ブルータスな猫

昨日あまりの暑さでヤル気が出ず、せっかく届いた宅急便を放置していた私。



バチが当たって、今日はもっと酷暑となった。



外装の段ボール箱に入り込んで、色々期待しているジャスミン。



期待に沿うよう、私も頑張る。

何も知らずに通りかかったアリス。
自分のおもちゃのワンちゃんが、覗き込んでいる段ボール箱を見逃す筈もなく。



アリスはわ～い♪と飛びかかり、ジャスミンはワッ！と飛び出て追いかけっこが始まった。

さ、面倒臭いが、出すとするかな。



ずっと迷って考えて……、アリス（犬）にも自動給餌器を買ってやることにした。
ジャスミン（猫）が使っている型とまるで同じだと、本人たちは判別出来ないのではないか？



それも悩んでいたのだが、電池式はうっかり電池が切れたら大変だし、諸々考えて結局同じものとなった。



いっぱいの段ボールに嬉々と喜ぶジャスミン。
遠巻きに見ているアリスも参加してみる？



早く出してほしいそうだ。
それにひきかえジャスミンは、次から次へと楽しそうね♪



さ、これからが大変。苦手な設定だ。



でもジャスミンの器具と同じなのが強みだ。
読めば読むほどわかりづらい説明文をすっ飛ばし、図解の手順だけで、今回は割と早めに設定が出来た。



但し、違いがわかるように、ジャスミンの給餌お知らせが「メロディ」なのに対し、今回のアリスには「私の声」を吹き込んだ。

「アリス、ごはんよ～♪」



かなり大声で吹き込まないとダメで、本器に向かって大声で何テイクも繰り返す。
わらわらと私の周りに集まるふたり。

「違う！違うよ。　ごはん、って言ったけど…ごはんじゃないよ。」



設定したのは良いが、置き場所だ。
本当は、ジャスミンの食事処で一緒に並んで食べさせたいのだが、それはジャスミンのストレスになるだろう。

そこでケージの脇に置くことにした。
それには、ほんの７センチほどケージをずらさなくてはならない。



だからね、ジャスミン、ずらすには重くてだめなの。
どいてくれないかなぁ……。



ずらしたから、今度はタワーを戻したいんだけど……。



こんなふたりを相手にしながら…楽しくもあり……、まるではかどらない。



そして、ついでにジャスミンの時間設定も、夕食６時を７時に変更。
ジャスミンは、腹時計で６時前にはきっちりスタンバっている。



なぜかアリスも張り切って待っている。
みなさ～ん、夕飯は７時に変えましたよ～。

そして、待ちに待った７時。



ごはんを食べているジャスミンの耳に、アリスの給餌器の音が☆

あ？　こら！こら！！こら～！



うっかりすると、アリスに自分のゴハンを食べられていたジャスミン。
この時ジャスミンは、なんとアリスをしりぞけ、アリスのゴハンに手を出したのである！

アナタたち、どういうしつけをされているんですか！

慌ててジャスミンを抱きかかえ、自分の給餌器の前に座らせる。

さ、アリス、お食べなさい♪



ジャスミンの給餌器から盗み食い犯のアリス。
自分の給餌器なのに、尻尾を巻き込み、ビクビクしながら食べていた。

ごめんね。これは自分用のだから、これからは堂々と食べていいからね。



う～～む、アリス犯に対しては柵で防御出来たが、ジャスミン犯にはどう対処したらいいかなぁ……。=3


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