ジャスミンが急に思い出して以来、
猫ロッジの屋上にずっと置いてやっていたアマゾン箱に、入り浸っている。
この箱の大きさは絶対ジャスミンが好きだよね、と捨てずに置いておいたのに
ずっと無視されていたのだ。
いらないのかな？捨てるかな？という気持ちが沸き起こったと同時に、使われ始めた。
「猫のあるある現象」（勝手に命名）である。
あ、また入っている。
ん？と顔を上げたジャスミンの頬は、
ダンボール箱の寝押しがついていた♪
ところで、一昨日のこと。
足の痛みはまだあるものの、用事があって出掛けて来た。
平日の日中といえども常に混雑している我が路線だが、運よく椅子に座れた。
私の予想が的中したのだ。 この前の電車は停車駅が少ない快速急行。
私が選んだ電車は、２分後に発車する急行。快速急行より停車駅が多い。
急ぐ人はみんな快速急行に乗るだろうな。だから、今度来る電車はたぶん空いている。
やっぱり
車内もガラガラだった♪
私の向かい側に座っている女性が、バッグの中からマイボトルの水筒を取り出した。
私のと同じタイプだ。 アレって飲みづらいんだよね。開いたフタが鼻につかえるのだ。
なのでフタを抑えたり、フタを外して飲むしかない。
フタがもっと開くといいんだけど……。
すると、その女性、フタをパカッと開けた後、更にフタをグイッと押し倒した！
え？ えええ～？ そんなことが出来るの？！
いやいや、私の水筒、セール品だったからそんなことは出来ないんだろうな。
家に帰って、あまり使うことのなかった水筒を戸棚から出してみた。
そして、早速フタをパカッと開けて……その後、フタをグイッ！
あれ、ま☆！ 開くの～？？！
や～だ、知らなかった！ 世の中、私の知らないことばかりだ！
水筒に水を入れて、飲み口を口にしてみた。 うむ、フタは鼻には当たらない。
な～んだ、そうだったのか☆ 使い勝手の悪い不良品と思っていた。
でも、コップタイプのマグボトルと違って、ボトルの肩口に飲み物が溜まるので
かなり仰向けて飲まなければいけないのが玉にキズ。
ジャスミンは、今日もアマゾン箱にハマっていた。
ん？ ジャスミ～ン、珍しいねぇ、舌が仕舞い忘れていますよ～♪
外は酷暑だというのに、今日もノンキな我が家です。
いっやぁ～、それにしても私の目から、いったい何枚ウロコが剥がれることやら。
きっとまだまだ分厚くウロコがくっついているに違いない。
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