エバ夫婦の山紀行ログ

道産子60代サラリーマン
主に夫婦で登った北海道の山を中心に紀行文を載せています。

晩秋の温泉岳(1578m)

2020年10月20日 | 山紀行 (十勝・大雪)
エバ夫婦、未踏1000m超峰シリーズ・・・
晩秋の秘湯岩間温泉と温泉岳(1578m)
■ 山 行 日     2020年10月19日(月) 日帰り
■ ル ー ト     石狩岳シュナイダー登山口~岩間温泉~東面直登沢ルート 往復
■ メ ン バ ー      夫婦登山 №31
■ 登 山 形 態      林道歩き&沢登り&ちょい藪漕ぎ (沢登り)
■ 地 形 図     1/25000地形図  「石狩岳」
■ 三角点・点名    三等三角点 点名「温泉岳 オンセンダケ」 地形図に山名無し
■ コースタイム    登り 4時間   下り 3時間(温泉時間は除く)
<登り>
05:45     駐車場出発
06:15     林道終点・沢渡渉
06:25~30  岩間温泉偵察
07:05     C920二股・左へ
07:20     C950東面直登沢出合い
08:10     C1150小さな二股・左へ
09:05     C1430小さな二股・右へ
09:45     温泉岳(1578m)頂上

<下り>
10:05     下山開始
10:25     C1430二股
11:40     C950東面直登沢入口
11:50     C920二股・本流出合
12:20~45  岩間温泉・足湯で終わる
13:30     登山口駐車場



GPSを元に地形図に移行したルート図です・・・

★ 触発山行・・・
いま挑んでいるエバ夫婦の1000mシリーズ・・・
目指す未踏1000m超峰は残り
116座となった。まだまだ果てしない数でもあるし、更に体力と技術と
運が必須の条件になりそうだ。そんな中、少しでも楽して登ろうとするなら人の辿った跡を追うのが一番な
のだ。

仮に人真似登山だとしても、未踏峰への道のりは緊張と興奮が入り混じり、最後に楽しかったと言える山行
だから、分相応に登れ一座ずつクリアが出来ているのかも知れない。時に7月に登った日高のソエマツ岳と
ピリカヌプリのように日高一の景勝地とも言われるヌビナイ川の遡行は、私たち夫婦だけで行けるレベルで
はなく、しっかりしたサポートがあってこそついて行けた遡行だった。
一日目10時間、二日目15時間、三日目9時間に及ぶ登行時間が物語っているように、未踏2座を踏破す
るだけでもこれだけの労力を必要とし、サポート無しでは成せなかった2座の重みを感じた山行だった。

温泉岳(1578m)は、石狩岳山系のニペの耳(1895m)から二ペソツ山(2013m)に伸びる南北の稜線上にある山で
地形図には山名の表記は無い。三等三角点の点名が「温泉岳」となっていることから角界の中で通称名で呼
ばれ幾つかの文献の中でも紹介されているので、1000m超峰の一座としてカウントした山である。
言わばマイナーな一座でここを目指して登ろうとするものは稀であると言っても過言ではない。そんな稀な
物好きが近くにちゃんと居るから見逃せない。

YAMAP名「みなみんみん」さんとその相方さんの二人。目指している山が、私たちと同じ北海道の1000
m超峰全山らしい。まだお会いしたことは無いが、山友を介して連絡が取れるようになり今は互いに切磋琢
磨して・・という関係なのが嬉しい。

温泉岳には、この10月初旬に登ったばかり。下山途中の秘湯・岩間温泉に入ったみなみんみんさんの背中
姿がなやましく、行くなら晩秋の今だろう・・・と触発された。
  



国道273号線から石狩岳登山口に入る林道出合の案内板を見逃さないよう走る・・・


約14㎞の林道は長いが、荒れていないので走り易く、各分岐には鎖が張られていて迷うことは無い。


唯一林道名が表示されていた分岐の林道標識


ここの約2㎞手前には、「ユニ石狩岳」に通じる十勝三股コースの登山口があるが、駐車スペースは3台ほどと狭い。


車なら100台は駐車出来そうな広い駐車場と簡易トイレがある。石狩岳の眺望も良い場所だ。

★ 前泊は、登山口で・・・
この登山口まで行くのは初めてだった。自宅から林道出合までの距離と登山口までの距離・道路状況など知
らない事尽くめ。不安を払拭するには明るい内に登山口まで行く事だと思い早めに家を出る。
途中で糠平温泉か幌加温泉で温まる予定だったが、日曜とあってかどこも満員状態で諦めることにした。

林道出合の標識に注視しながら国道273号線を北上すると小さくも真新しい案内標識を発見。予定してい
る石狩岳登山口まで14㎞とあった。林道は凸凹も少なく走り易かった。各分岐のコース外には鎖が張られ
ているので迷う事無く走ると最初に出合うのが、十石峠とユニ石狩岳の「十勝三股コース」登山口に着く。
整備されていて分かり易いが、駐車スペースは狭く3台ほどで満車と言えよう・・。
更に2㎞ほど進むと石狩岳のシュナイダーコース登山口に着く。すぐ手前には明日私たちが目指すルートの
「御殿大橋」のある林道も目にとまった。

寒風が吹く広い駐車場のどこに停めるか迷う程広いが、入り口付近にあった簡易トイレの傍に停めた。
目の前には石狩岳の雄姿が聳え迫力あったが、石狩岳まで4.5㎞の標識を見て意外と近いか?なんて思っ
たりもした・・笑

車を止めれば早々安着の儀である。ホテルハイエースの寝床を整えてビールで乾杯は恒例の行事だ。
ここはラジオも入らない秘境の地、コンビニの鍋焼きうどんを作りながら夫婦の会話に終始する・・・。
明日の成功を祈りながら20時には就寝となり家に居る時より長い睡眠で英気を養った。
空は満点の星も寒風とてんくらCがちょっと心配も目をつぶるもあっと言う間に爆睡体制のエバ夫婦である。


★ 中間に秘湯・岩間温泉・・・
4時の目覚ましも寝過ぎるほどにスッキリと目が覚めた。
予報通り寒風吹く貸切の広い駐車場がいっそう寒さを助長してトイレを終えると震えが止まらない・・
上空はまだ星空・・・石狩岳が微かにシルエットで望み、天気の兆しはあれどと余計な心配をする私だ。
始めてのルートはいつもドキドキ。でも頼りになる情報に勇気づけられて朝食はしっかり食べる事が出来た。

6時出発予定も5時45分にスタートする。
完全沢登りスタイルもカッパとヤッケを着て防寒に備えた。気温は恐らくひとケタだろう。足元は久々のピ
ンシューズを履きスパッツも忘れない。

御殿大橋を渡ってすぐの林道が半分以上崩壊し、これが通行止めの訳だがそれ以降の林道は車も通れる状態
だった。それでも2㎞ほど歩くと音更川の支流沢を渡渉する場面で林道は消滅し沢登りとなるので、歩くの
も良しと納得する。しかも沢出合からテープが頻繁に付けられていてそれを辿ると岩間温泉に導いてくれた。

ここが予定されていたルート上の中間に当たる場所で、1時間も掛からず呆気なく着いてしまった。



「御殿大橋」から登行開始となる・・・


凸凹の無い立派な林道だった・・・


沢に入るとこんなテープで導いてくれた・・・




ここが秘湯の岩間温泉だ!



























































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