実は前々から気になっていたのだ。
私の冬の喪服。
型が古くて、その上サイズが合わない。
肩パッド時代のシロモノである。
当時、急に必要になり、慌ててデパートのフォーマルウェア売り場に駆け込んだ。
その時、唯一気に入ったのが、私のサイズよりワンサイズ大きいのしかなかった。
店員さんが言うには、フォーマルウェアは一生ものです。今に太ってきますから大丈夫です、とのこと。
それもそうか、と買ったのだが、幸か不幸か私は太らない体質だった……。
一生ものの筈のフォーマルウェアにも、肩パッド時代は終わったのだ。
6年前の母の葬儀は6月だったので、それは新しく買っていたのだが、冬には向かない。
ちょうど今のセールのシーズンに用意しておこうと、ちょうど探していた時である。
よもやまさか、このタイミングですぐに必要になるとは思わなかった。
これで全シーズン、備えあれば憂いなし、である。
でも、喪服を着る機会は出来るだけ来ないことを望む!
ところで、母の3回忌の時のこと。
法事で兄の家に泊まった。
親戚からお香典を頂いたようだ。
ソファに座っていた兄が、封筒を手にして「おい。」と言うと、義姉(あね)が「はいはい。」と言って
一冊のノートを持って来た。
それは何?と聞く私に、兄は「慶弔見舞金をメモっているノートや。」と言った。
ヒェ~! あの兄に、そんな几帳面なところがあるのかとびっくりしたのと同時に、
「おい」といえば「はい」とわかる夫婦なればこその連携プレーに、ホレボレと見直したのである。
そうか、ノートをつけていると次回の時の参考になる。真似てみるかな、そう思ってみただけ、早や3年。
本当に見直すのは、私の性格と生活態度かもしれない。
そして、さっきからジャスミンが糸と戯れて喜んでいる。
出掛ける寸前に、コートのボタンのブラブラを慌てて直そうとしている私なのだ。
ジャ~スミン、オカァサン、急いでいるんで、お願いだからあっちに行って。
ところで、見直した♪といえば、今朝のアリス(犬)のこと。
アリスに追いかけられていたジャスミン。
うっかり風呂場のドアを開けておくのを忘れていたので、ジャスミンは行き止まり。
するとアリスはそれ以上追い詰めないのだ。 待っている!
ドアを開けてジャスミンが逃げこんでから、近づいた。
しかもわざわざ手の届かないところから。
そう、きっとそれが遊びのルール♪
何も考えていないと思っていたお子ちゃまアリスは、いつのまにかちゃんといい子になっていた
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