またしても待たされるのか……余計なことをしたのか……頭の片隅で悩んでいたら……、
いやぁ、今回はスピード解決しました。
昨夜の、あの後。
気づいたら、ジャスミンが冷蔵庫の上のバスケットの中に入っているではないか!
あ、いかんいかん。本にんのプライドもあるだろうから、そっとしておかないと。
案の定、私に気づかれたからなのか、すぐにバスケットの中から出てしまった。
何もこれ見よがしにそんな所で寛ぐことはないだろうに。お布団が敷いてあるバスケットの中で寛げばいいのに。
そう思いながら食器棚に居るジャスミンを見上げていた。
それから5分も経っていない。
え
ジャ~スミ~ン☆!
ジャスミンは私の気持ちを汲んだのだろうか。
背中のファスナーを開けて、小さなジャスミンちゃん、出てらっしゃい♪
一度使ってもらえれば、後は思い出した時に又使ってもらえるだろう。ヤレヤレ。
ところで私は、その時パソコンを打っていた。
振り向いたらジャスミンがバスケットの中に居たので、写真を撮ろうと慌てて席を立った。
私は立ったり…座ったり……。
それまで私の背中に張り付いていたアリス、
その都度、もたれていた背中がなくなって、
こんなことになっていた。
待たせてごめんよ~。
でも、アリスも座りづらかろうが、私も椅子の後ろ半分を取られているので、非常に座りづらい。
そこでお降り頂いた。
しばらくして、ジャスミンがやって来た。
あら!?
知らぬ間に、床にアリスの無言の要求が転がっていた。
しかも、整然と……。
そして私の足下を見ると、
アリスが、私のパソコンが終わるのを静かに待っていた。
ごめんよぉ~!気づかなくて。 はい! オカァサン、パソコン、すぐ止めます!
バナナと遊ぶのね。 はい!すぐ遊ばせて頂きます!
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