エバ夫婦の山紀行ログ

道産子60代、四季を通じて主に夫婦で登った北海道の山を中心に紀行文を載せています。アウトドア大好き夫婦。

自由な時間管理は楽しいかも・・

2022年08月22日 | 定年後の生活
現役時代には出来なかった・・・
自由な時間管理は面白い

退職してまだ1年8ヶ月しか経っていないが、想定した「自遊人」とは違う方向もしっかりと
自遊人を楽しんでいるかも知れない。現役時代は、基本泊まりのシフト勤務。勤務時間に合わ
せた通勤を余儀なくされるし、出勤すれば時間管理が当たり前の仕事だったから、そんな生活
がすっかり身に付いてしまい、普段から時間にはこだわる生活になってしまった。でもそれは、
退職してからも必要な「時間管理」で、たとえ自遊人であったとしても、無駄に一日をダラダ
ラ過ごす事は自分の描く自遊人では無かった。


★ 強制と自由な時間管理の違い・・・
退職してすぐに地元のシルバー人材センターに登録した事は今でも意外だったと自分でも思う。
「自遊人を満喫するぞ~」と生き込んで見ても現実は先立つものが優先だった。年金だけで悠
々自適の生活は、遠い昔の話なのだ。それでも幸い夫婦二人が生活するだけならギリギリの年
金額を受取れるのは嬉しい。そこに遊ぶ・貯めるための稼ぎがどのくらい必要かを見極め、そ
れにあった仕事を探す事が求められたのだ。そこが理想と現実の違いで自分の読みの甘さだっ
た。

しかし、強制された時間管理と自分で描ける自由な時間管理はまるで違う。
「今日は、なにもしたくないから一日家に籠りテレビを見よう・・」
「今日は、山に行って木を伐採し薪を作ろう・・」
「今日は、汚れた車を洗車してワックスもかけよう・・・」
「今日は、孫たちが遊びに来る日。自分の予定はOFFにしよう・・・」
「今日は、シルバーの仕事だけど、終わったら買い物に行こう・・・」

今日は、明日は〇〇しよう・・・このすべてが自由であり自分で決める事の出来る時間管理だ
と思っている。仮に一日家に籠りテレビを見よう・・・と思った日も、いやこれを思い出し変
更するのも自由だし、作業が途中で終わってしまっても、明日もやろうと決めるのも自分なの
だ。何も決めない、何もしないではなく、これをしようと決めたらその時間管理を自分の中で
しっかり持つことが大切だと思っている。

想い描く理想の自遊人とは
与えられた環境の中でいかに自分を失う事無く気持ち穏やかに過ごせるか?・・・なのかなぁ
とまだ漠然としか浮かばない。人生色々。自分自身が、家族がいつ病気やケガをするかも知れ
ない。突然の認知症、予期せぬ地震・雷・火事・台風といった自然の猛威。今のコロナだって
そうであるように、この世の中いつも平穏無事と言う訳には行かないのだと思っている。

だからこそ一日一日が大切で、無駄にダラダラは悔いを残す生活に成り兼ねないと時間管理に
拘って、自遊人を模索中だ・・・。