ユニコーンの名曲、「ヒゲとボイン」(略称:「ヒゲボ」)は
勤め人なら誰しもが直面する苦悩を歌った名作。
ユニコーンには他にもサラリーマンソングが多数ありますが、
民生はもちろん会社勤めしたことは無かったやろうし、
しかも二十台半ばでこのへんの曲をを書いてるのが、今思うと凄い。
学生時代は特に意識もせず、コミックソングっぽく聴いてたんやけどな~。
僕のデスクのとなりの 痩せてるくせにボインは
花見の時にキスして それから何もない
これがボイン。
(しかし、「ボイン」って日本語何かすごいっすね。)
一方で、ヒゲは
社長は若いくせして ヒゲなんかはやしちゃって
で、この
アメリカ帰りで独身 何だその偉そなヒゲ
な社長に言われてしまうのだ。
女にうつつを抜かすと 私のようになれないよ
と。
あぁ 男にはつらくて長い二つの道が
あぁ 永遠に僕を迷わすヒゲとボインが 手招きする。
「ヒゲとボイン」という大胆なメタファーが意味するのは、
サラリーマンが常に悩み続ける選択肢。
ヒゲかどうか、ボインかどうかはともかく、
人生の普遍的な分岐点を見事に表現しております。
ただ、この曲の誕生から20年程が経ち、社会状況も色々変わってきました。
・・・現在、弊社の社長は
「アメリカ帰りで独身のボイン」であったりするのですな。
いやはや、なんとも。
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