら薬草をひくのが良いかと思います。
今回は、あまりなじみのない物や、身近にはとれないものもあるので、身近に代用物がないか研究したいところです。


薬草の焙煎

2011-01-11 | 薬草レメディ
今日は、薪ストーブの上に土鍋を置いて、
薬草さんたちを焙煎してみました。

西洋イラクサ(ネトル)
スギナ
クワ

そのまま飲むと、ちょっと青臭いので、
焙煎して香ばしくします。
土鍋でやると、ゆっくりなので、
掃除の片手間にやっても焦げずにできました。

いまひとつ甘みが足りないので、
何か別なものを加えてみたいと思案中。
黒豆がいっぱいあるので、
炒って、黒豆茶でもつくってみようかな。

***

それから、おやつに、鏡餅を割ったもので
おかきを作りました。
しかし、大きさがまちまちなので、出来はいまいち。
大きさがそろっていないとやりにくいです。


作り方はこちらが参考になります。
クックパッド

酵母化粧水の季節

2010-07-09 | 薬草レメディ
良い香りの花が咲き始めると、酵母化粧水の季節となります。
良い香りの花といっても、昨年やってみてよかったのは、
やはり、バラ科の花たち。

ノイバラとハマナスです。

ピンクの花は、今年、いただいてきて庭に植えたハマナス。
まだまだ、植え返したばかりで葉っぱの出かたもいまひとつだったので、
花は咲かないかなと思っていたら、けなげにも、次々に咲き始めまして。
実までつけさせてしまうと、体力を使ってしまうと思うので、
摘んで、化粧水を作ってみました。

酵母化粧水は、だいたい、発酵を始めて水が白濁してきたら出来上がりです。
ハマナスの花を引き上げて、搾ってみたら、ピンクの色素も出てきました。
でも、これは、自分の手で搾ったので、すぐに雑菌が繁殖しそうなので、
残りの化粧水には入れないで、このまま早めに使ってしまおうと思います。



ちょっと前には、ノイバラを仕込みました。





これも、良い香りに仕上がりました。

【花の酵母化粧水 作り方】

1.きれいに洗って滅菌したガラス瓶を用意します。
2.化粧水に使うお花を摘みとり、さっと水であらう(ゴミをとる程度)
3.ビンに入れて水(浄水器の水がよい)をいっぱいに入れて蓋をする。
4.冷蔵庫に2~3日いれておく。殺菌を死滅させます。
5.取り出して常温に置く。蓋を少しだけ緩めて空気を入れるとよいです。
6.基本が出て、白濁してきたら、酵母が活性化している証拠。
7.出来たら、醗酵が進まないように冷蔵庫に入れて早めに使い切ります。


カモミール茶

2008-06-02 | 薬草レメディ


ローマンカモミールです。
普通、売っているカモミール茶はジャーマンカモミールですが、
お友だちの畑にたくさん咲いていたので、摘んできて乾燥させました。
乾燥している間もいい香り。
1週間で、こんな感じになりました。

他の葉っぱものは、乾燥させるとシワシワだけれど、
カモミールはかわいらしいです。

スギナ茶

2008-05-22 | 薬草レメディ
友だちの畑を手伝っている。
そこはスギナだらけ。
邪魔な雑草扱いしないでおくれ。

刈って、畑にまけば草マルチになります。

そして、乾かして、焙じると、
美味しいお茶になります。
スギナは、水分が少ないので、
結構、早く乾燥できて便利です。
焙じたら香ばしくて美味しいお茶になります。




毒草は知っておかねば。

2008-03-15 | 薬草レメディ
「ドクゼリで重体 勧められ調理」というニュースが何日か前にありましたね。

ドクゼリ、トリカブトなどなど、
去年は裏磐梯でだいぶ見ましたよ(トップの白い花はドクゼリ)。
結構、花は魅力的で、実はおいしそうなんです。
写真は裏磐梯の3大毒草。
ドクゼリ、トリカブト、ヒョウタンボク。

トリカブト↓


ヒョウタンボク


ドクゼリは、花とか大きさを見てもなんとなくわかるけれど、
最終的には、根っこで見分けるらしい

セリと一緒に生えていることがあるらしいけれど、
セリよりもドクゼリのほうが大きいと思う。

記事によると「ガマの根みたいだから」と書いてありましたが、
ガマの根を食べるなんて、どこにも書いてないっす。

ガマって、葉っぱをクラフトとかに使えるんだね。

アロエの活用

2007-08-02 | 薬草レメディ
先日、夜に近所のうどん屋に歩いていく途中、蚊に刺された。
かゆいので、近くにどくだみでもないか探したが、
そんな時に限って見つからず・・・。
何か、効きそうなものは無いか探したところアロエが・・・。
少しだけちぎって、刺されたところにスリスリしてみた。
お店に入って、何を食べようか考えていたら、
すっきりかゆみがなくなっていることに気付く。

そして、昨日、家のアロエでも試してみたらやっぱり効果があった。

調査:
虫刺され、水虫などに絞り汁を使うことがあるらしい。
しかし、アレルギーのある人は発疹ができることも在るそうなので注意。

実験:
葉肉をそぎ落としビーカーに入れてペパーミントの精油を加えてみる。
それを塗ると、すっきり涼しくかゆみ止め効果倍増。
*アレルギーのある人、お肌の弱い人は注意。
試したい人は自己責任で。

コミュニティハーバリズム2

2007-06-05 | 薬草レメディ
(2007年に開催した講座のレポートです)

コミュニティハーバリズム1の続き
2日目は、早起きしてお散歩に。
朝からカッコウやら鶯が鳴き、みんなそれで目が覚める。
裏磐梯高原ホテル裏の弥六沼というところを散歩。
北海道でたくさん見たエンレイソウ(トリリウム)が咲き終わった後で、
独特の葉っぱの形を見て懐かしく思う。
*トリリウムはハーバルタロットにもフラワーエッセンスにもあるのね。
薬草としても使われる。延齢草っていうぐらいだから。

朝食の後は9時からワークショップ開始。
老舗のハーブガーデンがある曽原湖の奥に移動して、
日本の薬草を西洋ハーブを見る。
昨年、私がつくったハーブスパイラルのハーブたちも元気で、
ちゃっかり、スギナやヒメオドリコソウが生えていて、
かわいいから抜かずに共生させることにした。

まずは、好きなハーブを皆で摘んで、フレッシュハーブティーを飲みながら、
薬草の製剤法についてのお話、そして、バイオリージョンのお話をした。
あとは、楽しいプロダクト作成の時間。
昨日とって乾かしておいたヨモギ、スギナ、タンポポ根、カキドオシ、
東京の庭から持っていったどくだみで何をつくるかを検討。

タンポポは、もちろんフライパンで煎ってタンポポコーヒーに。
昨晩からつけておいたヨモギのチンキ剤はとてもきれいな緑色になり、
参加者のかたが摘んできてくれたスィートバイオレットの花と
ローズマリーの花を浸けこんだチンキ剤は薄紫の美しい色になり、
しかも、甘いバニラのような香りになった





お茶はいろいろなブレンドを試して飲んでみたり、
チンキ剤と浸剤でローション作りなどをした。

最後には皆で振り返りをして終わったが、大自然の中に浸り、植物の力を感じ、
さらに、今、自分達が置かれている時代や環境について思いをめぐらせたので、
言葉にならない感覚や消化し切れていないものや、いろいろ持ち帰ることができたと思う。

当たり前だと思っていたことが覆される混乱、
自分のなじみのパターンを変えざるを得ないことに気付いた混乱、
そんなものもあるのかもしれないが、
それは、更に自然と向き合い、地球と波長を合わせていくことで、
克服され、地球に根付いた人間になっていくのだと思うし、
そういうプロセスを、これからも、より多くの人とシェアしていきたいと思う。



追記
参加者のyumiさんのblog「シンプルにていねいに暮らすためのレメディ」
ワークショップの報告を書いてくださっています