エバ夫婦の山紀行ログ

道産子60代、四季を通じて主に夫婦で登った北海道の山を中心に紀行文を載せています。アウトドア大好き夫婦。

1000m超峰、夫婦の登頂写真集

2023年12月11日 | 1000m超峰夫婦の登頂写真集
道内1000m超峰 夫婦の登頂写真集

2008.03.19に登った増毛山地の「中ノ沢岳 (1189m) 」

★ エバ夫婦の自己満足集でもあります・・・
現在 (23.12.11) 進行形の目標「夫婦で北海道の1000m超峰を全山踏破」の登頂写真集を残そ
うと思い、新たに作って見たカテゴリーです。北海道を6つのブロックに分けて001~441まで順
登頂写真だけを集めてファイル化しようと思いました。それはある意味、全山登頂した事の証
でもありますが、作業を進めていく中で「登頂写真だけ」ならば、本当にそこがその山の山頂な
のか分からないものも幾つもある事が分かりました。また、目的の山に登る途中の登山路で別の
1000m超峰を通過する場合、登頂写真が無い場合もあり、その時の取扱いはOKとし公に認めら
れ無くても自己満足的解釈で済ませようと思ったところです。あくまで自分たちが撮った登頂写
真集であり、すべての山に対しGPSの軌跡がある訳でも無く、記録でさえ「後で作ったもの」
と疑われても確たる証拠は無いのかも知れません。

なのでこの写真集は、私たち夫婦の自己満足集でもある事を踏まえご容赦願いたいと思っており
ます。

※ 各ブロックをクリックするとそれぞれの写真集に移行します。 
  ただし、現在作成中のブロックもありすべてをご覧いただくまでには時間を要しますので、
  ご承知下さい。(随時、作成更新して行きます・・)

                             
                              ■ 最終更新日 2023.12.11

(1) 道南の1000m超峰             001~030     030座

(2) 札幌・道央の1000m超峰          031~082     052座

(3) 日高の1000m超峰 (上) (下)         083~189     107座

(4) 十勝・大(雪の1000m超峰 (上)(中)(下)    190~338     149座

(5) 道北・道東の1000m超峰          339~398     060座

(6) 樺戸・増毛・芦別・夕張の1000m超峰    399~441     043座

まだ未踏の山は「番号と山名」のみ表示しています。
【道南編】での、009. 冷水岳 (1175m)と030. 雄鉾岳 (1000m)は、登頂済みも写真が見付からず現在
は捜索中。また、015. 中白水岳 (1124m)は、白水岳への通過点で山名の表記は無く、写真は撮って
いなかったと思われる。029. 江良岳 (1010m)も大千軒岳の手前にある通過点のため写真は撮ってい
なかった事が判明。こうした事象は今後も出てくる可能性が出て来た・・。


★ 上文と重複しますが、作成中に思ったこと・・・
私がカウントしている北海道の1000m超峰は現在441座を数える。
そして今回、これまで踏破して来た登頂写真をファイル化しようとデータを集め始めたが、作業し
ながらいくつかの問題と疑問にぶつかってしまった・・・。
それは・・・
① 目指す山のルート上にカウントしている他の1000m超峰がある場合もカウントし写真が必
  要なのか?
② 登頂した記録はあれど写真が無かったり、フィルム写真でデータ化されていない場合は、登頂
  は自己満足で公認にはならないのか?
③ 登頂写真を載せてもガスやホワイトアウトなどで周りの景色が無い場合、実際の山頂なのか他
  者は分からない。夫婦二人で登った場合の証は何か?
④ 全山登頂とは、どんな方法でもピークを踏めば登頂なのか?
⑤ カウントの基準はひとそれぞれと言うが、果たしてそれでいいのか?

等々・・・

上に載せた「中ノ沢岳 (1189m)」の登頂写真は、増毛山地「暑寒別岳 (1491m)」の北西尾根上にあ
る山だが、標高点のみで地形図に山名表記も三角点も無い超マイナーな山である。
では何故カウントするのかと問われると、これまでは単に教本として来た著書を基本としたから・・
になってしまうが、その著者によると幾つかの文献に山名表記がある事を理由にしていた。私もそ
れに同感した訳だが、「西暑寒岳 (1413m)」も同じ尾根上で地形図には山名表記は無く三角点も無
いが、ガイド本的な幾つかの本には山名表記があったりする。

また、( 6 ) 写真集で芦別岳の本谷から新道コースへの縦走でカウントした山は三座ある。それは、
芦別岳・雲峰山そして半面山だ。芦別岳には過去5回登っていて旧道から新道、本谷から新道、新
道の往復でいずれのルートも芦別岳を目指す場合必ず「雲峰山と半面山」は経由するし、わざわざ
雲峰山や半面山を登る対象にする事は稀だと思う。勝手ではあるが、仮にこの山の登頂写真が無く
とも公認して欲しいと思った。同じ様な山はこれからも出て来ると思うし、一つ一つ調べたいと思
う・・・。



2009.09.13に登った「小夕張岳(1234m)」大夕張コース~金山コースへ巡回縦走した時の写真

★ 標識が在る無いで・・・
だんだん分からなくなって来た。
上の写真は、夕張岳金山コースの途中にある「小夕張岳(1234m)」での記念写真だが、この山に関
して言えば、地形図上には山名表記も標高点も三角点も無いポコ点に過ぎない。標高も1108mとし
ているのは児玉氏だが、地形図でも夏山ガイドでも1108m地点は小夕張岳の位置では無かった。
しかし、誰かが「小夕張岳」という山頂標識を付けた事によっていつしか定着し、カウントすべき
一座になったと想像出来る。また、このコースの先にあると思われる通称「風栄山 (1300m)」は、
実際どこに山頂があるかも分からず、その標高も 1340mとする文献もあるらしい。北海道の全山
1594座を制した故・児玉保則氏も正確な山頂は示せず、登山道の途中のこの辺を通過した事で登頂
と見なしカウントしただけなのである。風栄山もまた、山名表記は元より標高点も標識も三角点も
無い山で実際には幻の山と言わざる負えないところだ。
勿論、色々な文献を調べて何故ここに「風栄山」なるものと呼ぶのかその理由はあるだろうと思う。
だから安易に「まぼろしぃ~」と言ってしまっては凡人なる発言だから言及はしない。

基本的には、地形図に山名表記のある1000m超峰としているが、小夕張岳や風栄山のように山
名表記が無くてもカウントする山は多く、拘り過ぎると解決策に戸惑うばかりだ。なので今のとこ
ろ私もこの2座をカウントしたままで登頂済みとしている。